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学術書では、他の資料から得た情報に言及する際には、かならずそれを参考文献として明記することが求められます。

しかし、一般向けの書籍では、内容が学術的で専門家が執筆しているものでも、参考文献については一切触れられていないものが多数見受けられます。
たとえば、いわゆる「家庭の医学」に分類される書籍では、医者が医療について執筆しているにもかかわらず、多くの場合その根拠となる書籍や論文が提示されていません。

これには何か理由があるのでしょうか?

著者はみな高等教育を受けた方でしょうから、もちろん参考文献を明記することの大切さは理解しているはずです。
また、スピリチュアルやホメオパシーのようなトンデモ的な書籍とは違うと読者に伝えるためにも、参考文献の表記は有益でしょう。
読者にとっても、書籍の内容や最新の研究についてもっと知りたい場合、さらに掘り下げて調査することが可能なのは大きな魅力です。
一昔前であれば専門的すぎて調べようがなかったかもしれませんが、今はインターネットで何とかなる時代です。

参考文献を明記しないことによって、著者、読者双方が損をしている気がしてなりません。

明記しない理由をご存じの方、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

これって、学生向けの参考書に参考文献が書かれていないのと同じ理由では?


学術書は、書いた内容の正しさについて限定する意図で、参考文献を記述します。けっして、読む人の便宜のためではありません。
参考文献に記述がある部分の正しさについては、その論文などでは、正しさの責任を著者は放棄します。

一般書は、あくまでも著者、出版社が内容についての責任を負うので、万が一、裁判などがあった場合に引き受けます。

ただそのうち、ご質問の考えの本も出てくるかもしれませんね。
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他の文献を引用した場合は、著作権法に基づいて引用元を明記しなければいけませんが、他の文献を読んで著者の独自の解釈に基づいて書かれた文章であれば引用ではありませんので、引用元を明記する必要はありません。



学術書や専門書であれば単なる読み物ではなく資料としての意味合いが強くなりますので、著者の創意文章であっても根拠を示す上で、参考文献を提示して文章の正当性を主張しているのだと思います。

一方、一般向けの書籍は基本的に著者独自の解釈によって書かれた文章ですので、他の文献からの引用でない限り参考文献を明記していないのでしょう。
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内容に関して検証されることを前提にしているのが学術書


内容に関して検証されないことを前提にしているのが一般書

参考文献をつけたら、一般書は厚さが倍以上になるでしょうね、たぶん医学関係であれば。
さらに、参考文献情報を作るに莫大な費用がかかるので、書籍の値段としては数倍になると推定されます。

一般情報を普及させることを目的とする 一般書 の目的に合致しません。

この回答への補足

神経科学や認知科学を扱った一般向けの書籍で、参考文献の記載があるものを何冊か読んだことがあります。
特別価格が高いという印象は受けませんでしたが・・・。

書籍内の全ての内容について参考文献を示すべきだという趣旨の主張ではありません。
極端に捉えないでください。

補足日時:2011/11/29 14:15
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(いろんな理由で) 読めなければ参考文献が書いてあってもしょうがないのでは?

この回答への補足

質問文でも書きましたが、20年前だったらその考えは十分理解できますが、今は読む手段が増えています。

補足日時:2011/11/29 14:04
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