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東芝J32の、「CMOS電池切れ」という中古パソコンを購入しました。
自分で電池交換をしようと本体を開け確認すると、使用されている電池が「リチュウム」ではなく「NiーMH」でした。

質問です。
この機種に「リチュウム電池」を装着すると、不具合が発生するでしょうか。
「リチュウム電池」は「3V」で、「Ni-MH(ニッケル水素)」は「1.2V」(ただし、直列で2個装填してある様なので=2.4V)なのは承知しています。
しかし、機械によっては電圧差があっても使用可ですね(デジカメ等)。

「Ni-MH」は充電池ですね。とすると、このパソコンは、CMOS電池に常に充電しているのでしょうか。
AC電源を使用中は、「Ni-MH電池」側に電圧が出力されているのか、という意味です。
「電圧の出力」があるとすれば、「リチュウム電池」等を装填すると、電池が壊れてしまう様に思えるのです。

小型の「Ni-MH」電池の汎用品は、販売されているでしょうか。
8年程前に、秋葉原のパーツ街で小型充電池を探した事があるのですが、ノートブックのバックアップに使用されている程小さい充電池は見つかりませんでした。
東芝の専用部品購入は、現在は考えていません。
古い機種を格安にて購入しましたので、費用を掛けずに再生したいからです。

現在は、電池交換はせず、古いNi-MHのままです。
ACアダプターを外しておくと日にち設定が解除されますから、起動時に操作が必要です。
CMOS電池切れの問題は、「日付が解除される」事象以外にも、何か問題が発生するのでしょうか。
この点も教えていただけますと助かります。

A 回答 (3件)

No.2さんの忠告をよく吟味の上、当方の回答を参考にして下さい。



ニッケル水素電池直列2個で2.4v
リチュウム電池3v
この時点で、電圧オーバーでPCは壊れます。


当方の経験談
RAIDボード用バックアップ電池で、通常はニッケル水素電池1.2vx3=3.6v/600mAhで、純正バッテリを買うと5000円以上するので、リチュウム電池3.6v/600mAhで代用させました。(約1500円)
始めは順調に動いていましたが、1ヶ月も経たずにリチュウム電池が破裂。(寿命が短いせい!?)

開放充電時電圧、5v/50mA程度なのですが、充電池を継ぐと3.8v/50mA程度で充電池の許容量は問題ないと思っていましたが、充放電回数が多いほどリチュウム電池の拡張速度が上がりました。
放置すれば、リチュウム電池は拡張・破裂を繰り返したでしょう。
現在は、単4型ニッケル水素充電池直列3本で、3.6v/800mAhで数年使っています。


話は戻りますが、CMOS用電池を外してPCを起動・もしくはBIOS画面にします。
CMOS用電池のコネクタ電圧を測定して、2.4vなら壊れる確率は低いですが、一般的に開放充電電圧は1.5倍くらいあります。
充電池の内部抵抗なども考慮して高めになっているので、最低でも2.5~3.6vになってると思います。
ニッケル水素電池は、2.4v以上は充電できませんが、リチュウム電池は3vなら3.3~4vくらいで充電されます。(開放充電電圧による)
リチュウム電池は定格電圧より高い電圧で充電されてしまうように出来ています。
(これもRAIDボードの実験時の測定結果。 RAIDボードのバックアップ電圧は3.6vを超えても壊れないように保護回路がありましたので、壊れなかっただけ。)

CMOS用電池の充放電回路には、そこまで安全回路が付いていないと思われますので、2.4v定格で4vの電圧をかけるとCMOSが電圧オーバーで破壊されます。(ボタン電池が3vなので、絶対電圧が3vの可能性はありえますが・・・)
CMOSだけならいいですが、2.4v定格と言う事は2.5vが集積回路の定格電圧だと思いますので、マザー全体の2.5v定格回路部分の集積回路全部が壊れる可能性が高いです。


