A 回答 (7件)
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No.7
- 回答日時:
スピーカーもアンプも、どでかい音をだそうとすると壊れます。
スピーカーの限界が、最大入力値でW(ワット)数で表記されています。ものによっては瞬間最大入力と定格入力の2つある場合があります。前者は一瞬、後者はずっと鳴らす時に、それ以上のアンプからの入力を掛けると壊れますよ、という意味です。
アンプには、繋ぐスピーカーの抵抗値が書いてあります。4-16Ωとかですね。これで上の値はそれほど気にする必要はないのですが(音は悪くなるかも?)、下の値が大切で、4-16Ωだと4Ωの抵抗値のスピーカーを繋いで、最大音量を出してもアンプは壊れないですよ、という意味です。逆に言えば、3Ωとか2オームしか抵抗のないスピーカーを繋いで最大音量にすると、電流が流れすぎてアンプが壊れるかもしれません、という意味です。
では、最大音量にしなければどうでしょう。2Ωのスピーカーを繋いでも、電流が流れすぎない限りはアンプは壊れません。またアンプの音量は、野外や体育館などで使わない限り、最大音量から遥かに低いレベルでしか使われません。おそらく家庭ではそうでしょう。
市販されているスピーカーは6Ω程度はあります。4Ωのものもあったり、周波数によっては2Ω程度になるものもあると聞きますが、それらでも音量が低い場合はアンプが壊れることはありません。
自作のスピーカーでもない限り、つまり市販のスピーカーで、これらの値が限度を超えることは、まずありえませんので、それほど気にする必要はないと思います。
No.6
- 回答日時:
はじめまして♪
Ωとは電気の流れ易さ(流れにくさ)を表記する単位です。
考え方としては、ショートしたら0Ω、断線して接続していないなら∞Ωです。
オームの法則として一つの数式がありますね。
V=I×R
Vは電圧、Iは電流、Rが抵抗値(←これの単位がオームです)
この式で、電圧がか電池の1.5Vとして、抵抗のオームが0だと数式としては∞の巨大電流(実際には電線が発熱→発火→溶断線です)
抵抗値が無限大、つまり接続していなければそもそも電気は流れませんので意味が無い式ですね。
一般的なスピーカーの場合と、実際のアンプの関係は先輩回答者様がおっしゃる通りです。
8Ωのスピーカを2パラで半分の4Ω相当、4パラで更に半分の2Ω相当と言うアンプから視たときの負荷になります。
アンプ側は測定基準として負荷と成る抵抗値による測定結果をスペックとしますので、実用上から16Ωから4Ω程度の2倍系で測定した結果を公表します。
数式から考えた場合、出力でん有る限界値の場合は、抵抗値が半分なら電流は2倍でワット数も2倍成るはず。 16Ωで100Wなら8Ωで200W,4Ωなら400Wで2Ωなら800W,1Ωなら1600W(同じ増幅率で同じ電圧値なら、、)
あくまで理論上なので、アンプには電源回路やパワー段の発熱限界等からこのようには成らない物です。
そんなものですね。
ちなみに、アンプのスピーカー端子はアンプ出力側として交流インピーダンスで1Ω以下、多くの半導体アンプでは0.01Ω以下ですので、スピーカーケーブルを長く利用する場合は電線のインピーダンス(1mあたりの直流抵抗値は多くの場合公表されてます)も考慮して下さい。
アンプ側の出力インピーダンスと、ケーブル+スピカーシスステムの合計から、スピーカーシステム内のユニットとの対比を考量されると音質上の問題等に対処出来る部分です。
ついでに、マイクやアンテナ等のインピーダンス(Ω)は直流の性格とはかなり違って来ますので、あくまでパワーアンプとスピーカー間の直流抵抗と似た性質の部分での書き込みです。
実際に、周波数が高く成り過ぎますと、電波になったり、光になったりするのですよぉ~。
No.5
- 回答日時:
パワーアンプのΩ表記は、接続できるスピーカーのΩを表記しています。
表記された数値の間なら壊れずにアンプの能力を発揮できると解釈してください。スピーカーのΩは交流の抵抗値なのでインピーダンスと呼ばれますが、単位は直流抵抗と同じΩです。オームの法則がそのまま適応できます。
8Ωのスピーカーを2個並列接続すれば4Ω、3個並列なら2.66Ω、4個並列なら2Ωになります。
