質問

時代劇「水戸黄門」について。好きでいつも見ていますが、いつも疑問に思うことがあります。
(1)悪代官が最後に印篭をみてひれ伏します。なぜでしょうか?
 「幕府の代官」は幕府の役人ですから将軍家の親戚である水戸家を警戒するのは理解できますが、「藩の代官」が身分の差があるとはいえ、他藩のしかも隠居したじじいに藩邸に無断で侵入され説教受けたうえ土下座するのはどうなのかと思っていましたが。
「悪代官」が「徳川幕府の代官」であった場合、水戸光圀が徳川将軍家の親戚かつ幕府要職経験者で公儀にチクられ直接処分をうけるのをおそれているから。
 「藩の代官」であった場合、公儀にチクられ幕府から藩の殿様へ監督不行き届きを咎められる⇒殿様からの処分を受ける・・・間接的処分をおそれているから。
・・・という認識で正しいでしょうか?

(2)助さん格さんが、小さいですが刀をさげています。名主でもない呉服問屋の手代の身分で、帯刀が許されているのでしょうか?旅の護身用ならOKということでしょうか?

詳しい方教えてください。

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回答 (4件)

水戸黄門は、実在の人物を基にした娯楽フィクション作品ですから、まああまり細かいことをいってもしょうがないです。
ドラマ「相棒」を見て右京さんは警察官なのになんで犯人を追い詰めるのに取調室を使わないで犯人の部屋とかで追い詰めるんだろうかとか、マンガの「名探偵コナン」を見てなんで殺人現場に子供が入れるんだとかいうようなものです。
それは視聴者が自由に解釈していいと思いますよ。

ちなみに助さんのモデルになった佐々宗淳さんも、格さんのモデルになった安積澹泊(あさかたんぱく・通称が覚兵衛だったのでカクさんになったようです)さんも儒学者で学者さんでしたからおそらく立ち回りは苦手だったはずです。

ちなみに本来は黄門様は水戸藩のお殿様です。当時は各藩というのは独立国家みたいなものでした。だから、幕府は監視のためにスパイを送りましたし、もしそれが発覚すれば各藩はそれを「処理」しました。
ドラマでは悪代官をこらしめるので、代官ですから幕府の直轄地に現れるということになります。しかしいくら幕府の直轄地といえども黄門様は水戸藩のお殿様なので幕府の領地で好き勝手をするのは「内政干渉」ということになります。
一応そこは「天下の副将軍」ということになっていますが、江戸幕府に「副将軍」という肩書はありません。あれは「自称副将軍」ということになります。アメリカでは大統領が暗殺などをされると副大統領が大統領になりますが、徳川将軍の場合、将軍が死んだら老中などが合議して「新しい将軍」を立てます。もしその新しい将軍が子供で政治ができない場合などは老中の中から「大老」という特別職を置いて対応したのです。
将軍に世継ぎがいなければ水戸(黄門様のところですね)、尾張、紀州のいわゆる御三家の中から新しい将軍を選びますが、ここから選ばれたのは江戸時代を通じてあの暴れん坊将軍こと吉宗公だけです。それ以降は御三家にお声がかかることはありませんでした。
理由は簡単で、実は暴れん坊将軍は成り上がり者の性で自分の立場にえらく執着し、自分のところ以外つまり尾張や水戸から将軍が選ばれるようなことがないようにと「御三卿」というのを作ってしまってそこから新しい将軍を選ぶようにしちゃったんですね・笑。
尾張や紀州は割と大きい藩だったので別に将軍になれなくてもそこはそれなりの生活を送れましたが、御三家の中で一番小さかった水戸藩は将軍にはなれねえわ、藩は小さくて贅沢できねえわなのに見栄っ張り(茨城の人は見栄っ張りです)なもんだから「俺ら(水戸藩)は将軍の家臣じゃねーんだよ(いや、家臣なんですが)」というひねくれ(茨城はヤンキーが多いのも有名です)になって勤王思想なんかに走って結局徳川家を潰すことになっていくことになります(より厳密にいえば勤王思想を始めたのは吉宗より古い光圀(黄門)さんなんですけどね)。

そもそも黄門様(水戸光圀)は江戸時代初期の人物で、ドラマはほぼ幕末(時代劇に出てくる江戸時代の風俗文化はほぼ幕末になります)で時代が合わない(光圀が生きていた時代にはあんなに宿場や文化などが発達していませんでした)となるので、ケチをつけたらきりがないのですよ。

娯楽作品ですから、そこらへんは自由に解釈して楽しんでいいと思います。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
もちろんフィクションですから多少の脚色、違いは承知しておりましたが、ご説明勉強になります。

>悪代官が最後に印篭をみてひれ伏します。なぜでしょうか?

