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女流と一括りにすると多分に差別的かと思われるかもしれませんが、あえて質問させてください。
ずばり、女流文学の魅力とは何なのか?

僕は男女の別など意識せずに小説をよく読むのですが、どうしてもつまらないと思って途中で投げ出してしまう小説の大半は女流文学なのです。
しかも、そのほぼ全てが芥川賞などの文学賞受賞作品なのです。

僕が感じた女流文学の率直な感想は、回りくどくて蛇足が多く、世界観が独りよがりなうえ、物語に動きがないということです。
もちろん例外もあるのでしょうが、残念ながら、未だにその例外に出会ったことがありません。
どうしてこの手の作品が高評価を得て、著名な文学賞を受賞したりするのでしょうか?

女流文学の魅力と、女流文学の良さを教えてくれるようなおすすめ作品などがあれば、浅学な僕にご教授ください。

A 回答 (2件)

魅力ですか?


それはあなたが感じてる「それ」ですよ。
ようするに「違う」ということが、良いと思います。
例えば、微妙に美化された男性一般の造形とか、他者との距離感とか空気感(特に子供)とか。
何か見つけたような気になる事が良く在ります。
>僕が感じた……
内省的であまりダイナミックな話しにしない方が、
評価されているといういわゆる流行みたいなもんじゃないですか。
そういう流れがあなたの肌に合わないのかも。
そしてそれをいえば、女性だって思ってるかもしれませんよ、
「男の手で書かれた小説は直情的でやたら競い合うばかりで刹那的だし、
なにより下半身にとらわれ過ぎだよね。
それに出てくる女性はたいてい都合がいいだけか、母親の影みたいなもので、
男のファンタジーばかりを押し付けて欲しくないなぁ!」
とかね。

おすすめというか……
芝木好子「青磁砧」
私が、小説の中に女流という物が在ると初めて意識した本です。
短編集で読み安く、後口さわやかな中にも何か在るかんじがとても良い。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
青磁砧、今度読んでみますね。

お礼日時:2011/10/12 04:53

>僕が感じた女流文学の率直な感想は、回りくどくて蛇足が多く、


 世界観が独りよがりなうえ、物語に動きがないということです。

その考えを否定はしません。だけど、本というジャンルに限ったことではありませんね。スポーツのテレビ中継を見ていて、女性の解説者に対して「おしゃべりな割に的を得てないよなぁ」感想をもつことがあります。男性にも解説が下手な人はいますが、女性はよく喋るけどわかりにくい。これは男性と女性では、生物学的な役割の違いもあって、当然ちゃ当然じゃないかと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B6%E6%80%A7


>どうしてこの手の作品が高評価を得て、著名な文学賞を受賞したり
 するのでしょうか?

文学の良さは1度読んだだけではなかなか分からないと思います。文学賞の候補作に対して、(特に芥川賞・直木賞の)審査員はかなり慎重に○×をつけています。基準に達したものがなければ(特に芥川賞・直木賞で)「該当無し」です。ですから女流が特別扱いされてるわけではありません。それに、三島、川端が全盛を誇ったころに比べれば、現役は全体的に、正直、ショボイ。作家の数は圧倒的に、今日の方が多いのに。

直木賞は、東野圭吾の『容疑者Xの献身』のように、ある程度、その地位が固められた人にも該当します。元々は新人賞だったのですが。芥川賞は新人賞です。
文学賞もいろいろあります。権威のある文学賞といっても、受賞作がその作家の代表作とも限りません。受賞から月日を経て成長した作家の例はたくさんあります。


>女流文学の魅力と、女流文学の良さを教えてくれるような
 おすすめ作品などがあれば、浅学な僕にご教授ください。

スポーツで比べれば、男子と女子では体力が違うしスピードが違うし迫力が違います。
だからって女子はおもしろくないですか?なでしこジャパンを応援したことと思いますが。
スピードでは劣るけど、技術的なところではあまり違いませんね。
ちょっと緩くてスローな感じをじっくり観察してれば、それなりのおもしろさが分かるってもんです。
おすすめは特定の作家ではなく「新潮文庫の100冊」です。いろんな人の代表作を出版大手の新潮社が打ち出したものです。
http://100satsu.com/

参考までに
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり生物学的な傾向もあるのですね。

お礼日時:2011/10/11 01:50

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