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関西にある4年制大学で音楽を学べるのは、知る限りエリア順に京都市立芸術大学、同志社女子大学、大阪音楽大学、大阪芸術大学、相愛大学、神戸女学院大学、武庫川女子大学だと思います。
音楽学部は学力が重視される他の学部学科より実技のウェイトが高い分、受験時の判断材料となる材料が偏差値中心に考えると判りにくく思います。
学力は予備校等が出している偏差値ランキング等である程度知る事ができますが、実技のレベル、教授陣のレベルは情報が少なくて、知人が受験希望の子供と共に判断しかねています。
厳密には専攻楽器にもよると思いますが、もっとざっくりで良いので、各大学を受験する際の実技のレベルと教授陣のレベルをお教え下さい。
因みにその子は器楽の中で鍵盤打楽器を専攻したいようです。

A 回答 (4件)

家が金持ちかどうかと楽器の腕前に関連性はないでしょうから、国公立と私立、両方受かれば、少なくとも貧乏人は国公立を選ばざるを得ないでしょう。


また、首都圏の人口と関西の人口は2:1です。
首都圏の難関音大を3つとすると、関西の難関音大は、あっても二つも無いだろうと想像します。
それだけの市場規模、ということです。
http://passnavi.evidus.com/search_univ/daigaku#0 …
http://passnavi.evidus.com/search_univ/daigaku#0 …
やはり全体で1/3のようです。
おそらく各校のレベル差も、関東の三校分が関西の一校分となりそうです。
更に、少子化で受験生数が約半分強になっているとすると、関西の一校分は昔の関東の五校分に相当しそうです。
関東であっても六番目以降の音大は、そろそろ何だかなぁとなっていたのではないでしょうか。
普通の専攻であっても、関関同立とか、早慶上智MARCH成成明学とか、数としてはそんな感じになるわけで。
そこより下だと。

また、基本的に偏差値は関係ないとは思いますが、それにしても、代ゼミや進研で偏差値40を割るところがあるなら、それはちょっと拙いだろうと想像します。
大学入試基礎と言うよりは公立高校入試に毛が生えた程度の問題(昔の武蔵野音大の問題のこと)すらこなせない受験生でも入れざるを得ない状況である可能性が大です。
なお、プロの音楽家、に対して、所詮音大入試だろう、と言えるような子で、関西の私立音大を考えられる家計の状態であれば、東京藝大を視野に入れるんじゃないかと思います。

というわけで、どこがどうか判らないのは、おそらく、トップを除けばぐだぐだだからだろうと思います。想像ですがね。
わざわざ東京や大阪や京都に出てまで来てくれる音大と、それなら地元にあれば地元で、という音大とで違うことになりそうです。
学費が高いですから、地元で済むなら地元でと考えがちになるはずです。
まして、女の子を家から出したくないと考える親も多いでしょう。
学費だけではない、家で練習できる住環境となると、更にお金がかかるわけです。
極普通の私立文系の選択と学費の壁の高さが違うわけです。
それでも大阪や京都に、という大学とそうでない大学のギャップは広がりそうです。五校分では済まないかも知れません。

