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コンニチハ。日本語を勉強している外国人です。日本教育、特に明治初期の学校制度に興味があります。先日、ある学校の昔の規則を発見しました。規則の半分ぐらいわかりますが、わからない文は下にリストアップしました。すみませんが、どなたか、現代の日本語に直してくださいますでしょうか?Please help. ヨロシクお願いします。

1. 議論するも長上を凌ぎばりするを戒む務めて至当に帰するを要す

2. 歯徳の順序をたちまちにすることなかれこれ学に進むの基本になり

3. 日々四名づつ逓番に留守し不慮に備へんことを旨とす

4. 一六休暇の外家に就く時は官に申報すべし

5. 妄りに僕丁を使役するを許さず

6. 厳に丙丁を警むべし

7. 飲酒割烹を禁ず

8. 毎朝居守の四名を残し其余は悉く講堂に出で少年を教授するを本務とす

9. 悪衣悪食を互に誹誘する事勿れ菜根を咬得は百事成すべきの基本なり

10. 和習漢陋(わしゅうかんろう)に陥る事勿れ務めて国体を違奉し浮華虚飾に流るる事を戒むべし書生の弦佩なり

11. 二七の講義及文武司監察等の会を忽にすべからず文武司監察の会は毎月六回づつ其自邸に罷出て年長生徒十人位づつ経書歴史若くは西洋翻訳書等の講義をなすを云ふ

12. 経書は学者の基礎たること言を待たず務めて和漢古今の歴史を渉猟するを要す余暇に普く西洋の書に及ぶべし畢竟(ひっきょう)今日の事体に通達せざれば万巻を看破するも其益少しと知るべし
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Thank you!

A 回答 (2件)

一六や二七について


1872年以前には、曜日でなく、5日の周期で学校の時間割が決まっており、末尾が1と6の日が休日です。
末尾が2と7の日が、現在の月曜日に相当し、休日明けの最初の授業日になります。

「菜根を噛み得ば即ち百事為すべし」については、
http://ooedo.exblog.jp/1028349/
を参照してください。
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この回答へのお礼

「一六」と「二七」のご説明ありがとうございます。
「中国古典から一言」も読みました。Thank you!

お礼日時:2011/10/11 20:30

1.議論は結構だが、先輩に負けまいと張り合ってはならない。

ごく当たり前に事が収まるよう努める事。
2.高年高徳の順序を粗末にしてはならない。これは学問を心がける者の基本である。
3.毎日四人一組の輪番制にて留守居して突発事に備えること。
4.毎月一と六の付く休日(1日、6日、11日、16日、21日、26日)に、帰宅する場合は事前に申告すること。
5.意味もなくやたらに校内の奉公人等を使ってはならない。
6.火事には厳重注意。
7.飲酒や食物の調理は禁止。
8.毎朝、輪番制で留守居役の四人を残したその外の者は、全員が講堂にて少年たちの学習指導を行うこと。
9.粗末な衣類や食べ物をけなしたり、またそそのかしたりしてはならない。野菜をよく噛んで摂取することは、何事であれ成就達成するための基本である。
10.日本的な習癖や中国的な卑賤な態度といった、旧来の東洋的習慣に甘んじてはならない。国家の護持を第一として努力し、浮かれたり外観を飾ったりに汲々とすることなく、常に強く張った弓弦を身に着けた如き志を以て、心の弛みを自戒すべきである。
11.休日明けのニ七日の講義と文武長の監察の会などをおろそかにしてはならない。この会のとは、毎月六回づつそのお宅に参上し、十人単位で経書や歴史書、もしくは西洋の翻訳書の講義を授かることをいう。
12.儒学の経書は学ぶ者の基礎であることは言うまでもなく、しかも和漢古今の歴史を漁り渉ることに努めなければならない。余暇においてもまた西洋の書の独習をなしとげるべきである。つまりは、今日の世界事情に通暁することがなければ、万巻の書物に目を通そうとも、益を得ることは難しいのだと承知しなさい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
Now I understand.

お礼日時:2011/10/11 20:24

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