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首都圏で走っていた電車がどんどん新しい物に置き換えられたと思ったら、
地方に旅行すると、元首都圏で走っていた電車を見かけることがありますね。
確かに短い2両とか3両で走っています、場合によっては色が違っていたりします。
そこで素朴な疑問ですが、首都圏で走っている電車は地方に持て行っても
そのまま走れるのでしょうか?

A 回答 (6件)

こんばんは。

「軸重」などという専門用語を使われていますから、素人さんでは無いとお見受けしました。

結論をいうなら、40T軌道でも221系の走行は可能です。新京阪デイ100のように50トンを越える
超弩級艦ならいざ知らず最近の30トン台でカルダン駆動の車両に関してはばね下重量がかなり
軽減されていますから、走行には問題ありません。ATSや通信設備が異なっても物理的に問題なく
走行が出来るということに間違いはありません。

先に回答された方は運転士とい立場で話されています。従って安全に営業運転が出来るという
ことを走行の条件と考えておられるので、質問者さんとの矛盾が生じたわけです。
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この回答へのお礼

3気筒蒸気機関車C53が軸重の関係で地方へ転出できず短命に終わった話を聞きました。
電車もそのようなことがあるのかと思いました。明解な回答ですっきりしました。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/10/26 09:44

 国鉄時代に走っていた旧型国電は2両編成も可能でしたから地方へ行っても大丈夫でした。


 101系は2両編成が可能でしたが、他の系列は短くて3両編成となり、制御電動車が無い系列は4両編成になります。
 寒さや雪の影響を考慮しない場合で4両編成でも大丈夫なら持って行っても大丈夫と言えるでしょう。
 短い編成にする場合は先頭車化の改造が必要ですし、寒い地区へ行く場合はそれなりの改造が必要です。

 電車は機関車に比べて軽く、首都圏のような重いレールでなくても走行可能です。
 40tの車両でも軸重は10tにしかなりません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/26 09:40

こんばんは。

No.3です。

>実用になるならないの問題でなく、軌道の規格、軸重の制限、ATS装置のタイプ、
通信設備の違い、そのようなハードウェアを全く変更せずに営業路線を問題なく走行可能かということです。

ATSの対応機器を搭載していない、軸重の制限(軌道の規格から軸重制限や速度制限の要因となります)、列車無線が対応できなければ非常時の対応が取れませんので、質問者様が思われている前提では走行は出来ません。
列車を動かすという事は、上記の機器や設備があっての話しですから。
そして、実用になるならないという前提は、私たち現業に携わる者にとっては全く意味をなさないので、考えません。

普段走行しないエリアに居る車両、そのエリアに対応する設備があってですので。

>たとえば、地方のローカル線などの軌道は37kgや40kgが未だに使われいるのか、もしそのような
路線にたとえばE221系の4連(Mc・T・M・Tc)などが問題なく入線できるかと言うことです。

どうでしょうか・・・
いくら地方でも、E221(車両の組成からJR西日本の221系でしょうか?)の4両が入れるような所で37Kレールや40Kレールを本線で常用しているような箇所はないですから、考える事も無かったです。
使用していても営業線ではなく留置線の一部。速度を出していないので問題ありませんが、非電化の単行列車が走るローカル線ならいざ知らず、電化路線でそれなりの収益がある区間ですから、前提がちょっと強引だと思います。
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この回答へのお礼

運転士という立場での回答、参考に致します。ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/26 09:39

こんにちは、首都圏の私鉄で電車運転士をしております。



>首都圏で走っている電車は地方に持て行ってもそのまま走れるのでしょうか?

基本的に、レール幅と電気があっていれば(直流or交流、あと電圧の差異)が合っていれば、
そのまま走る事は可能です。
山手線の車両がそのまま新潟地区や長野地区で走る事も出来ます。
 ※ JRの首都圏で使用する車両は、ここ最近は新潟県の新津で新造し、試運転で新潟地区を走っています。

ただ、地方と首都圏では環境が異なり、そのままでは使いにくい車両になってしまうので改造する必要が出てきます。具体的には、

◇10両編成では定員が多すぎる⇒編成を短くする⇒その際に制御器を更新する。中間車を先頭車に改造したりする。
◇寒い地区では、旅客が押しボタンを使ってドアを開けます(ドアの半自動式扱い)。そのボタンや関係機器の改造取付け。
◇冬季、結露などで制御器に絶縁不良が発生し故障の原因の一つになってしまうので、水滴が入りにくくするように機器の収納箱を改良する。
◇環境によっては床下の配管が冬季に凍結し、出庫整備が出来ない事例もあるので、ヒーターを追設工事で取り付ける。
◇降積雪時の運行に備えて、耐雪ブレーキの整備や制輪子をその投入環境にあった温度帯に交換する。
◇首都圏の運行と違い、長距離長時間の運行もあるので、トイレ設備の取付け。
◇ワンマン運転を行う環境もありますので、料金箱や保安装置の整備。
  
これらの整備をして、新しい環境に投入されます。
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この回答へのお礼

>基本的に、レール幅と電気があっていれば(直流or交流、あと電圧の差異)が合っていれば、
そのまま走る事は可能です。

なるほど、理論的問題ないのですね。

改造すれば走れるのは当然だと思うのですが、全く改造もせず走れるか知りたかったのです。
実用になるならないの問題でなく、軌道の規格、軸重の制限、ATS装置のタイプ、
通信設備の違い、そのようなハードウェアを全く変更せずに営業路線を問題なく走行可能かということです。
この場合顧客サービスなどのソフトウェア面は考慮しなくて良いです。
たとえば、地方のローカル線などの軌道は37kgや40kgが未だに使われいるのか、もしそのような
路線にたとえばE221系の4連(Mc・T・M・Tc)などが問題なく入線できるかと言うことです。

私は鉄道マニアでもなんでもありませんが主人は電気メーカーの技術者(海外勤務)ですので、
電車にも多少は興味を持っています。詳しいことは何も知りませんが、シロートの素朴な疑問です。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/25 18:35

基本的に線路幅は一緒なのですが 首都圏で使われている直流電化用の電車をわざわざ地方の交流用に改造してまで転用することは普通しません(電動車ではなく付随車だけを転用するなら比較的容易です)



また、首都圏では長大な編成で使うことを前提に車両が製造されていますので
これを地方の2-3両の短い編成にしようとすると 運転台のついた先頭車が足らないことになりますので
仕方なく 中間電動車や付随車を改造して先頭車にするようなことが行われます
床下の機器類も 短編成化改造に伴って色々と移設されます。

ローカル線では列車交換のため駅で長時間停まることもありますので 冷房の冷気が逃げないように(あるいは冬に冷たい空気が入らないように)ドアの脇に乗客が操作する開閉ボタンを付けることもあります
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この回答へのお礼

改造すれば走れるのは当然だと思うのですが、全く改造もせず走れるか知りたかったのです。
実用的に使い物になるならないは別で、そのまま何の問題なく走れるのでしょうかということです。

お礼日時:2011/10/25 18:19

軌道幅が同じで、電化されてて、車両サイズやドア数に問題が無ければ走れます。



一部区間では、寒冷地仕様に改造して運行しています。架線の電源に違いなどがある場合も改造して使います。

改造で対応できないような、大きな問題がある場合(例えば、軌道幅が違うとか、車両が大きくてトンネルに入れないとか、2ドアになっててホームの乗車位置が合わないとか)には、走れません。
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この回答へのお礼

改造すれば走れるのは当然だと思うのですが、全く改造もせず走れるか知りたかったのです。

お礼日時:2011/10/25 18:17

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