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今回腰部脊柱管狭窄症と診断されました。MRIの画像によると脊椎が相当傷んでいます。
リハビリで腰部牽引を行っていますが
牽引治療は不適切でないかと言う医者もおられるようですが如何でしょうか?

もう7,8年前から数回腰椎ヘルニアと診断され治療しましたが、その時は直ぐに治りました。今回はもう発症して2ケ月になりますがそれまで普通にウオ-キングができましたが牽引治療を3週間位始めてから一週間前位から
普段は症状がありませんがウオ-キングで歩行すると足がだるい痛さで、ベンチに座り休憩をすると良くなってまた歩行ができます。そして症状は回復しません。

医師は老齢(68歳)から来る骨の劣化と言われました。MRIを見ると脊椎の間隔が少なく圧縮された状態で普通脊椎管には水分があり白く写っているそうですが、私の場合は黒く写り水分が無いようです。
今30Kgで牽引をしていますが少し不安になってきました。
なにか他に良い治療法があれば教えて下さい。

A 回答 (2件)

>普段は症状がありませんがウオ-キングで歩行すると足がだるい痛さで、ベンチに座り休憩をすると良くなってまた歩行ができます。

そして症状は回復しません。

腰部脊柱管狭窄症(LSCS)の典型的な症状ですね。LSCSの保存療法は数年単位でかかることがほとんどです。ですから現役労働者や気の短い方はなかなか腰を据えて治療に取り組めない方が多くいらっしゃいます。病院では基本的にお薬(非ステロイド系抗炎症剤、PGE1製剤)、牽引や電気治療などのリハビリ、最近では末梢性神経障害性疼痛治療剤を追加処方することが多いです。


LSCSは上記の保存療法がまず試され、以下のような条件で手術を検討します

・重症度
・直腸膀胱障害
・耐え難い痛みが四六時中続く
・生活や仕事に著しい影響がある
・どのような保存療法も効果が見られない
・著しい下肢筋力低下が認められる

あとは主治医の見解である程度左右されますので、よくご相談されることをお勧めします。


>牽引治療は不適切でないかと言う医者もおられるようですが如何でしょうか?

牽引治療には大きく二つの目的があります。

1.骨と骨の間を広げ、患部の物理的ストレスを低減させる
2.筋肉などの軟部組織をストレッチを目的とし。患部の血行改善や筋緊張の緩和を図る

などです。しかし1に関しては昔の考え方に基づく牽引治療で現在においてはエビデンスはないと思われます。個人的には2であればそれなりの効果を期待できると思います。現にPGE1は血行改善を目的にしていますので、牽引や電気治療もある一定の効果をあげられると思います。ただ、2を目的にするのであれば30kgは少し強すぎるかなと思われます。貴方がどのような体格かわかりませんがどんなに体格が良くても20kg以上はいらないと思います。貴方の年齢で一般的な体格でしたら10~15kgが妥当ではないかと思います。リハビリを行ったあと痛みが増したり、なにか不都合はありませんか?もしあれば直ちに係りに言ってキロ数を下げてもらいましょう。もしなんともなくても、主治医に相談されてみてはいかがでしょうか?


>なにか他に良い治療法があれば教えて下さい。

あと有効な治療方法としては鍼治療です。鍼は治療の持続効果も長いので、週一回ほどの施術でも十分効果を出せます。病院の治療(お薬、リハビリ)との相乗効果も望めますので、病院の治療と並行して行 うようにしましょう。また鍼とは揉んだり、押したり、捻ったりはしないので実は体に一番やさしい治療方法になります。ただ、中にはマッサージや整体のようなことをしたがる施術者もいますから、 「自分はLSCSなので鍼治療だけお願いしたい」 旨しっかり伝えておきましょう。

他には整体、カイロは厚労省からLSCSの施術は危険であるとの警告が出されております。接骨院(整骨院も同じ)は打撲や捻挫などケガ専門の治療院です。慢性腰痛は専門外ですからご注意ください。


ご自分ではウォーキングに腹筋背筋の筋トレですが、背筋はコツがありますので必ず病院での指導を受けてください。そのほかの運動についても主治医に確認をとってから行うようにしましょう。LSCSにおいてウォーキングは症状の指標になります。 「今日は○分歩いた、そのうち休まず連続で○分歩けた」 という記録を日記なりカレンダーにつけておきましょう。キロ数は目安になりにくいので時間がいいと思います。それを昨日今日で比べてもあまり意味がないので、一か月後、三か月、半年、一年と比べて見ましょう。症状や治療効果の目安になりますのでぜひ実践されてください。


最初にもお話いましたが、LSCSは非常に治療期間が長くかかります。実はお薬やリハビリよりも “根気” や “忍耐” が一番必要になるかもしれません。主治医とよく相談されてしっかり治療に取り組まれてください。

長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。
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脊柱管狭窄症は腰部の疾患でリハビリによる改善が難しい疾患です。

(改善しないとは言いません)
また歩行の症状が改善しないとありましたが、脊柱管狭窄症の代表的な症状で間歇性跛行といい、歩行していると歩けなり、しばらく休むと歩行できるようになることです。
一般的に腰痛に対して牽引の効果はあるという方と否定する方もいて、エビデンスはないといわれていますので、狭窄症に対しても効果が出るかは疑問です。
狭窄症の問題点は脊柱管が狭くなり神経を圧迫していることが根本的な原因です。それを改善しないと変わることは少ないです。しかしながら、この状態より悪化させないようにするためには腰椎周囲の筋力を鍛えておくことです。狭窄症で手術を受ける方が多いですが、術後の症状が変わらないのはここにあります。(ヘルニアもそうです、術後に再発する方がいます)今後手術を受けるか否かは別にしても、腰椎周囲の筋力を鍛えておくことは無駄にはなりません。
また、歩行していて歩けなくなる原因に下肢筋力の低下もあるかもしれません。その詳細については整形外科を受診しリハビリを受けるようにしてください。
お大事にしてください。
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