生後3ヶ月の子を持つ新米母です。
出産前に手にした本、
産経新聞「新赤ちゃん学」取材班編集『赤ちゃん学を知っていますか?』新潮社,2003
の内容について、どこまで実践してよいものかと悩んでいます。
というのも、その内容があまりにも先端過ぎて、母子手帳や日本で手に入る育児書の指南とかけ離れているんです。
例えば、2001年「全米小児科学会が2才以下のテレビの視聴の禁止を勧告した」「全米小児科学会が6ヶ月以下の母乳哺育の赤ちゃんに一切の果汁を与えることを禁止した」「1才までは母乳のみで十分であり、離乳食はそれを過ぎてからが望ましい」・・・といった具合です。
ただこの本が新聞記事の寄せ集めという性格からか、裏付けが不十分で、何故ダメなのか、という根本的な原因究明については不十分かつ曖昧なまま・・・。
なのに突然、アレルギーやアトピーという仰々しい言葉に飛躍、帰結するので、納得する以前にただただ恐怖感を煽られます。
どれを取捨選択するのは親の責任かと思いますが、「全米小児科学会が○○の禁止を勧告した」とおどろおどろしく強調されると、どうしても不安になります。
もし赤ちゃん学をご存知な方や参考にされた経験のある方がいましたら、何かアドバイスをいだたけると幸いです。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
私は『赤ちゃん学』は知りませんが。
。。私は北米で育児をしています。最初の子供が生まれるころ、日本の育児書と英語の育児書を読み漁りました。そうすると、なんとたくさんの相反することが書いてあることか!!!
妊娠するずっと前に、うちの犬が子犬を産みました。おどろきました。あんなあまやかして育てていた犬なのに、子犬の匂いをかいだとたん、母親になりました。おっぱいやおしっこ、うんちの世話をするのは知っていましたが、子犬をそのままうちで飼いつづけることにしたのですが、なんとしつけまでしていました。断乳も子犬がまだほしがるのに、だんだんあげる時間を減らしていってました。
最初の子が生まれて、右往左往していたときに、友人の助産婦さんに、『動物としての直感を信じて育児してください』というカードをもらいました。
ここで私なりに育児に対して悟りました。人間とてしょせん動物。動物としての母性本能があるのだから、子供を育てる一番大事なことは私の体が知っているにちがいない、と。いろんな育児法が紹介されていますが、情報は情報としてあつめていますが、自分と自分の子供との相性もあります。そのバランスできめていけばいいのだと。たとえば、『ミルクより母乳のほうがいい。』というのがありますが、母乳によって母親が体力を消耗しストレスをためるぐらいなら、ニコニコ笑顔でミルクをあげたほうが子供にとってよいですよね。(私は完全母乳にこだわるあまり、新生児の子供を脱水状態にしてしまいました。(出産の体力消耗が激しくて、母乳がなかなかでなかった。ミルクも砂糖水もあげなかった。))
質問に対する回答でなくて申し訳ないのですが。。。
貴重なご回答ありがとうございます。
異文化の中で育児をされているとのことで、子犬の話も含めとても参考になりました。
偶然にも先日アメリカ人と中国人の知人と育児について話す機会がありました。産まれてくる赤ちゃんはヒト科で同じはずなのに、お国柄での劇的な差異にずいぶんと驚きました。
この狭い日本だけでも情報の嵐なのに、そこに世界の情報も加えたら本当に、きりがありませんね。こちらでの常識があちらでは非常識であり、またその逆も然り。
そこで頼りになるのは、yowさんがおっしゃるように動物としての直感、でしかないのかもしれません。
極論ですが常識が非常識でしかないのならば、どんなことをしても子は育つ、ということですもんね。
私も出産直後、母乳信奉によって精神的に随分追いつめられ、一時的にですが子供の体重を減らし、看護師たちから責め立てられたことがあります。(今は順調にやってます。。)
「ニコニコ笑顔」、素敵な表現ですね。様々な情報をゆるやかに受け入れ選択しつつ、ニコニコ笑顔で育児をしていこう、と思いました。
どうもありがとうございました☆
No.2
- 回答日時:
こんばんは うちは参考URLの先生の著書の中から、「あかちゃんの進化学」という本を読んで実戦してますよ。
上の子は今1歳11ヶ月ですが、今通っている保育園で除去食が無い「食物アレルギー」のはうちの子ぐらいです。 どうして他の子のアレルギーの有無が判るかと疑問かもしれませんが、保育園に良くと共通の献立表が各名が記された人数分貼ってあり、食べられない食材が赤で記入されていて、該当するメニューが消されているので判るんです。うちの子は他にも、「シアーズ博士夫妻のベビーブック」と言う本も参考にしながら、育てています。この本にはアレルギーを的確に回避する方法と、危険な食材と安全な食材のリストが記載されています。シアーズ博士は全米小児学会の会員です。
うちの子は今は他の子と比べて、成長が遅れているようには見えませんし、肌も綺麗でちゃんと鼻で息をしているし、すごく良いと思います。
