アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

TPP問題で、
日本の農業が衰えるという点ではデメリットだと思います。
しかし、農業に関するメリットは日本側にあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

日本産のリンゴは東南アジアに非常に人気があります。


リンゴは寒い地方で作られる農産物で暑い地方では貴重品です。
長芋が外国で食べられているというのは驚きですが、アメリカとシンガポールに多く輸出しています。
日本のみかんはオレンジの輸入で壊滅すると言われていましたが、アメリカでは「TVオレンジ」という愛称で親しまれています。
アメリカのオレンジはナイフで皮をむくものですが、日本のみかんはテレビを見ながら手で皮をむいて食べられると人気です。
海外の日本食ブームで日本の農産物は人気が高まっています。
今は原発事故の影響がありますが、落ち着けば再び人気は戻るでしょう。
関税がなくなれば、もっと喜んで買ってくれるでしょう。

輸入に関してはそんなに心配することはありません。
大豆に関してはすでに関税ゼロで輸入品が94%であり、いまさら影響ありません。
リンゴの輸入も原則自由で関税17%とたいしたことはありません。
他の方も書いておられるように小麦もいまさらです。
もともと壊滅しているんです。
日本の食糧にかかる関税率は低く、米だけの問題なんです。
零細な米農家の票だけ守れればいいと思っているんです。
私はTPPによる農業への影響はさほど大きくないと思っています。
以前にも同じようにガットウルグアイラウンドで牛肉とオレンジを輸入することになり、日本の牛肉生産農家とみかん生産農家が壊滅すると言われました。
しかし、現実には全然そんなことになっていません。
それより、対策費として6兆円の農業予算がつきました。
今度も農業団体が反対している理由は、その予算なのではないかと思います。


EUのように市場統合されても各国の多様な酪農は生き残っています。
乳製品の自給率はフランス、ドイツ、オランダ、スイスで110%~130%くらいです。
そんな中でイタリアは生産性が低いため、牛乳の価格がほぼ日本と同じと1リットル200円いう高価格です。
ところが、イタリア人は自国の牛乳を飲んでいます。
少々高くても地元の味を誇りにし、消費者と生産者が一体となって、自分たちの地元の食文化を守るからだそうです。
日本の米も日本人が食文化を大切にする限り心配ないと思います。
    • good
    • 0

所得格差の是正から貨幣の廃止へ



 世界中のあらゆる政府が、所得格差を減少させるための計画を立案している。フランスではその差は六倍以内に、またスウェーデンでは、既に格差を四倍以内におさえ、さらに近い将来は所得の最大格差を三倍以内に、つまり最低賃金の三倍以上の所得を得る人を無くす方向で検討している。
そして、この傾向は労働時間の短縮傾向と連動しながら、全地球上で所得格差がO(ゼロ)になる日まで続いていくだろう。所得格差がなくなるとき貨幣はもはや何の役にも立たず、そのとき何の問題もなしに、貨幣を廃止することができるのは明らかである。おそらくその時、もしくはそれより少し以前に、次の根本原理があまねく認められることになるだろう。すなわち「すべての人間は何の代償もなしに、その出生から死亡に至るまで、快適な生活を享受する権利を有する」

 配給経済
 「終身強制労働」の廃止は、配給経済の確立に依存している。この経済システムが貨幣の廃止を可能にするのだ。
 この経済システムは、緒生産単位が、人間がちょうど必要とするものを、多くもなく少なくもなく生産すべきであるという原則から出発している。
 人間が生きていくうえで必要なものがある。衣・食・住がそれである。
 社会はこれら三つの物を、すべての人間に何の代償もなしに供給すべきである。
 国家は廃止されなければならない。実現される必要があるのは、生産手段の国有化ではなくして、世界共有化である。
 もし、その職業、人種、宗教もしくは性別に関係なくすべての人間が、ロボットやコンピューターによる生産で衣食住に必要なすべてのものを供給されるならば、価値あるものはその本来の価値を取り戻し、それに似合うだけの金銭的価値しか持たないものは、価値がなくなるであろう。
 例えば、芸術家はその作品が売れるかどうかを、気にかけることなく絵を描くことができ、そしてその作品を、通人気取りや欲がらみではなく、本当に評価してくれていると思う人たちにのみ、与えることができる。
 ある一つの発明が興味深いとみなされるやいなや、たとえそれが無益なものであっても、その作品は大量に生産され、一つ持ちたいと望むすべての人びとに配給されることになる。
 また、希少品についてはどうだろう。二十一世紀の文明は、人間の天才以外の希少品を知ることはないであろう。キャビア、シャンペン、ダイアモンド、何であれ、これらすべての物は実験室で合成され、好きなだけ生産することが可能になる。ぶどう酒、ダイアモンド、キャビア、肉、香水等々、すべては化学的なものである。つまり、あらゆる化学式は、科学的に再生産され得るのだ。生命そして人間でさえも、その遺伝子コードの中にその個性のすべてを含んでいる、D・N・A の分子に他ならないのである。

