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当方、趣味で日本文化について調べております。
東アジア圏では「諱」という文化があるそうで、ひとつ気になったことがあったので質問させていただきたいことがございます。

安倍晴明という平安時代の陰陽師の名前は予てから知っているのですが、
この場合彼の諱は「晴明」で正しいのでしょうか。
また、「晴明」が諱であるなら仮名や通称がある筈ですが、当時彼はなんと呼ばれていたのでしょうか。

ご回答いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

 安倍晴明の諱である「晴明」の読み方って確定していなかったと思います。


 (はるあき・はるあきら など…。)

 諱を使わないのは、呪殺を恐れてという理由もありますから、陰陽師たる晴明の本当の読みが不明なのも当然かも知れません。

 「せいめい」という読み方は、有職読みだったかと…。
 (敬うべき古人の実名(諱)を音読みにして敬意をあらわすこと。)
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E8%81%B7% …

 また、有職読みとは厳密にはいえませんが、読み方が分からない個人に対しても便宜上、音読みする事があります。

 まあ、音読みは鎌倉時代以降に整理統合(1字に30音以上あった物もあった)されていったので、現代では使わない様な読み方だったかもしれません。

 晴明の出生伝説「葛の葉」にて、幼い晴明が「童子丸」と言う名で登場します。
 (もしかすると、これが晴明の幼名(親などが呼ぶ通称)だったのかも知れません。)

 おそらく、一般的な呼称では地位や役職(穀倉院別当や播磨守)を付けて呼ばれていたと思います。
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諱は「晴明」で正しいでしょう。


質問外のことですが、他の方が言及されているので一言。
晴明に限らず諱の読みは分からないことがほとんどですから、有職読みが無難でしょう。

通称・仮名については不明のようですね。
他人に呼ばれていたとすれば、主計助などの官職だと思われますが、『御堂関白記』や『中右記』などの日記では「晴明」と記されています。
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はるあき と読むのが本名(諱)で、せいめい が通称。



藤原定家(さだいえ & ていか) などと同じ


  だったと思います。
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