今は木の実(ピーナッツ等)、軟体動物(タコ、イカ、貝等)、甲殻類(エビ、カニ等)、ソバ、チョコレートが含まれるもの以外は、普通に与えています。(アレルギー反応を起こした時に危険な食材のリストは、ベビーブックに記載されています)
親が1歳~1歳半ぐらいまで離乳食を我慢して、5歳ぐらいまでの食生活に気を付ければ、子供が将来健康に育つ可能性は確実に高くなると思います。 一旦アレルギーになっても治る子もいますが、大人になっても治らない人もいます。
私の住んでいる市の、保育園の定期検診の判定所には、「アトピーには、根治療法は無い」とハッキリ記載されています。
「赤ちゃんの進化学」を読めば、あなたが疑問に思っている、早期離乳食によるアトピーになる裏付け、メカニズムがハッキリと判ると思います。
またこの本は、かしこい赤ちゃんの育て方と略同じ内容ですので、疑問を生じた場合は参考URLの中にその答えがあります。
子供が食物アレルギーになってしまったら、子供には食材を見分ける能力が無いので、すごく危険だと思います。
例えば、他所でもらったお菓子を食べて発作を起こすかもしれません。 小学校の先生も全てが問題に詳しいわけではありませんので、「給食を残すな!!!」と言って、無理矢理食べさせるかもしれません。 事情を知っている担任の先生だって休む日もあるでしょう。
少なくとも、早期に離乳食を与えて子供を育てた経験のある人や、アトピーの子を持っている人の食事に関する育児方法は、全く参考になりません。話し合っても喧嘩になるだけです。
今下の子は一ヶ月ですが、同じ方法で育てます。
ここには書ききれませんので、詳しくは本を読んでみてください。 たった2冊の本で何十年もの病院代が浮くと思えば安いもんですよ。
では、お子様の健康をお祈りします。
参考URL:http://www.nishihara-world.jp/
丁寧なご回答ありがとうございます。
早速西原先生のURLに飛んでみましたが、なるほど「赤ちゃん学を知っていますか?」の内容に近いものがありました。まだ本は読んではいませんが、科学が進展していくにつれ、常識というものは覆されていくものなのですね。
ただ、私だけかもしれませんがかなり過激な印象を受けました。
tbrownさんがおっしゃるように最近の子供には食物アレルギーが多いからこそ、そこまでの厳重注意が必要になるのかもしれませんが、取捨選択する親としてはもう少し、おおらかに育児を進めていきたいと思いました。
アレルギーも心配ですが、その他の病気や事故など赤ちゃんの命の危険を考えたらきりがありません。
しかしながらtbrownの貴重なご意見に感謝します。お子さまが健康に育っているとのこと、それだけでも並大抵のことではないはずです。私自身も様々な情報を掻き集めながら、子供に向き合っていこうと思いました。
どうもありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
こんにちは。
はじめてのお子さんで毎日が手探りの状態で過ごされているものと思います。
「赤ちゃん学」って初めて聞きました。
私も出産前後には色々な育児書を読み漁りましたが、きっとその頃はまだ登場していなかったものなのでしょうね。
rei604さんが挙げられたいくつかの内容からも、確かに現在の日本の育児法からは過激なように感じます。
個人的にはテレビは見なくてすむなら見ないほうがいいと思うし、私は母乳育児でしたが離乳食を始めるまで果汁などは一切あげていませんでした。(果汁に関しては面倒だったというぐうたら母です・・・)
離乳食もあげてはいましたが、実際に1歳半で断乳するまでは母乳中心でほとんど食べない状態でした。
そういう意味では「赤ちゃん学」を実践されても特に問題はないと思います。
うちの子も3歳ですが、元気いっぱい育っていますので。
ただひとつだけいえることがあります。
世の中には育児法は数え切れないほどありますが、あなたのお子さんにあった完全なものなどひとつもありません。
お子さんの育児法はお母さんであるあなたが作り出すものです。
世に出回る育児法はあくまでも参考書です。
育児法に振りまわされるのではなく、育児法を利用してお子さんを育ててくださいね。
なんかちゃんとした回答になっていなくてすいません・・・
早速のご回答ありがとうございます。そうなんです、自分では寝ていることしかできない非力な存在を前に、親としての責任を痛感しつつ、毎日が手探り状態です。
ネットで検索したりすると、○○式や○○法など冠がついた育児法から個人サイトのママのまで、まさに千差万別で、それらに振り回されていたらきりがないですよね。
危うく「全米~」と名の付く権威に振り回されるところでした。チボオさんがおっしゃるように、様々なものを参考にしつつ、私自身の育児法をゆっくりじっくり探っていこうと思いました。
ここに質問して色々な方の意見を聞くことができてよかったと思います。どうもありがとうございました☆
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