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P=Qが恒等式であることは、PとQの次数が等しく、かつ同じ次数の項の係数はそれぞれ等しい
というようなことが教科書にかいてあるんですが、これは恒等式の定義じゃないんですか?

A 回答 (3件)

教科書をよく読んだ方がよいと思います。



教科書では,恒等式の定義は(出版社によって多少表現は変わるかもしれませんが)
   「各文字(変数)にどのような値を代入しても,(その両辺の式の値が
   存在する限り)等式が常に成り立つとき,その等式をその文字(変数)
   についての恒等式という」
と書かれているはずです。そして,1変数多項式についての重要な性質(定理)として
   P=Qが恒等式⇔「PとQの次数は等しく,両辺の同じ次数の係数はそれぞれ等しい」
ということが成り立つのです。

なお,この定理は高校の範囲で証明するのは難しく,大学に入るまではこの定理を
証明なしに用いてよいことになっています。おそらく,この「証明なしに認める」と
いうのを定義と勘違いしたのではないでしょうか。
別の見方をすれば,これ以外の恒等式は証明なしで用いてはいけないということを
意味していて,たとえば三角関数の恒等式では係数比較をしてはいけないと注意
されるのもそのためです。
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この回答へのお礼

書き落としがあって誤解を与えてしまったようです。
注意します。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/17 19:29

元の質問文のどこに「1文字の多項式の場合」と書いてあるんですか?



それに, 一般的に「恒等式」というものが定義できるのに, なぜその一般的な定義を離れてわざわざ「1文字の多項式の場合」に限定した定義をするのですか? そんなことをしたら「一般的な定義の『恒等式』と『1文字の多項式の場合』に限定した『恒等式』とで一致しているかどうか」という無駄な問題が発生しますよ.
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いいえ. そんな風に「恒等式」を定義しちゃったら, あまりにも適用範囲が狭すぎて役に立ちません.

この回答への補足

どういうことですか?
1文字の多項式の場合なんですが

補足日時:2011/11/17 08:45
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