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あまり、モノを知らないものでお聞きします。今、アメリカが、パレスチナの国連加盟に反対しています。イスラエルも、当然反対ですが、ユダヤ人と言うのは、そもそも何故嫌われるようになったのでしょうか?その昔は、おそらくヨーロッパには広く各国に住んでおられたか、ドイツに特に多かったかのどちらかと思うのですが、ドイツ ナチスによるユダヤ人 大虐殺や、またヒトラー自身もユダヤ人であったと聞きました。どこの国もユダヤ人を受け入れなかったか、神のお告げで仕方なく今のパレスチナに居住するようになり、そして、イスラエルを建国したものの、元々住んでいたパレスチナの人々からも、出て行けと言われながら現在に至ると思っています。しかし、それはすべて後の事で、そもそもドイツに居てれば何も問題は無かったと思います。何か居られない事情、それまでも嫌われていた事情と言うのがあるとも思うのですが。

A 回答 (1件)

日本人は宗教対立についてはなかなか理解することが出来ないですね。


八百万の神々が、日常のあらゆる場所にいるから、他の神を邪神と言ったりする感覚がないからだと思います。

池上彰さんの話を聞けば、きっとわかるのでしょうね。

ユダヤ人というのは、民族ではなく宗教派閥です。
極端な表現をすると、キリスト教徒が聖書に書かれている時代の虐殺などを正当化するために、ユダヤ教を含め異教徒は邪教徒で人ではない、という教義に至りました。
ヨーロッパ各地に住んでいたユダヤ教徒はキリスト教徒に迫害され土地を追われ、ナチスには虐殺されました。
世界中に散り散りになったユダヤ教徒が、もう一度再集結してユダヤの国を作ろう、と考えた時、挙げられたのが今のイスラエルです。

そんな運動が活発になった頃には、もうイスラエルにはイスラム系アラブ人が居住しており、ユダヤ教徒の考えるいつか帰る場所は帰れる状況ではなくなっていました。

最初はユダヤ教徒とイスラム教徒はそれなりに仲良く共存していたのですが、ユダヤ教徒が増えるにつれてイスラム教徒がユダヤ教徒に反発するようになり、紛争が起きてしまいます。
すると欧米各国の対応が問題になるのですが、基本的にキリスト教の米英としてさらにユダヤ教徒を迫害するような対応は難しく、イスラエルをユダヤ教徒の国として、イスラム教徒とユダヤ教徒の居住地を塀で隔てたわけです。

つまり、国連の態度、特にアメリカの態度としては、パレスチナはイスラエルの一地域で、宗教派閥の違いがあるだけ、国としては一つ、と言わなければならない、高度に政治的な問題があるのです。


ユダヤ教徒が元々ドイツに居住していた、というのは、間違いではないですが、ドイツがユダヤ教徒の土地、というのは間違っています。
世界中にキリスト教徒がいるように、世界中にユダヤ教徒がおり、それぞれの地で迫害され、聖書に書かれた「約束の地」へ帰ったら、そこにはイスラム教徒がいた、ということです。

ちなみに、ユダヤ教とイスラム教は大元は同じ宗教だそうで。だから聖地も一致してるからなおややこしいのですが。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。嘆きの壁等々ですね。大昔、宗教戦争であると言うのを、聞いたことを思い出しました。ありがとうございました。ややこしい話ですね。また、世界から見れば、日本は、とんでもない無宗教の国であるとも聞いたことがありました。喉かに見えるのでしょうね。

お礼日時:2011/11/21 11:39

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