 貨幣の廃止すなわち真実の価値への復帰
 現代社会において、人がある個人に置く価値は、しばしばその財産に比例する。作家、画家、発明家、音楽家、研究者に関しても、文無しの者は世間の関心を引くことがない。人は、個人に特有の価値よりも金銭的な価値の方を重んじ、それを強調するものとして「金持ちにしか金を貸さない」という諺がよく引かれる。このことは単に金を貸す場面だけではなく、人の気を引く場面においても全く同様に真実である。天才画家も、かれの絵を通りに並べると誰の気も引かないのに、この同じ画家が著名な画廊に展示すると、世の女性たちを有頂天にさせるのである。音楽家や詩人についても同じことが言える。貨幣の容認は、現代人の目にとって価値を持つ唯一のものなのだ。
 現代の一流画家として認められはじめた私の友人は、かれを掘り出してきた画商が、どのようにしてかれを世に出し、かれの絵を人びとが先を争って非常な高値で買い求めるようにしていったかを、私に説明してくれた。この画商はまず手始めに、この画家の絵を買うことが大変な投資(いつも金がからむわけだが)になる、と映画の大スターに持ちかけた。次に大新聞の再重要ポストにいる記者たちにかれの絵を見せて、この若い天才画家に興味を示している大スターの話をしながら、この若い芸術家を世に出す記事を書くように、そうすれば一週間もすればその絵は莫大な価値をうみ、何の問題もなく売れるだろうと頼みこむ。こうして世に売り出す運動が始められ、他の新聞も後に続き「その作品を人々が争い求める新進気鋭の天才」とほめそやし、次にはテレビ・・・・・・。そうしておいて画商は、財界の大物たちに、値が非常に高く吊りあがる前に「まだ手に入るいくらかの作品」を買うようにと持ちかける。そこで一万フランを受けとり有頂天になっていた記者たちに見せた絵を、その大物に売りつける。卸商人の所に蓄えていた百枚近くの絵はたちまちのうちに売り切れ、あとはもう、ひとりでに値が上がり続けていく。上流社会の者たちは互いに見せて自慢し合い、あらゆる新聞が新たなピカソの出現と書き立てているあの有名なX のうちの一枚を、相場の二倍で買い戻そうとする。私の友人はこの間に、月々相当の金(まさに管理職の給料に匹敵する)を画商から受け取った。その代わりこの三年間、毎年何枚かの絵を画商に描いて渡さなければならないのだ!勿論、モンマルトルの家の下で、腹が空いて死ぬ思いをするよりはましであったろうが。
 こうして、自分の好きな作品を創作できるという情熱は全くなく、もっぱら金と利益に基づくプロセスを経ることによって、芸術家のスターが作り出されていく。そして、名前はふせるが、このシステムの醜悪さを知りつくしている例の私の友人は、毎年彼が渡さなければならない二十五枚の絵を、その搾取者に預けるのである。かれはそれらの絵を、自分のものではない全くの見せ掛けのスタイルで、週末にぞんざいに描いて渡し、一年の残りの期間は、自分の好きな、そして自分自身のために残しておく絵を描くのだ!かれは契約が切れたときは、自分の本当の作品を展示するつもりでいる。しかしこのようにしてまで、天才が認められるためには、かくも暗い道を通らねばならないのだろうか!
 貨幣が廃止されるとき、画家、音楽家、発明家および研究者は、自分のすきなことを行うことができるようになる。そして、かれらと同時代の、一人の画家の原画を手に入れるチャンスがあるのは、銀行に多くの預金を持つこと以外に何の価値も認めない者たちではなく、画家が描きたかったものに強く心を動かされて、画家の前に姿を現す者たちである。その情熱と感動があまりに大きいので、画家は好意でもって自分の絵をその者たちに与えるのである。そうしたときにこそ、真実の価値が定着するのだ。人はもはや、非常に高価なコレクションで画廊をびっくりさせようとはしなくなる。そしてたくさんの絵画、彫刻、タピストリー(壁掛)を手に入れる人とは、芸術家たちを最も良く評価して理解し、最上の情熱と友情と私心のない激励を芸術家たちに贈った者であろう。個人的な価値への礼賛が、貨幣への礼賛にとって代わるのだ。かれは芸術家たちと同時代に生き、かれらの創作物がうまれるのを目の当たりにする最初の者となるだろう。そして、かれらと生活を共にすることのできるよろこびで打ち震えている信奉者やファンたちと共に、芸術家たちは本当の創作活動を持つであろう。
所有することしかできず、自分自身が画家であろうとは決してしないものたちに、いったい何を教えなければならないというのか!
 貨幣が廃止されるとき、人びとはなぜ「最初の者が最後の者になるであろう」と書かれてきたのかを、本当に理解することであろう。 _ ラエル著・天才政治

