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油入型とモールド型のトランスは何が違うのか?
値段はモールドの方がはるかに高いのですが、どうしてですか?省スペース型なのでしょうか?それとも火災が発生した時に燃えにくい(不燃材料)でできているのか?とか何でも良いのでご存知の方いましたら、教えて下さい。

A 回答 (2件)

モールド型は変圧器の巻線をエポキシレジン(絶縁性の樹脂)でモールド成形したもので、充電部分が露出していません。

また油を使用していないので、短絡事故がおきたときに油が沸騰・噴出しアーク火花により着火して火災になる危険がありません。
冷却はエポキシ表面からの抜熱による空冷なので、大型のものが製作困難です。また樹脂の絶縁性能の制約があり、数万ボルト1000kW程度が上限となります。

コイルの成形、エポキシ樹脂の真空含浸などで手間が掛かり高価になります。

油入のトランスは油で絶縁と冷却を兼ねているものです。油を強制循環させ熱交換器で冷却すれば大型のものが製作できます。大型のものは100万ボルト、500MWクラスが製作可能です。
電柱上のトランスは全て油入で、量産効果があります。
火災の問題から、地下変電室に設置する変圧器はモールド型かSF6ガス絶縁変圧器を用います。またキュービクル内設置などへの採用や、油の管理がいらない保守性を考えて採用する例があります。
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参考URLをご覧ください。


more を見るとモールド形の詳細がわかります。

参考URL:http://www.jibu.co.jp/item/index.htm
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