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損益計算書と貸借対照表の具体例として、

収益7000円
費用4000円
当期純利益3000円

資産10000円
負債2000円
資本金5000円
当期純利益3000円

とありました。
値の確定順は、費用が4000円かかって、収益が7000円あがり、結果として当期純利益が3000円。
その当期純利益3000円と資本金5000円、負債2000円の合計で資産が10000円あることがわかる。
という思考過程でよいのでしょうか?
簿記の学びはじめで、費用収益当期純利益負債資本金資産の関係がいまいちわかりません。

A 回答 (5件)

それ、財務諸表の基本を勉強するために、項目を単純化した事例やね。

損益計算書は、ある期間の成績を表したものや。貸借対照表は、ある時点の状態を表したものや。期間と時点いうのがポイントのひとつやで。

思考過程はおおきくふたとおりあって、損益計算書から出発するものと、貸借対照表から出発するものとがあるんよ。

損益計算書から出発するときは、さらにふたつのアプローチができて、「費用が4000円かかって、収益が7000円あがり」でもええし、「収益が7000円あがって、それに対応した費用が4000円かかり」でもええ。その結果、ある時点の資産が10,000、負債が2,000、資本金が5,000、当期純利益(利益剰余金)が3,000になった、いうことや。

損益計算書の説明では、収益から出発することが大半やね。ただ、費用から出発するアプローチも経営では重要になるもの、両方あるて知ってて損はないで。

「当期純利益3000円と資本金5000円、負債2000円の合計で資産が10000円ある」は、思考過程としてはマチガイ。ある時点でそれぞれがそれだけ存在する、いう見方をせな。合計が資産と一致するんは、貸借対照表がそゆ風につくられているからや。

貸借対照表から出発するときは、前回の貸借対照表との差額で見る。前回から資産、負債、純資産がこれだけ動いて、その結果、これだけの収益と費用が生まれた、いう思考過程になる。

日本の簿記は、伝統的に損益計算書から出発する考え方をしとるもの、損益計算書から考えてええよ。ただ、貸借対照表から出発する考え方も最近は幅を利かせとるもの、そゆものもあるて頭に置いておくとなおええ。

まそんなとこ。

あと、売上原価とか惜しいとか言うとるんは、怪答者として有名なお人やもの、スルー推奨や。(苦笑)
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boseroadさんの回答どおりですが


複式簿記の基本としては、資産と負債から考えるべきです。

まずあなたが自分の財産は幾らあるかを把握するときは
手元に幾らの現預金があるか、不動産が幾らあるかを数え上げ、
次に返済しなければならない借金が幾らあるかを集計するでしょう。
資産の総額から負債(借金)の総額を差し引いたものが、あなたの純財産です。

簿記・会計の基本もこの通りです。
違うのは複式簿記では、この資産と負債の増減を継続的にその増減理由をつけて記録すると言うことです。
資産の増加100/売上100
費用50/負債の増加50
というようにです。
一定期間の資産負債の増減理由を明確にしたものが損益計算書です。
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Sさんの具体例は考え方はよいが,簿記を学びはじめたのなら,もう少し詳細に具体例とした方がよいと思います。



損益計算書は収益7000は売上・費用4000売上原価のように考えてください。次に当期純利益3000ではなく,ここでは売上総利益3000と言います。惜しいなぁ(^・^)この他にもまだまだ費用と収益となる,販売費・管理費・研究費・営業利益・経常利益・等々あったでしょう?最後に税引前当期利益と法人税等充当額があって当期利益があったはずです。

貸借対照表は
(借方)     (貸方)
資産の部     負債の部
10000    2000 

          資本の部
          資本金
          5000
          剰余金の下に
          当期利益
          3000
ーーーーーーーーーーーーーーー
合計10000 合計10000
このように考えた方がよかったね(^^♪でもね,簡単にアドバイスしたけれど本当はもっと複雑だから覚えておいてください。
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No.1です。

回答を書き直します。


損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)のうち、どちらが先でどちらが後か、という考え方をすると分かり難いでしょう。というより、両者はそういう関係ではないからです。

貸借対照表(B/S)の純資産の部に「繰越利益剰余金」という項目があります。 しかし、ここには「繰越利益剰余金」の明細がありません。

株主資本等変動計算書(S/S)にも「繰越利益剰余金」という項目があります。ここには「繰越利益剰余金」の明細があり、明細の一つに「当期純利益」があります。この「当期純利益」を算出する経過を説明するのが損益計算書(P/L)です。

また、貸借対照表(B/S)の純資産の部を詳しく説明するのが株主資本等変動計算書(S/S)です。

以上のように考えましょう。
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損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)のうち、どちらが先でどちらが後か、という考え方をすると分かり難いでしょう。

というより、両者はそういう関係ではないからです。

B/Sの純資産の区分に、「当期純利益」という項目があります。この「当期純利益」を算出する経過を説明するのがP/Lです。損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)はこういう関係であると考えて下さい。
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