また脱線します。
リチュウム電池使用の携帯電話用予備電池(通常乾電池タイプが多いですが。)
携帯電話本体のリチュウム電池も同様ですが、定格電圧は3.6vが多いと思います。
でも、充電用電源(ACアダプタ・USBケーブル)は4.9~5.1vくらいでリチュウム電池を充電させています。
そして、携帯電話本体に流す電圧は3.6vになるように設計されています。

そんな感じで、充電時の電圧は多少高くなっていて、放電時は定格電圧になっていればOKなのですが、そこまで確認して問題なければ使えますと言えますが、確認=PC破損っと言う高いリスクが付きます。

長々と書いてすいません。

    

この回答への補足

「pc_net_sp 」様、丁寧な、分かり易い解説をありがとう御座います。

特に、充電池の特性と充電電圧に付いて、勉強させていただきました。
自分でも初めて「ウィキペディア」等を検索し、「リチウム二次電池」を調べてみました。
そこに、過充電による「発熱・破裂・発火」が説明されていました。

「2.4V定格のところに3Vをかければ、電圧オーバーで、PCが破損する」
というのが、ごもっともな指摘と思います。

ウィキペディアで「CMOS」の項も開いてみました。
そこに、「一瞬でも電源電圧範囲を超えると」破損する、と記載があります。
分からない点は、
CMOS標準ロジックIC
シリーズ型名表示 電源電圧範囲(V) 遅延(ns) 静止時電流(μA/Gate) 特徴
4000       3 - 15     30    200     RCAがオリジナルの標準品
4500       3 - 15     30    200     モトローラ
74HC       2 - 6     10    23      74シリーズとピン配置互換
74AC       2 - 5.5    8.5    40      HCを高速化したもの
74VHC      2 - 5.5    8.5    20      HCを高速化したもの
74LVX      2 - 3.6    12     20      3.3V専用
74LCX      2 - 3.6    6.5    10      3.3V専用高速版
74VCX      1.8 - 3.6   2.5    20      2.0V対応
という表が記載され、「電圧範囲」の幅が広い点です。
ウィキペディアの記述を読んでも、私の知識レベルでは、理解不能の点が多いです。
上記の表も、見当違いの引用をしているかもしれません。

充電池(ニッケル水素)が使用されている場所に、「一次電池(リチウム)」を使用する事が間違いである事は、おっしゃる通りです。
「リチウム二次電池」の使用は、考えていませんでした。

PCを起動(BIOS含む)しないと充電出力が無いという事に、納得しました。
昔、東芝SSで検査した際は、起動させていなかったと思います。

それ程の知識がある訳ではありませんが、機械いじりが好きなため、マザーボード交換やLCD交換は、度々実施しています。
今回、バックアップ電池と充電池に付いて勉強出来ましたので、有難く思っております。
ありがとう御座いました。

補足日時:2011/09/26 04:03
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この回答へのお礼

充電池の特性と充電回路の電圧を勉強させてもらえ、感謝しています。
「リチウム・イオン二次電池」は、充電の際にシビアな制御が必要なのですね。

ニッケル水素充電池に置き換えて「リチウム二次電池」を使用出来ない事が分かりました。
また、充電池から一次電池(リチウム一次電池)への交換も出来ない事は、言われれば、当然の事と思いました。

私のパソコンは「ノート」なので、小型の「ニッケル水素」が必要です。
「No.2」の方に教えていただきましたので、秋葉原にて探してみます。

お礼日時:2011/10/03 01:18

> この機種に「リチュウム電池」を装着すると、不具合が発生するでしょうか。


わかりません。どのような仕様なのかわかりませんので…
ですが、普通に考えて、2.4Vだと 動作マージンは良くても 1.8V~3.0V位だと思います。
リチウム電池は、公称は3Vですが、実際には3.3V以上ありますので、
回路が壊れる可能性があると思います。
あと、もし充電式ならリチウム一次電池を使うのは、危険でしょう。

また、半田付けは、かなり危険な行為ですのでしない方がよいでしょう。
ソケットを使うと、たぶんノートに収納できなくなると思います。
つまり、物理的に難しいと思います。


> 小型の「Ni-MH」電池の汎用品は、販売されているでしょうか。
売っています。
使えるかどうかは知りませんが…
秋葉原ならミマツ音響あたりで売っていると思いますが…

