プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

図の赤く「Vの字」に囲って辺りなのですが、腹直筋と恥丘の間に窪んでいると言いますか、平らな部分があります。
ここはどんな状態なのでしょうか?

ただお腹のお肉が付いてるところと付かないところ、でしょうか?
それとも、ちょうど筋肉がない部分なのでしょうか?
腹直筋と内転筋群の間には恥骨の分だけ肉の付いていない部分があるように思うのですが・・?

ある人のイラストを模写しながら美術解剖図説を参考に筋肉や骨の付き方を調べているのですが、疑問に思うところが多く、質問いたしました。

分かりにくい説明でごめんなさい。

「腹直筋と脚の間にあるくぼみ」の質問画像

A 回答 (3件)

No.2です。


いえいえ私も専門ではないですし、また提示されている情報をすべて把握できている
ようでもないですし。

>>自分の体でその辺りを触れても筋がある感触がなく、もしかして表層には現れないのかなと、放置していた部分でした。

鼠径靱帯に関してはその上は結合組織、皮膚がきます。基本的にはあまり脂肪が乗らない
部分です。
ネッターなどの図説的には直接触れる位置にはあるのですが、実際は
浅腹筋膜や腹直筋鞘が少し上に乗ってきますので、体表から直で触れるかはわかりませんが
教科書的な位置では直接触れる位置にあります。

>>つまるところ、鼠径靱帯の形がそのままV字を形作っていると言う事でしょうか?

体の前方から腰を触って触れる腰の骨(いわゆる一般に言う腰骨)から内下方へ続く窪みは
鼠径靱帯が作っています。
中央の部分は腹直筋の上に腹直筋鞘というとても硬い結合組織が乗っていて
それが下部でより強く引き締めますので、中央の窪みはこちらが作っているように
思います。

>>靭帯と言うにはあまりに厚みがある気がするのですが。

引き締めて窪みを作っているという場所なので、厚さが関係あるのかな?という
きがしますが。上から触って厚さはわからないように思いますし。

硬さで言えば、鼠径靱帯や腹直筋鞘はものすごく硬いです。
手では破れないほどです。

ご指摘の厚さを指している部分、また厚い薄いは絶対評価ではなく相対評価ですので
何と比較されての厚いとされているのか?がちょっとわかりませんが
私が話している場所があっていれば、だいたい上記のようになると思います。

もしご趣味はやお仕事で今後も解剖的な知識がちょくちょく必要になるという事で
あれば、解剖の図説はネッター、グレイ、プロメテウスなどが医学の世界では
有名で基本的にどれを買っても外れはないです。


ネッター
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82 …

プロメテウス
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83 …

グレイ
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82 …


グレイ解剖学は医者が使う解剖の本では一番の老舗
ネッターは、絵がとても上手で見ていて飽きないです。
プロメテウスは最近発売された新参ながら、人気が出ていますね。

ちなみに私はネッター派です。

体の表面から構造を見ていく、体表解剖学の本も多数ありますがこちらは購入した
ことがないため、ちょっとお勧めはわかりません。すいません。
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この回答へのお礼

丁寧な回答誠にありがとうございました。

ようやく「プロメテウス解剖学アトラス」を図書館の相互貸借を利用して手にする事が出来ましたので遅ればせながらお礼の返信になりました。

正直素晴らしく、内容が濃く、今まで使っていた美術解剖学書を使っていた時間があまりに勿体無いとおもえるほど隅から隅まで載っていて、垂涎ものの一冊です。

お礼日時:2011/10/21 18:01

こんにちは。



akubisinan さんの解剖の質問にお答えするのは2回目になります。

2回目なので少し自己紹介をすると
私は歯科医師免許と医師免許を両方持っているダブルドクターですので
歯学部、医学部で2回ご遺体で解剖実習をしています。

系統解剖以外でも外科などでターゲット解剖も行いました。
ですので、解剖学者ではないので間違いありますが、実際に解剖経験が
あり、医学部で系統的、縦断的に解剖を学んでいるので
一般の人のよりは詳しい程度、、その程度の回答だとお受け取りください。

ご指摘の部分は、鼠径靱帯だと思いますよ。
腹部は内蔵や腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋などが浅腹筋膜という膜に覆われており
それが移行的に大腿四頭筋の上にある大腿筋膜に繋がっています

そしてこの浅腹筋膜と大腿筋膜の間を寛骨(腸骨)の上前腸骨棘から恥骨結合にかけて
強い靭帯である鼠径靱帯がわたされてあります。
そしてこの鼠径靱帯は強い靭帯なのできつく絞られた形になります。
一方筋膜があるのでどっぷり乗るわけではありませんが、腹部は内蔵が筋肉があるため
脂肪がない状態でも鼠径靱帯の上に少し乗った形になります。
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この回答へのお礼

そうですか、度々の解説どうもありがとうございます。
どうにも独学では、本とインターネットからの一方向の情報しかなく、かゆい所に手が届かないと言いますか、なぜと思っても答えが見つからず、皆様のお知恵を借りている次第です。

鼠径靱帯ですか、わたしも骨盤付近の筋肉を勉強している時に出会った言葉です。長内転筋と縫工筋とでスカルパ三角を作っているとか。
しかしこの靭帯、自分の体でその辺りを触れても筋がある感触がなく、もしかして表層には現れないのかなと、放置していた部分でした。
つまるところ、鼠径靱帯の形がそのままV字を形作っていると言う事でしょうか?
靭帯と言うにはあまりに厚みがある気がするのですが。

なにぶん浅学のものですから、素人意見で申し訳ありません。

お礼日時:2011/10/04 21:26

図の赤の部分は皮下脂肪の少ない部分で、皮下の筋肉の有無によるものではありません。

特に女性ではお臍より下で皮下脂肪が沈着しやすい場所があり、その部分がぷっくりと膨れます。鼠径溝(大腿と腹部の間の溝)より少し上の領域は脂肪沈着が少ない部分ですので、下腹だけが膨らんでいるように見えます。恥骨の上には脂肪が付きやすい領域があり、恥丘と呼ばれます。いずれも女性では正常な脂肪沈着です。女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受ける脂肪貯蔵ですので、思春期以降の正常女性でよく見られる体型です。
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この回答へのお礼

親切な回答どうもありがとうございまいた。

脂肪が沈着しやすい場所があるんですね。完璧な筋肉図しか載ってない本では生身の肉体がどんな風に脂肪を乗せるかまでは乗っていないので、とてもありがたい情報です。

お礼日時:2011/10/04 21:07

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