1)生物学初心者のぺーぺーです。
2)生命科学を研究してらっしゃる方は、日常の会話で、
「遺伝学的に」
「細胞学的に」
「生化学的に」
「神経科学的に」
etc…
という言葉を使われると思います。
3)使い方としては、
例えば「遺伝学的に」なら、
◯◯の病気の原因は××(遺伝子名)にあることが「遺伝学的に」わかってる
とかではないでしょうか?
(変だったらすみません)
4)この言葉に含まれる意味としては、
例に習って「遺伝学的に」なら、
たとえば、病気と遺伝子の関係が以下のような実験で証明されている、
ということではないかなと思います。
・病態サンプルの遺伝子には変異が認められる
・ミュータントラインは必ず発症する
・ミュータントに野生型遺伝子をレスキューすると症状が改善する
5)このように、「~学的に」は、
その分野での研究方法や対象および関連することを記述する際に、
ある前提をもって使われると思います。
6)ですが、それらの境界が区別できるには相当の経験が必要だと思われます。
私の場合、
ミュータントの脳切片イメージング・行動解析・電気生理を調べた結果、
細胞内の△△カイネース活性化が□□の原因だとわかった
のような論文を読むと、
結局、ナニ学的なことがわかったかちんぷんかんぷんです。
7)みなさまにおかれましては、
普段どのよう使い方・区別の仕方をしていらっしゃいますでしょうか?
アドバイスよろしくお願いいたします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>ミュータントの脳切片イメージング・行動解析・電気生理を調べた結果、細胞内の△△カイネース活性化が□□の原因だとわかった
まあ、あえて言うなら遺伝学的に、でいいのでは?あまり使わない表現な気もしますが。
たぶん、その表現を使うケースがズレてると思いますよ。「遺伝学的手法により、△△カイネースの活性化が、□□の原因となっていることがわかった」って、そんなに違和感ないでしょう?んで、より詳細な実験内容について聞かれたら、「脳切片イメージング・行動解析・電気生理」の手法を用いました、って答えるケースが大半だと思うのですが。
まあ、私であれば、先の文の「遺伝学的手法により」のところは、「ミュータントマウスを用いたin vivoの研究で」って表現します。ヘタに○○学的に~なんて使うと、余計分かりにくいと思いますが、そんな表現を使う人が身近にいるんですか?
あと、細胞学的に、なんて表現は聞いたことないですね。細胞レベルで、とかならちょくちょく使いますけど。
お礼遅くなりました。
>○○学的に~なんて使うと、余計分かりにくい
なるほど。さらっとより具体的なことを言えばいいんですね。
>細胞レベルで、とかならちょくちょく使います
なるほど。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
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