ところでスピーカーのインピーダンスは周波数によって違います。
その例をずっと以前に回答した時のスピーカーのインピーダンスグラフを添付します。
で、どこの部分で何Ωというかというと、100Hz~1000Hzの間で最も低い値にしています。
最も使われる音域であるし、インピーダンスが低くなれば相対的に電流が多く流れてアンプに負担が係り、アンプが壊れたり保護回路が働いてアンプの出力を遮断したりヒューズが切れたりします。それを防止するには、オームの法則で計算できる値を表示しておく必要がありますよね。
また、グラフにもカタログなどにも直流時の抵抗値は載っていませんが、インピーダンスのΩより低いのが通例です。その為過電流による事故防止の為アンプ側で直流成分はカットされていますし、保護回路が有るアンプでは直流が発生する時にはスピーカを切り離して保護します。ユーザーは直流抵抗を考えなくても良いのです。
もちろんアンプにもインピーダンスが存在して、電源からみればスピーカーにアンプのインピーダンスが直列になるのですが、スピーカーに比べてずっと低いので、電流を計算する時に含めて計算しても数値3桁目の誤差範囲なので、計算上0オームで済ませます。これもユーザーは考えなくても良いのです。
ただし、さすがに真空管アンプに多いトランス出力では、トランス自体のインピーダンスが無視できず、これがアンプのインピーダンスということになり、アンプの出力が8Ω・4Ωそれぞれ専用の端子になっているのが普通です。専用の端子が有る場合にはその数値を厳格に守ってください。どうしても指定のインピーダンスが無い場合には、スピーカーのインピーダンスより数値の低い端子に接続します。6Ωのスピーカーを4Ωの端子につなぐのはOKです。アンプの能力をすこし発揮できませんが、過電流による事故は防げます。
アンプには、指定されたインピーダンス範囲のスピーカーを接続してください。並列にしたり直列にしても合成インピーダンスがその範囲なら故障しません。ただし、並列にしたり直列した場合、様々で説明面倒な音響工学的理由で音が変わり、余程計算ずくで組み合わせないと良くなる事は稀です。
タイトルにPAってついてますが、まさにそのPAで本来一つなら良い音のスピーカーを多数使って聞くに堪えない音にしている現場は嫌というほどありますって。PAやる人って、経験だけじゃなくて説明面倒な音響工学をしっかり勉強する必要もあります。
No.4
- 回答日時:
>パワーアンプのΩ表記で8,4,2があると
これはそのアンプに適したスピーカーのインピーダンスの表示で、アンプの抵抗(出力端子から見たアンプの抵抗)ではありません。アンプ自体のの抵抗は大体は0.1から0.001オーム程度のごく小さな値です。
アンプは音声信号を十分に大きな電圧の増幅する装置ですが、同じ電圧であれば負荷抵抗のスピーカーによって流れる電流が違ってきます。オームの法則では
E=I*R E 電圧 I 電流 R 抵抗
となりますから、同一電圧では抵抗が半分になると電流は倍になります。
この流せる電流の最大値は電源の容量と出力トランジスタの容量で制限されます。
「パワーアンプのΩ表記で8,4,2がある」というのはこの規格の出力を出せるスピーカーの抵抗値(インピーダンス)の値を言っています。
真空管アンプの場合は切り替えスイッチや端子を設けて8,4,2を変えることができるものがありますが、半導体アンプでは最低以上のインピーダンスのスピーカーを使えば問題はありません。
導体の抵抗値は直流では一定ですが、交流ではコイルやコンデンサー成分が入るので周波数によって変動します。大体400-1000Hzあたりで最低の値になり、その前後は徐々に高くなります。
周波数によっては10倍程度にもなります。
従って正確には、1kHzのインピーダンス8オームというべきですが、実際には中音域のインピーダンスを言うことが習慣になっていますのでそこまでは言いません。
No.3
- 回答日時:
アンプのΩとスピーカーのΩを混同されていると思います。
◆最初のご質問◆
アンプは関係なく、8オームのスピーカーを2つパラレル接続すれば4Ωのスピーカー1つと同等の負荷(Ω)となります。
この計算は直流の合成抵抗の場合と全く同じです。
