アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

Gibsonのフルアコのペグを自分でグローバーのC102に交換しました。
元のペグはクルーソンタイプでしたが、ブッシュ式ではなくロトマチックと同じネジ止め式で、穴の径も同じだったのでほぼ無加工でそのまま付けられました。

しかし弦を張ってみると、弦のテンションに引っ張られてヘッド表面のクリヤー塗装の塗膜がワッシャに押され、白く浮き上がって剥がれてきました。
じつはこの現象は初めてではなく、過去にも違うギターで経験しているので、今度はそうならないようにナットの締め具合を注意深く調整したつもりなんですが・・・。

しかしよく観察してみるとこのペグ、本体自体は穴にピッタリなのですが、ヘッド表面から入れる筒状のナットの外径は穴に対して結構ゆるゆるなのですよね。それを穴の内部でペグ本体とネジで連結し締め付けることで固定される構造になっています。
ですから一見しっかりペグが固定されているように見えても、ストリングポストはぐらぐらしていますから、弦の強い張力によって引っ張られると筒ナットはその方向へ傾く力がかかり、それの下に挟まれているワッシャはヘッド表面にめり込むような方向に力がかかります。
とくにフルアコは弦が太く、かなりのテンションですから尚更です。

考えられる対策は、穴の上部(ナットを入れる側)半分をいったん埋めて、筒ナットとピッタリ同一の径の穴をあけ直すことですが、そこまでやるとリペア代がけっこうかかるようで躊躇しています。かといって自分でやる自信もありません。

そこで詳しい方にお聞きしたいのですが、このペグのナットの締め具合い、及び取り付け時の注意というかコツがあれば教えて頂きたいのですが・・・
自分で「こんな感じかな?」と思ってやっただけの作業なので、根本的なセオリーを無視した取り付け方をしているかもしれません。
リペアに精通された方がいらっしゃいましたら、アドバイスを頂けるとありがたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

ネジ止めするブッシュが緩いと、仰るように張力に負けてペグポストが動いてしまいます。


ヘッドストックに空いている穴とブッシュのサイズが適合すれば問題無くなりますので
ブッシュの周囲に何か巻き付けて隙間を無くせば大丈夫かと思います。

テープ類やゴム類はラッカー塗装と反応して溶けたりしますので、包装パッケージや柔らかいプラスティックの板など回りにあるもので長期間の使用に耐えられそうなものを探して見て下さい。
ブッシュを固定し直す場合には、既に位置ずれしている可能性が高いのでヘッド裏の止めネジは緩めた状態にしてブッシュを固定した後に締め直します。

締め付けは絶対に適合するサイズのボックスレンチを使用します。手持ちのモンキーレンチでは色々な部分が傷だらけになってしまいますし、トルクもちゃんと掛かりません。適合するサイズのレンチは100円ショップでも手に入る筈です。

トルクをかけすぎると、ヘッドストックの付き板が凹んでしまいますのでほどほどに。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですね、筒ナット(ブッシュ)に何か巻いて直径をかせぐのが差し当たり妥当なようですね。
今はとりあえずの対策として、ワッシャとヘッド表面の間に厚紙でシムを作って挟んでいます。紙の厚みの分、ブッシュとワッシャが余計に傾きやすくなりますが(といっても目視ではっきり分かるほどではないですが)塗膜が傷むよりマシですから・・・

レンチはもちろんピッタリ合うボックスのソケットを使用し、エクステンションを使用し小型のドライバーハンドルを付けて、素手で回して止まるところから塗膜が凹まない程度に軽く締めこむ程度にしています。(純正品が付いていたのと同程度のトルク)
もしかするとこの締め込みトルクが弱すぎるため、ストリングポストに押されてブッシュ及びワッシャが動きやすいからか?と思ったのですが、以前に同じ失敗をしたときはもう少し強く締めて(それでもかなり注意したつもりですが)盛大に塗膜を剥がしてしまったため今回はこれぐらいに留めています。

ネットで対策法を探していて、ジョン・レノンの愛用していたカジノの詳細写真を見ました。
同じようにワッシャ周辺の塗装がめくれまくっていますね。
このギターを見ると、ギターは弾くためにある、そんな小さなことを気にしてどうする!と、ちょっと戒められたような気がしました。

お礼日時:2011/11/10 10:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!