アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

こんにちは。
MAX OS X10.6、PhotoshopCS4でイラストを描きたいのですが、カラースライダについて
わからない機能があり、質問を投稿させていただきました。
カラーウィンドウを表示し、左に表示されている逆三角形のボタンを押すと
「RGBスライダ」「HSBスライダ」「CMYKスライダ」「Labスライダ」という
カラースライダの種類が出てきますが、どのスライダが一番色んな色を表現できるのでしょうか?
どこかで「Labスライダ」が一番色域が広く色んな色を表現できると聞いたことがあるのですがそうなのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

目的(最終的な出力形態をどうするか)によって、使い分けます。



ディスプレイ上で表示できればいいのであったら、RGBカラーが一番です。
モニタの色表現である、RGB3原色の強弱を全て自由に組み合わせられるので、これで表現できない色はありません。

しかし、最終形態を「印刷」とするならば、RGBによる色域は広すぎます。
紙の上の「白」というのは、どう頑張っても白紙以上になるわけはなく、また、シアン(C)・マゼンダ(M)・イエロー(Y)の減色混合では、その組み合わせによって表現できない色も存在します。

そこで、Photoshopでは、印刷物目的ならば、はじめからCMYKモードを選択することで、表現外の色を使ってしまうことを防ぐことができます。
また、C・M・Y・Kそれぞれのレイヤーを、直接版下として利用することができるわけです。

Labカラーは、人間の目に見える色を表現する物として、設計されました。
紙の上に表現できる色より、モニタ上の色表現の方が広いというのは前項でわかったと思いますが、人間の目はモニタ以上の色識別の能力があるのです。
それを数値化したものなので、原理的にはRGBカラーより広い色域を表現できるということになっています。

でも結局、表示するデバイスがモニターならば、その表現力は生かせないのですが…。

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昔は、RGBで作った物をそのまま印刷物にすると、「色が全然違う!」とか言われたものでした。
でも最近は技術もこなれてきたので、RGB入稿しても、全体のイメージを損なわず、印刷してくれたりします。
まあそれだけ、全体の彩度を落としている感じなんでしょうけど…。

CMYKの表現力をフルに使いたい場合には、CMYKモードでデータ作成すれば、C・M・Y・K それぞれの階調を完全に制御できることになります。
(例えば、「ここは完全なマゼンダ一色に!」としたい場合、RGBではどんな色を置いても必ず色変換が入り、純粋なマゼンダになるとは限りません。)

長いですが、以下も見てみると面白いでしょう。

>RGBとCMYKってなに?
http://www.krcom.co.jp/color-story/

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HSBは、色空間的にはRGBと同じですが、人間が扱いやすいようになっています。

例えば、「ちょっと明るくしたい」という場合に、RGBでは、R・G・B・それぞれの数値を増加させます。
しかしその増加の割合を間違えると、色合いが変わってしまいます。

また例えば、「ちょっと赤っぽくしたい」としましょうか。
RGBでは、Rを大きくし、G・Bをそれぞれ減らします。
しかしその相関関係により、色は変わったが明るすぎたり暗すぎたり、また色自体も思ったより変わったり変わらなかったりと、RGB数値で思い通りの色を出すのは相当のテクニックを要してしまいます。

でもHSBでは、以下の3つの基準で色を選択できます。
Hue: 色相 (どんな色か)
Saturation: 彩度 (その色そのもの←→無彩色 の程度)
Brightness: 明るさ (明るい←→暗い)

そのため、同じ色で暗い色、もしくは同じ明るさで違う色などを、簡単に選択できます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/HSV%E8%89%B2%E7%A9% …
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この回答へのお礼

こんにちは。
たいへん丁寧なご説明を下さり、ありがとうございます!
とても勉強になりました。
ご回答ありがとうございます!参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/10/24 19:16

最終的にどのように使うかにより、決めた方がよいです。

色域がそれぞれ異なるため、相互に変換できない可能性もあります。

印刷所に出して印刷するような場合、CMYKでしか受け付けてもらえないと思います。Web用のカラーイラストであったり、家庭用インクジェットの場合だとRGBが良いと思います。
LabやHSBは扱える色域は広くイラスト向きとも言えますが、ちょっと専門色が高いので扱いこなすのは少し難しいかもしれません。
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この回答へのお礼

こんにちは。
用途によって使い分けるのですね。
勉強になりました。
ご回答ありがとうございます!

お礼日時:2011/10/24 19:11
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この回答へのお礼

こんにちは。
URL拝見させて頂きました。色んな情報が書かれており、参考になりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2011/10/24 19:09

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