・・・・・・
>> 日本の農業が衰えるという点ではデメリットだと思います。 >
 日本の農業はそれが有するファン_農業生産のファン、作物栽培のファン、日本情緒のファン、大地・農業のファン、食の安全のファン、食糧備蓄のファン、危機・災害・リスク管理のファン等、それらのファンと共に支えられ維持され継続されるべきではないでしょうか。 災害/事故の被害拡大を防ぐ意味でも世界の農地は分散して維持されていくことが重要ではないでしょうか。
>> TPP問題、日本側のメリットは >
_ 人間が生きていくうえで必要なものがある。衣・食・住がそれである。_
 日本側の条件、メリットはこれに尽きるのではないでしょうか。
また、日本自体が世界の農業・地球の農業のファンとして、その創作活動に参加するチャンスその意義も小さくは無いのではないでしょうか。
 また、世界で活躍してくれそうなバイオ技術もちらほらあり(?)、将来、積極的に参加かも?
藻、オーランチオキトリウム
http://www.dailymotion.com/video/xiyii6_yyyyyyyy …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2011/10/23 17:22

TPPでの農業のメリットは無と思います。



TPPは実質上、米国と日本の二国間の問題になるでしょうが、米国から日本に安い米や大豆、りんごなどが輸入されれば、日本の農業は壊滅的になります。 
もし、TPP参加後で日本の食糧自給率が今よりひくくなり、米国が干ばつ等の天災で自国の食料分しかなく、日本に輸出できない場合など、日本は食料危機に陥ることになります。
また、東南アジアからの安い労働者の流入で日本人の失業者は増え、輸入の安い食料が市場を占める比率が多くなります。

また、TPP参加後、「遺伝子組み換え種子や乳牛のホルモン強化飼料とか日本へ国民が知らない内に入いた」と、云うこともありえます。
そうなると、これまで農家が祖先から代々受け継いできた種子や田畑は壊滅的になります。
また、米国から大型スーパーの進出で地産地消というのも難しくなります。

TPPはアジアでEU共同体の様なグローバル化を図るものと思いますが、EUの先進国の酪農農家はEU成立後、価格の面で太刀打ちできず、潰れています。 また、多くの老舗小売店は潰れました。 地域の物を売る小売店が無くなると、食肉や野菜の品質の保証管理が疎かになり、地域住民の食の安全や自然に対する関心が薄らいで来ます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!
大変わかりやすいです

お礼日時:2011/10/21 19:55

TPPの農業に関するメリットと言えば、豊富に外国人労働者を作業員として雇用できて農業コストが著しく低下できる点でしょね。


農業に限った事ではないんですが、全ての分野にわたってTPP参加国からの低賃金労働者が大量に流入して日本人労働者の職を奪う事態が予想されます。
農業の場合は既にその労働力が不足しているので、今更「日本人の職を奪う」という状態ではないわけ。
TPPは参加国間での雇用の完全自由化が実施され、また農業資本もTPP参加国の企業に対し、完全に門戸を開きます。

現在耕作中断していたり、もう数年で放棄農地になるような耕作地を主として米国の大資本が買い集めて、そこに海外の低賃金労働者を集めて農作業させ、著しい低価格で生産物を販売するのが予想されます。
誰が儲けるのか… 土地が誰のものになるのか… という部分を除けば、日本国内で行なわれる農業は活性化するんじゃないでしょかね。
日本各地の田舎が完全外国化されますよ。多分日本語も通じない田舎がそこら中に出来ます。

また、日本では食品の安全を確保する為に様々な規制がありましたが、TPPによってそれらが無くなります。
米国標準の安全規制になり、遺伝子組み換え食品の推進やポストハーベスト処置の認可、狂牛病の許可、食品への放射線照射処理の全面解禁、農薬散布安全基準の緩和、、、、とか、色々と国際標準化されます。
ですので今よりずっと農業コストは低下します。

また、TPPは日本の食糧安全保障を全て海外に頼るという究極の選択が行なわれますので、人工の減少傾向や少子化傾向との整合性が取れます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/10/24 02:05

農業にデメリットはありません。


日本の農政は、農家を保護して来たけれども、農業を保護しては
来ませんでした。

デメリットがあるのは、農家です。
それも、趣味で農業やって、税金に寄生している
アルバイト農家だけです。

○米の生産コスト(2010)
日本  1ヘクタール未満  315円 kg
    5     未満  188円
   15     以上  160円
中国            163円
米国            144円
   
TPPは、票を武器に甘い汁を吸ってきた寄生農家
を整理するチャンスです。

(以下コピペ)
農業生産額の3割を占める野菜の関税はすでにほとんどゼロであり、
穀類の中でもトウモロコシの関税はゼロで、小麦は9割以上が輸入品だ。

最大の影響を受けるのは関税率778%のコメだが、世界のコメのほとんどは
日本人が食べない長粒種で、日本と同じ短粒種の生産は世界市場の数%しかない。
品種転換は容易ではなく、「外米は脅威ではない」というのが多くの専門家の
意見である。

そもそも農業生産のGDP比は0.9%で、それが文字どおり全滅したとしても、
GDPへの影響は農水省のいう1.6%にはならない。こんな小さな問題のために
多くの政治家が集まって反対運動をするのは、日本経済のためではなく
自分の選挙のためだ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2011/10/24 02:05

あるだろ。

しかも衰えるなんてどんな理論だ?
人の話を鵜呑みにせず、自分の頭で考えて。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!