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最近経済のことに興味がいきはじめてニュースとか見だしたんですがどうもわからないことがいろいろあるんでちょっとド素人丸出しの質問で申し訳ないんですが質問させていただきます。

1、日銀の作った金というのは銀行等に「貸す」という形で世に出回ると思うのですが貸すということは借りた側は結局返さないといけないわけでそれを繰り返していっても日本全体のお金は増えないように思うのですがなぜ増えるんですか?
それともどこかとんでもない勘違いしてますか?

A 回答 (3件)

直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトに関連質問の回答があります。



ご参考まで。

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=26343
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。参考になりました。同じような質問した人いたんですね。

お礼日時:2001/05/02 02:41

http://www.finac.net/yogo/0019.htm

詳細な説明は、参考URLの「金融政策」で説明されています。

参考URL:http://www.finac.net/kouza/108fin.html
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。伸縮自在のゴムですか。なるほど。URLもかなり参考になりました。私にとっては都合のいいページです。ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/02 02:45

まず中央銀行(以下,日銀)から市中銀行(以下,銀行)への「現金=目に見えてる金のことね,貴方の財布に入ってるそれ」の受け渡しは,


(1)銀行が「公定歩合という金利」で借りる.
(2)銀行がもっている債券=価値のある紙切れで,約束してある期日に現金(A万円としましょう)と交換できるモノを,日銀が現金と交換する.交換する際には,将来の約束期日にしか現金にならないモノを,いま現金に換えてあげるんだから,銀行には,A万円を少し割り引いた現金が渡される.この割引率を公定歩合とも呼ぶ.

さて,あなたはいま(1)のケースで考えています.当然,「貸したカネ返せよ」です.いや,もっと正確には,「貸した「現金」返せよ」です.説明しますが,単純にカネと言ってしまってはわけワカメになります.日銀が貸した現金=市中に出回る事になった現金が100万だとしたら,100万以上には市中に「現金」はでまわりません.でも,市中で流通する「カネ」は100万以上になります.ここで,おきづきでしょうが,カネとは「現金+何か」なのです.通常は,カネの流通(量)の事をマネーサプライといい,「現金+いろんな預金」で定義します.つまり,日銀が,銀行に100万の現金を貸すと,金融プロセスを通じて「預金が創出」されていき,カネが増えるのです.では,その金融プロセスとは何でしょうか?金融とは,資「金」の「融」通ですから,資金の貸し借りの都合をつけることです.これが銀行のお仕事の役割の一つです.いま,一つの資金融通のストーリーとして銀行間でお金が貸し借りされる場合を考えます.

日銀から現金100万を借りたA銀行の口座には,100万と言う数字が残ります.ここでa円だけ日銀用口座に残して(法律で決まってます),100-a万をB銀行に貸し出します=B銀行のA銀行との取り引き用口座に振り込まれる.ここで気をつけたいことは,100ーa万がA銀行から無くなるのではなく,資産運用で貸し付けたということです.
B銀行は,a円だけ銀行に残して,残り100-2a万をC銀行に貸し出します.
C銀行は,a円だけ銀行に残して,残り100-3a万をD銀行に貸し出します.
さてさて,ここまでの段階で,各銀行の口座にはどれくらいの数字が残っているか,聞いてみましょう.
日銀「A銀行に100万円振り込んだぞ」
A銀行「口座には日銀から100万振り込まれています」
B銀行「口座にはA銀行から100-a万円振り込まれています」
C銀行「口座にはB銀行から100-2a万円振り込まれています」
あれ,最初にA銀行を通じて市中に投入されたカネ=現金は,100万だけだったのに,もはや,100万円を超えたカネが口座に存在しています.これでわかるかとおもいますが,現金が預金と言う形でいったん銀行に集められると(ここではA銀行の100万が元手ですが),その一部だけを除いて資産運用してよい事に法律が決めています.最終的には,現金100万はどれくらいのカネ=マネーサプライに膨らむのでしょうか?上で述べたa円という額は日銀準備金といって,預金に対する割合が法律で決められていて,その率を法定準備率といいます.法定準備率をm(10パーセントなら,m=0.1)とすると,最終的にはm分の1倍(10パーセントなら,10倍)にまでカネが増えます.詳しくは100+100(1-m)+100(1-m)(1-m)+・・・・=100/mです.これを信用乗数といっています.信用乗数の現実の値はこの理論値より低く出ますが,これは,準備金が法定準備ぎりぎりよりも余分に持たれること等を理論では考慮していなかったりするためなので,信用乗数の理論値とは,その乗数の可能な最大値を示しているものと思えばよいですが,金融政策を理解する上では,必須です.「もし市中で資金需要があるのに資金供給が不十分であれば」,資金供給=マネーサプライを増やしてやれば,資金を借りられる人が増えて,投資も盛んになり経済が活性化されます.ここまでの説明だけでも,すぐに二つの金融政策が理解できるはずです.マネーサプライを増やすには,まず,日銀からA銀行がお金を借りやすくしないといけません.つまり,公定歩合の引き下げです.これは,(2)のケースでも同じです.短期の資金を欲しい時に手持ちの債券を余り割引かずに現金化してもらえるならうれしい限りです.あとは,法定準備率を下げることです.これによって,貸し付けにまわす額が増えるので,マネーサプライを増加させる事になります.いろいろ書きましたが,お金が増えるといってることは,現金が増えることではなくて,マネーサプライが増えることだということです.現金ではないのにカネというのは,経済活動にすぐ使えるものはカネということにしているのです.あなたの預金通帳に書いてある数字は,現金でがないですが,現金のようなものでしょ?でも,一気にみんなが引き出したりしないから,その全額を銀行は金庫に持っていなくても良いんです.だから,金融不安で,どこそこの銀行が危ないとか言ったり,分かったりすると,みんな一斉に引き出しにいきますが,そんな膨大な「現金」は普段置いてないので,破綻銀行には列が出来るんです.今は,おろせませんとか説明するんです.そうそう,蛇足ついでに.ちなみに,ペイオフで1000万まで預金保護になってますが,破綻しても一気に全額は引き出せませんよ.なんでか?考えてみてください.ではでは.
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この回答へのお礼

大変詳しく丁寧でわかりやすい説明どうもありがとうございました。「現金」の流れだけを私みたいに単純に考えてるだけでは経済は理解できないですね。公定歩合の引き下げの他に法定準備率を下げるなんてのもあったんですね。全然知りませんでした。これからもっと勉強して知識を増やしていきたいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/05/02 03:15

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