偏差値というのは、学力がどうなのか、どこになら受かりそうか、という大変便利な指標です。
音楽に於いて、そういう指標は存在しませんので、ここで情報を集めるのはまるで無駄なことです。
たぶん東京藝大であっても、基礎しか問うてない「つもり」だろうと思います。
勿論、東大入試であってもそうです。
物の見方は見る人の実力によって変わってしまうのです。
私も二年浪人して、入試問題ならある程度こなせるようになってみると、関関同立の問題など、必要な基礎すら問うていない、としか見えなくなりました。
現役時は殆ど宇宙人の言語にしか見えなかったのですがね。
それで大学四年になってみると、指導教員から、基礎が全くできてない、と叱られるわけです。
世の中そういう物です。
その子にとって、もの凄く高度な技術が、関西No.1の音大入試で箸にも棒にもかからないことは十二分にあり得ることですし、逆に、特に変わったことはしてないんだがなぁという状態なのに、どこの音大でも(というのはさすがに難しいか)通用してしまうことだってあるでしょう。
東大に行く人で少なくないのは、質・量ともにもの凄い勉強をした人ではなく、勉強ならできちゃうんで何だか知らないが東大というところに来ることになった人でしょう。
音楽のトップレベルならなおのことでしょう。
私の横で吹いていた奴もそう。
「どうやったらできるんだ?」「いや、特に何かした訳じゃないんだが...」それでできてしまうんです。
私が東京藝大に受かろうと思ったら、私にとってのスーパーテクニックを要求されることになり、一日72時間の練習が必要となるでしょう。
でも、葉加瀬太郎なら「基礎だけ」やっていれば苦労せずに受かるのかも知れません。
葉加瀬太郎が基礎だけできていれば受かる、と言ったとして、それを私が真に受けて準備すれば、私は数年間棒に振ることになります。
ここでも良くありますが、早稲田志望ですが、と言うくらいだから学力もそんなもんなんだろうと思って適当なアドバイスをするおっちょこちょいが少なくないのですが、よくよく質問者の学力を確かめてみれば、関大どころか近大も危ないような学力で、それからするとまるで不適当なアドバイスが山のように並ぶことがあります。
どういう力量の人がどうなのか、です。
楽観的な間違った情報を混ぜ込む事に対する危険性をきちんと考えているでしょうか。
音大美大に関してはどういう力量かが判らない時点で、ここでの情報収集は無理です。
おそらくは多くの大学がぐだぐだな状態でしょうから、となれば、どういう音楽、どういう方向性の教員が、どこにいるか、ということになるのかもしれません。
いずれにせよ、実力が伴わなければ絵に描いた餅ですので、音大予備校や、音大受験向けのレッスンの先生に、相談しない理由がどこかにあるのでしょうか。前も後もないでしょう。
音大というマイナーな進路の中でも、鍵盤打楽器という更にマイナーな進路です、偶然を除けば情報は集まらないと見ます。
早稲田だ慶應だ同志社だ東大だ京大だ、このくらいなら情報が集まるかも知れませんが。(おそらく同志社でもう苦しいでしょうけど)

また、音大を出てもどうにかなる、のであれば、他を出ればもっとどうにでもなる、ということでしかありません。
原理的に、音大卒の就職が文学部卒を上回ることはありません。
特に、関西No.1音大と、関西No.1文学部(京大ね)を比べてしまえば。同偏差値ランクの文学部と比べて不利、という感じでしょう。
一部成功者の話を鵜呑みにするのは、上記の通り危険なことです。
卒業後、音楽の道に進まないのであれば、どうしてそっちの準備をしなかったのですか?ということにしかなりませんし。
成功する人が居ないとは言いませんが。失敗する人が多すぎるだろうと思います。
成功したらどうなのか、失敗したときはどうするのか、その割合は。工学系、社会科学系、文学系、等々と比較しながら考えることだろうと思います。
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京都市立芸術大学音楽学部ならお勧めでしょう。

後は、東京の私立の武蔵野、国立などと一緒にはならないでしょうね。
鍵盤打楽器ある言葉が良く分かりませんね。
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30年ほど前に私立音楽大学卒業した者です(専攻はピアノ)


「鍵盤打楽器」とありますが鍵盤楽器(ピアノ、オルガン)ではなく「鍵盤打楽器」なのですか?
打楽器の中に分類される楽器ということですよね?
とすると、かなり限定される楽器ですが…。
鍵盤楽器なら比較的容易ですが、打楽器となると、かなり難しい質問です。
結論から言うと、ここでは満足のいく答えはもらえないのではないか、と思います。
それなりの人が見て、回答してくれたら…と思いますが、かなり限られた人になってしまうと思います。

ここからはその理由…ということになりますが、音大の中でも少数派の「打楽器専攻」ですし、その中でも特殊な「鍵盤打楽器」ということが理由です。
私は首都圏在住、首都圏の音大出身なので(昔大阪に5年住んだことはありますが)関西の音大についてはよく知らない人間なので、音大一般に共通することとして書き込みます。

まず、大きく分けて音楽大学と総合大学の中の音楽学部の2つがあると思いますが、私は前者の方ですので、その中で説明させていただきます。
音大の中の音楽学部(音大なので全員同じ)
その中で「学科」に分かれ、大学によって名称は多少違いますがおおよそは。
器楽科、声楽科、作曲科、音楽学科、音楽教育学科、指揮科、楽理科…。

その中の器楽科。
有鍵、管弦、打楽器…それぞれ専攻になると思うのですが、この「打楽器専攻者」が大体において大変少人数です。
人数の多いピアノや声楽、弦楽器あたりはその大学の看板にもなる専攻なので、おのずと巷にも情報として流れていると思いますが、打楽器専攻というマイナーな専攻で、なおかつ「鍵盤打楽器」ともなると、実際受験した打楽器専攻の人、音大予備校、音大教員等でないと答えられないのではないでしょうか?
「ざっくりと」と言われますが、各校の「打楽器専攻」のレベルを比べる必要があると思うのですが、それを把握している人間はそう沢山はいません。