江戸時代末期にベストセラーになった「黄門漫遊記」が基本だからです。
当然、フィクションです。
水戸家が「慶喜を将軍にしたい。水戸家は、光圀のような名君が多い血筋なんだ」
つまり、一種の世論操作の一環としてこの物語が誕生したのです。
印籠の前にひれ伏す場面は、この「フィクション」を真似ているからです。
反対に、「暴れん坊将軍」の場合は、三つ葉葵の家紋が付いた衣装の将軍が現れても「お手向かいします」と、将軍に刃を向けますよ。^^;
これも、娯楽番組だからです。
黄門さんの場合、実際にドラマの内容が当時あったとすれば「確実に、闇」に葬られます。
他藩内に無断で通行しても、「成敗」でしよう。
黄門さんは、「お忍び」ですよね。各藩としては、一般の旅の隠居に過ぎません。
下手に「この印籠が」とやると、反対に「公儀を恐れない者」として処罰されるでしよう。
「お忍び」ですから、公式な訪問ではありませんよね。
闇から闇でも、何ら問題は生じません。
これが、公式の訪問・他国領内通過なら「身分(ご家門・親藩・外様・石高など)格式で対応」します。

>名主でもない呉服問屋の手代の身分で、帯刀が許されているのでしょうか?

日本差しは、武士だけの特権です。
が、一本差しの場合は武士以外でも可能なんです。
ヤクザも、一本差しですよね。ただ、厳密には「刃渡りの長さ」が決められていました。
通行・護身用にも、認められていましたよ。
帯刀の許可と旅の護身用許可とは、異なります。
(渡る世間は、カネ次第)

この回答へのお礼

>日本差しは、武士だけの特権です。
が、一本差しの場合は武士以外でも可能なんです。
ヤクザも、一本差しですよね。ただ、厳密には「刃渡りの長さ」が決められていました。
通行・護身用にも、認められていましたよ。
帯刀の許可と旅の護身用許可とは、異なります。

他の回答者さまにもありますが、教えていただきたかった回答でした。ありがとうございます。
勉強になります。二本差し・・かな?

悪代官は幕府の代官です。将軍家直轄の家臣である旗本なのです。諸藩も幕府に倣って幕府同様の役職を設けてはいましたが、幕府が藩の内部の問題に直接介入することはありません。藩内部で解決できないということ自体が大変な大失態で、それは藩が処分を受けることになるのです。「水戸黄門」は諸藩に介入しているのではありません。あくまで幕府直轄領に限定して旅を続けているだけなのです。印籠を見せるということは少なくとも将軍家から、それを公認されている身分の高い人なのだということは庶民でも知っていることなのです。只のご隠居がそんなものを携帯している道理はないのです。日本の隅々まで徳川の絶大な威光が轟いている時代なのです。いわゆる帯刀の特権とは、打刀と脇差の二本差しのことです。脇差か道中差か一本だけなら、それは帯刀の特権に抵触するものではありません。「水戸黄門」はストーリーも設定もフィクションですが、時代背景を無視した話でもないのです。かっかっかっか。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
勉強になりまするー。
ははーっ m(_)m

(1) 完璧な不正解   正解はドラマだからです  

実際にあのようなことが起これば、上様を騙る不届き物として始末されてしまうでしょう
(特に光圀の頃は、戦国時代の尾を引いていましたから不届き者を成敗するのは義務、できない者はとがまられる)

武士でも刀を抜けなくなったのは綱吉の代の生類哀れみの令以降です(生類哀れみの令は戦国時代のパラダイム変換が主目的です)

主旨は歴史のジャンルでの質問ではありません

そのことさえ判らないくらいドラマの毒に染まっています

(2) 士分でなくても、道中には道中差として認められていました

この回答へのお礼

道中差というのがあるんですね。
なるほど。
歴史のジャンルではございませんでしたか失礼しました。
ご回答いただきありがとうございます。

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