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セザンヌは、人物の腕を長く描いたり、山を実際よりも大きく描いたり、複数の角度からみた静物を組み合わせたり、印象派風の絵を描いたりしています。
従来の絵画に物足らないから、そのようにしたのでしょうが、どうしてそんなことをしようと考えたのでしょうか?
そもそものきっかけが何だったのかが知りたいところです。
セザンヌが絵画展での入選を狙っていたとして、そんな奇妙な絵を出しても落選するにきまっているのですが。
誰も描いたことのない絵画を描いてやるという野心があったのか、
たまたまそういう手法にたどり着いただけなのか。
どなたかご存知の方ご教授願います。

A 回答 (2件)

まず


それまでは写真というものがありませんでした
(一般に普及しておりませんでした)
ですから家族の肖像や我が家の庭や建物などは
画家に依頼して描いてもらっていました

つまり
絵というものは
ほとんどが依頼でした

宮廷の貴族や家族の肖像などもすべてそうですね

依頼されて描くものですから
言われたとうり、もしくはよりりっぱに
より若く等々
これでは描く方もいやになってしまいますよね

その頃写真が普及しはじめました
画家に依頼しなくとも写真いっぱつですぐ出来るようになりました
何日もかけなくとも一日で出来てしまいます
(もちろん仕上がりには時間がかかりますが)

そこで依頼を待っていてももう仕事はありません
宮廷画家と言われていた人達の仕事もなくなってきました

そこで印象派といわれる人達は
依頼ではなく、自分の描きたい絵を描いてみてはどうかと考えたのです

そこで質問者さまの言われる、腕が長かったり建物がゆがんでいたり
リアルではない絵を描きはじめたのです
依頼されて描いた絵ではありませんでしたから
勝手に個人の好みで描いていいわけですね
自分でバランスが悪いなあと思ったら
大きく描いてもいいし、長く描いても
誰も文句を言う人はいないわけです

画家の今までのやりたかったことへの爆発ですね

つまり
写真の普及ということと
依頼されて注文どうりに描くのかどうかの違いですね
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かつて聞きかじったことの受け売りですが、セザンヌに限らず印象派が登場するひとつの大きなきっかけは、写真の登場だったといわれています。



それまでの伝統的、アカデミックな絵画は写真によって危機に直面することになった。写真の登場によって絵画は終わったとまで言う人もあった。

よって、レンズを通してパースフェクティブを描くような写実以外の方向を求めた答えのひとつがいわゆる印象派であったと。

なるほどとぼくなりに納得した記憶があります。
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