「教授陣のレベル」は素人には比較出来ないことだと思います。
大学にもよりますが、教授、助教授、講師で、大抵人数が多いのは講師。
ピアノ科や声楽、バイオリンなどの人数の多いところはやはり教授の人数も多いですが、マイナーな専攻だと助教授がいればいい方、講師だけかもしれません。
もしかしたら、総合大学あたりで、打楽器が軽んじられていて、指導者が本来は打楽器専門でない教員が教えている…というような可能性も無きにしも非ず…です。
病院と同じで、全体の評判、レベルというより、楽器は個々の先生によりますので、大学の中の「打楽器の教員」を比べることなので、一概には言いきれません。
私は教授、助教授、講師、他の音大の講師、に師事しましたが、テクニック的に一番身についたのは、芸大出身の他の音大の講師。
芸大を優秀な成績で出た?という助教授は、演奏家としては優秀かもしれないけれど、教え方は正直良くなかったです。
ですので、肩書きでは比べられないし、医療と同じく相性もありますから…。

一般的にですが、総合大学、特に芸術以外の学部が沢山ある中の一つ、というような大学より、音楽学部のみ、芸術学部のみ、の大学の方がレベルが高いのではないでしょうか。
がしかし、音大の中でもそうですが専攻によります。
〇〇はA大学よりB大学の方がレベルが高い、入りにくい、人数少ない…ということがありますので。

それから、これは私の個人的な意見ですが、試験の内容を見れば、ある程度のレベルがわかるのでは?と思います。
まず専攻楽器の課題曲の難易度と指定された課題曲の曲の数。
音大なので、一般教科、他の副科、楽典などが優秀でも、専攻が合格レベルでなければ間違いなく落とされると思いますので(難関大学ほど配点も高いでしょうから)これを無難に弾こなせる技術(楽譜は譜面通り弾けてあたりまえ)それ+α表現力です。
その大学が要求しているレベルということでしょうから、ある程度比較が出来ると思います。

難関校ほど楽曲の難易度が高いですし、曲数も数が多い傾向があると思います。
課題曲が知らされてすぐ取り掛かりますが、これらを弾きこなしながら、他の大学を…と思っても楽曲が共通でないと無理…と思うほど。
ですので、レベルが高くなるほど受験校の数が限られてきます。
さほどでもない大学は、課題曲のレベルもそうですが、課題曲も1曲、その選択の範囲が広かったり(難関校の課題の中の1曲で済んだりします)

もう1つは専攻の楽器以外の試験内容です。
初見視唱、聴音を含む楽典、コールユーブンゲン、コンコーネ、副科ピアノに指定された曲のレベル…等々難関校ほど沢山ある傾向があるように思います。
難関校ほど〇番〇番〇番…の中から当日1つ指定、のような形式ですし、一方は事前に指定されている〇番1つ、というような負担の軽い試験傾向があるように思います。
難関校ほど課題が多く、負担が大きく、入試日程が長期(私は1週間くらいはかかった記憶)レベルが低いところは負担も小さく、1~2日で終了(行く気はなかったけれど本命前の練習、度胸試しとして受けた大学はその程度だった)ということが言えるのではないか、と思います。
以上はピアノや声楽、管弦等、の場合です。

ここからは音大出身の私でも認識不足、かかわりの全くなかった「打楽器専攻」の難しさについてです。
差し出がましいというか、よく知らない私が言うことではないですが。
「打楽器専攻」ということなので、総合大学の中には「打楽器専攻」がない可能性がありますから、まず、その有無を調べた方がよろしいと思います。
そして入試に関しては、打楽器の人はオーケストラを見ればわかりますが、打楽器全般こなしていますので、おそらく入学後は打楽器を一通りこなすようにしていくのでは?と思います。
それもあって、おそらく、ですが、今は「鍵盤打楽器」だけは超得意でも、入試では何が課せれれるのか?
大学によって違うかもしれません。
ピアノ、声楽、バイオリン専攻などならわかるのですが、一言で打楽器と言いますが打楽器は種類が多いので、もしかしたら打楽器の中の経験のない楽器が課せられているやもしれません。
今、そのお子さんが何年生かわかりませんが、もしかしたら入試のために、今から新しい楽器に挑戦する必要があるかもしれません。
または入試では打楽器らしい楽器を使用せず、さほど専攻らしい課題はなく、他の入試科目で総合的に判断するのかもしれません。
このあたりが大学によって違う可能性があるような気もするので(これはあくまで私の推測)入試課題が何か、併願校のこともあるし、大学ごとの入試要項を検討する必要があると思います。