1/合成抵抗Ω = 1/SP1のΩ + 1/SP2のΩ
◆スピーカーのΩの意味◆
「それだけの負荷(抵抗)があります」という意味。音楽信号などの交流の場合はインピーダンスと言います。
スピーカーが決まれば一意に決まる値ですが、周波数によって大きく変わるので、一般的な音楽信号を流した場合に該当するであろう値を「公称インピーダンス」といって、カタログに値だけが記されている場合はこの値です。(まぁ平均値みたいに捉えても大きな間違いではないと思います。)
"負荷"という言葉からは逆に感じるかもしれませんが、値が小さいほどいっぱい電流が流れて多くの電力を消費し、アンプの負担は大きくなります。ただしボリュームは小さ目で済むので、相殺されるような感じではありますが。
◆アンプのΩの意味◆
「そこまで小さいインピーダンスのスピーカーを問題なく鳴らせます」という意味。
先に書いたとおり、小さなインピーダンスのスピーカーほどアンプには負担がかかり、あまり小さ過ぎるインピーダンスのスピーカーは繋げられません。多くの電流が流れ過ぎて危険なためですが、一般のメーカー製のアンプであれば実際につないで鳴らしてみても、ボリュームを上げれば保護回路が働いて強制的にスピーカーを切り離し、大事には至らないよう には なっています。(試さないことをお勧めします。)
アンプのこの特性が何で決まるのかは私は知らなくてお答えできないので、他の方の回答を待つかご自身で調べるなどして下さい。
大きなインピーダンスのスピーカーを鳴らすのは何の問題もなく、上限は事実上ありません。
スピーカーが公称8Ωと言っても、周波数毎の最小値は6Ωかそれ以下になり、その周波数の正弦波を再生すればアンプにとっては過負荷となります。が、元々それを見越してアンプの公称インピーダンスを決めて(記して)いるので、アンプ,スピーカーとも公称値で比較すれば良いです。
まぁ大音量を出さなければ、公称8Ωのアンプと公称6Ωのスピーカぐらいの組み合わせはOKでしょう。
No.2
- 回答日時:
アンプの規格で表示しているΩは、そのインピーダンス以下のスピーカを接続して使用しないように設計上決めた数値です。
このインピーダンス以下で使用するとアンプ内部で発生する熱が急激に大きくなり、トランジスタが熱暴走しアンプを壊す恐れがあります。
トランジスタ回路を設計する人にとって考えなければならない基本的な重要な知識です。
このアンプが規定するインピーダンス以上になるようにスピーカを接続すれば何の問題もありません。
だだし、真空管アンプで出力トランスを使っている物では、インピーダンスを大体合わせないとアンプの能力を充分に発揮できなくなります。
No.1
- 回答日時:
>パワーアンプのΩ表記で8,4,2があると思いますが、8Ωのアンプで、スピーカーをLR一つずつパラレル接続すれば4Ω接続になるんですか?2パラで2Ωですか?
はい
理屈の上ではそうです。ただし現実的にはアンプの特性がまったく誤差なく一致するということはなく
トラブルの原因になりやすいため普通はしません。
>そもそもΩとはなにで決まってるんですか?
設計により決まってきます。
http://www.op316.com/tubes/datalib/spimp.htm
>カタログのΩとは大体の数値なんですか?それともほぼばっちりの数値ですか?
大体です。
>スピーカー本体にもΩ表記がありますが、スピーカーの場合は8,4とかじゃなく4Ωのみみたいな表記ですが、どうすればそのΩで接続できるんですか?アンプ側でΩを選択なんてできませんよね?w
接続を工夫したりとか
http://www.kandashokai.co.jp/tips/impedance/impe …
http://www.arrow-elec.co.jp/term/term9.html
昔のものだと変圧器を使用してという場合もアリです。
例えばですが
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/gakken-tub …
スピーカーへの出力部分に変圧器が入っていますが、変圧器を変えることにより
スピーカーに合わせる事が可能です。
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