プロが教えるわが家の防犯対策術!

ミニチュアシュナウザーの女の子10歳9カ月の子です。
健康診断で白血球4040(正常値6000~17000)血小板15(正常値20~50)でした。
ここのところ約2年で体重が平均6.8kgだったのが6kg前後まで落ちています。
元気もあります。他の血液検査では異常がありません。
(血糖、腎臓、コレステロール、蛋白、心臓、肝臓、イオン、胆嚢、赤血球、赤血球容積)
上記は正常値の範囲内です。
以上で白血球、血小板以外は異常が無いことから、様子見で2カ月後に再度検査を
しましょうとの獣医さんの話でした。

何が悪いのかが分からず心配でたまりません。
考えられる事と何を調べればよいかわからず不安に思っております。

今の状況で何か病気にかかった場合なども心配です。
参考の意見を頂きたく質問致しました。
ご回答よろしく、お願い致します。

A 回答 (1件)

【白血球の減少について】



血液検査で白血球分類の検査を受けることになりますね。(好中球とリンパ球)

好中球の場合
・骨髄の白血球産生能力が低下
・白血球の成熟障害
・白血病などの腫瘍性疾患
などが考えられます。
好中球がほとんどゼロの場合は無顆粒球症(むかりゅうきゅうしょう)と呼びます
骨髄線維症、ビタミンB12欠乏や葉酸欠乏といった原因もあります。

リンパ球の場合
・ステロイド薬、解熱鎮痛薬、抗生剤の投与
が多いですね。
まさか健康なイヌに抗甲状腺薬、精神安定薬はないでしょうから。

どちらにせよ白血球の減少は、ウィルスや細菌による重症感染症を発症する危険
が高くなります。

ただし、検査値が4000以上であるなら、即重篤とかいうものでは全然ないですよ。
急性の好中球減少症は、1~2日のうちに突然発症しますが、慢性の場合は、数
カ月かかって徐々に進行しますので、「2ヶ月様子を見る」と言われた獣医さんの
判断は妥当でしょうね。
薬剤によるものなら、ほとんどの症例で自然に回復すると言われます。

約11才ですので、幾分体重が減ることもありますし、その他に異常もなく元気
なのですから、神経質になる必要は今のところないでしょう。
普段通りの生活を基本にして、大きなケガや病気にだけ気をつけてください。
(多分、獣医さんもそう言われたのではありませんか?)

【血小板の減少について】

およそ似たようなものと思ってください。
ちょっとしたことで、腫れやアザ(内出血)が見られるようなら、「急性特発性血
小板減少性紫斑病」になりますが、これは幼犬のときに多く、成犬は「慢性」であ
ることがほとんどです。(メスの方が多い)
数値からしても、即生命に関わるようなものとは思えませんね。
11才で、どこもかしこも健康そのものであるほうが、むしろ少ないとも言えます。

*慢性ということは、ゆっくりと進行してきたということですから、多少数値が外れ
 ていても、安定さえしていれば、「病気とうまく付き合っていける」と理解しまし
 ょう。
(by 元飼育屋)
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この回答へのお礼

貴重な情報ありがとうございました。
よく理解できました。
当方何も分からない為本当に助かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/08 13:33

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