以上、回答としては不十分ですいませんが「基礎がしっかりしていれば」「相当なテクニック」「上手な演奏」というような言葉では、入試や大学の難易度、レベルを語ることが出来ないことと、打楽器専攻というマイナーな専攻なので、その情報を持っている人が少数、ということで、それなりのところから確かな情報を仕入れることをお勧めします。
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その手の受験は、音大受験に詳しい人のレッスンを受けるか、音大受験用の予備校に行くかするしか情報を得る手段はありません。


だいたい、実技試験のレベルを口で説明するのは不可能でしょう。
音を出してナンボ、音を聞いてナンボの世界でしょう。
xxが弾けます、という「自己申告」が通用する世界でしょうか。
自分では弾けているつもりでも、プロから見れば弾けていない、のがザラでしょう。そのあら探しをするのがまともな音大入試でしょう。(まともじゃない音大はおそらくこの限りではないでしょう)
その子の音を聞いて、じゃぁどうなのか、でしかないでしょう。

ついでに、
例えば工学部に進めば、そっち方面の就職というのは十分考えられることです。他の方面に進んでも、概ね就職に強いです。
それは、まず、背景にその分野の大産業を抱えていて、就職先が十分にあるからです。
また、入試の際に学力を要求され、しかもカリキュラムがきついために、あまりに酷いのは留年等々の×印が付くので割と安心して採用できるからです。
ついでに言えば、数学ができるというのも大きいでしょう。
音大はその真逆です。
音大を出たところで、その道の就職先は殆どありません。少なくとも飯は喰えません。
他の方面に進もうにも、偏差値ランク表を見ればお判りの通り、バカばっかり集めてしまっていますので、おそらく企業の評判は良くないでしょう。
更には、専攻を選ぶときに就職のことを全く考えていないわけで、そういうお気楽トンボであるというのもマイナスでしょう。
実際4年間、仕事には一切役立たないことばかりやるわけです。
就職という点では、おそらく最悪の専攻ですので、お気をつけください、とお伝えください。
勿論、家が大金持ちで一生遊んで暮らせるとか、容姿端麗で結婚相手はよりどりみどりだとか、そういうことなら話は別です。
特に前者の場合は、金に糸目を付けず、レッスンを受けるなり音大受験用の予備校を探して行かせるなりすべきでしょう。
最近はないのかも知れませんが(東京藝大や国立や桐朋ならまだどうだろう)、可能な限り、志望校の教授のレッスンを受けておく、なんて風習も、昔はあったくらいでしょう。
それと、当たり前のことですが、私立音大の場合は学費をきちんと調べてください。
たぶんその辺の私立文系大学の倍か3倍くらいの学費ではないかと思います。
学費以外にも色々かかるのかもしれません。

この回答への補足

>その手の受験は、音大受験に詳しい人のレッスンを受けるか、音大受験用の予備校に行くか~

その前段階での情報として知りたかったのです。

>だいたい、実技試験のレベルを口で説明するのは不可能でしょう。

私の書き方が悪かったですね。
例えばその大学の入試で「基礎がしっかりしていれば大丈夫」とか「相当高度なテクニックを要求される」とか「技術より表現力を問われる」とか、そういう回答を求めています。
もちろん、これらを含め総合的に「上手な演奏」ができるのに越した事は無いでしょうけど。

>ついでに、~

学費の事は既に調べています。
私立で年間概ね200万円位のようですね。
その他に大学外のレッスン料やクリニック参加費を加えると、勉強だけでざっくりと年間250万円くらい掛かりそうです。
私立文系の学部のほぼ倍です、すごいですね。

進路について。
これはtekcycleさんが思っておられる程ではなくて、意外としっかり飯を喰える(笑)ようです。
私も話を聞いて意外だったのですが、要約すると、音楽家としてやっていけるかどうかは、大学を出てちゃんと生活できる給料をくれる会社に就職できるかどうかと同じ話で、要は在学中にそれだけのスキルを身につけているかどうか、なのだそうです。
それに音楽学部の場合、例えば工学部と違って、卒業後に雇ってもらえる就職先を探すより、自立自営を考えている人が多い(将来の人脈作りの為に就職する場合もあるようですが)ようです。
これらは受売りですが、ともあれ、住む業界が違えば他の業界の事情は判らない(まして音楽家業ですし)ものだな、という私の印象でした。

補足日時:2011/10/29 12:40
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