2.4Vで、ニッケル水素充電池なら
型番:GP80BVH2B2H-B-FA(2.4V 80mA)
ただし、通販で買うと送料や振込手数料の方が高いのでなんとも…

あと、リード線はついてないので、古い物から外して、自分で半田付けしないとダメだと思います。


純正品なら、ヤフオクで中古品で結構あると思いますが、それではダメでしょうか?
リスクが少なく、お手軽ですが…

この回答への補足

「E_Adbarg」様、丁寧な回答をありがとう御座います。
私も「バックアップ電源」の仕組みが分からず、以前より知りたいと思っていましたので、今回の質問をしました。

東芝SSの「3300系他」も「Ni-MH電池」なので、以前、調べた事があります。
電池コネクター部をテスターで検査しても、ACアダプター接続時に出力電圧を検出出来ませんでした。(私の技術が悪かったのでしょう)
そこで、「本来は、充電のための電圧出力がある」事を知りたかったのです。

東芝SSには、「リチュウム一次電池」を仮に接続し、テストを試みました。
当初は「日付保持」が出来ましたが、1~2ヶ月で保持が出来なくなりました。
数年は持つはずの電池が、だめになった訳です。
パソコン自体は壊れたりせず、日付再設定で働きました。
素人診断ですので、それ以降に不具合が発生しないかは断定出来ません。
「回路が壊れる危険」も、知りたかった事です。

「半田付けは、かなり危険な行為ですのでしない方がよいでしょう。」
は、ごもっともと思います。
電池は、熱を加え過ぎると破裂しますね。
私から他の方へも、同様のアドバイスをすると思います。
ただ、私は「半田付け」を実施しています。
一部のボタン電池(例=「CR2032」)の陰極は、半田付けが利かない金属が使われています。
その判断もありますし、慣れていないと上手く行かない(あるいは危険)でしょう。

「純正品をオークションで探す」事が、まともな解決法でしょう。
ただ、趣味的にパソコン修理をしている者としては、自己解決に挑戦してみたくなります。
純正品の「オークション」価格は、諸費用込みで「2500円」くらいでしょうか。
「3~4000円」で購入したパソコンにその費用を掛けたくない、というのも大きな理由です。

「Ni-MH電池の汎用品」の情報を、ありがとう御座います。
次回、秋葉原に出向く際、探してみます。
ただ、次回「秋葉原」に行けるのは、来年になってしまいますが。

余分な事も記載しましたが、興味をもたれた他の方への参考になるかもと記述しました。

補足日時:2011/09/25 03:02
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この回答へのお礼

充電池を使用している場所に「一次電池」を使用してはいけない・・・、、というのは、もっともなご指摘で、私の考慮不足でした。

秋葉原に行けましたら、小型「ニッケル水素」電池を探してみます。

ご教授を、ありがとう御座いました。

(追伸)補足に記載しましたが、費用的な面が第一で「純正品」を使いたくないのですが、それに加え、技術的な興味として、「純正品に頼らず補修・修理出来るのか」を追及してみたかったのです。

お礼日時:2011/10/03 01:33

ノートパソコンの部品は、メーカらも供給してくれません。

パーツとしても現在では出ていないでしょう。
リチュゥム電池を付けると充電電圧不足で充電できません。すぐに不足を表示するでしょう。
時刻と日付が消えると、ファイルの更新時刻がパソコンの初期設定の時点に変わります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。
素早い回答をありがとう御座いました。

一定期限が来ると交換が必要な「バックアップ電池」の様な部品は、自社製品では共通部品を使うなどして、安価にて・長期に部品供給がなされるべきと思います。
東芝だけでなく、日本のパソコンメーカーのサービス体制には、以前より疑問を持っています。

「ファイルの更新時刻」が違っていると、自動更新には影響するのでしょうか。
メール等に記録される時刻は、間違って記録されるのですね。
どちらにしても、時刻設定は正確でなくては不都合という事が分かりました。

お礼日時:2011/10/03 01:46

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