プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

ローレンスムックの放射性物質を除く食事という本を買いました。
その中に「セシウムは女性だと筋肉量が少ないので乳腺や子宮にたまりやすい。」と書いてありました。
ネットでもブログ(笑)でセシウムって女性だと筋肉量が少ないので子宮などにたまるという文章を見ました。
wiki見ると筋肉にたまりやすいとは書いてありますが、生殖器官にたまりやすいとは書いてありません。
どこかに根拠となる資料はありますか?
またそのほかにも、「セシウムとカリウムは体内で同じような働きをします。人間の体はカリウムを優先的に取り入れ、カリウムが十分体内に満たされているならセシウムは排出される。」と書いてありました。
これもどこかに根拠となる資料はありますか?
ネットで無料で見れたら嬉しいですけど、書籍でしかないならタイトルなど教えてください。

A 回答 (8件)

人工的に作られる(ウランの核分裂により生ずる)セシウム137は、半減期30.07年の放射性同位体である。

・・・
体内に入ると血液の流れに乗って腸や肝臓にベータ線とガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積したのち、腎臓を経て体外に排出される。セシウム137は、体内に取り込まれてから体外に排出されるまでの100日から200日にわたってベータ線とガンマ線を放射し体内被曝の原因となるため、危険性が指摘されている。セシウム137に汚染された空気や飲食物を摂取することで、体内に取り込まれる。なお、ヨウ素剤を服用してもセシウム137の体内被曝を防ぐことはできない。 セシウム137は医療用の放射線源に使われてるいるが、・・・

以上「http://ja.wikipedia.org/wiki/セシウム」より

Caesium compounds are rarely encountered by most people, but most caesium compounds are mildly toxic because of chemical similarity of caesium to potassium.

同、英文「http://en.wikipedia.org/wiki/Caesium」より

中学の理科 (生物?) でチョンマゲカクスッペ (CHONMgCaKSPFe) と習った生物構成元素・・・当然、人体にも多く、人体の場合は体重の 0.2% ぐらいが Potassium (カリウム) ですので体重 50kg の人は 100g ぐらいの Potassium が体内にあることになりますね。・・・従って Caesium が Potassium に取って代わる部位は非常に広範囲に及んでいるだろうと思います。

>「セシウムは女性だと筋肉量が少ないので乳腺や子宮にたまりやすい。」

という文については・・・出元は一応AERA 2011年6月27日号掲載の署名記事「危険度が高いのはどれか 福島第一原発放出の全31種 放射能凶悪度ランキング」(ジャーナリスト 大杉泰)・・・と

http://togetter.com/li/214955

にあり、「根拠不明のまま広まっている噂」と推測されています。

他にも丹念に検索するといろいろ出てきますよ(^_^)/。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
はしょった説明でわかりにくかったと思います。
買った本には下記のような記述がありました。

> 体にカリウムが不足していると、どんどんセシウムが入ってくる。
> でも体はカリウム優先。カリウムを後から入れるとセシウムを追い出す。
> カリウムが十分ならセシウムは吸収さず排出される。

これを読んで、ならマニュアルでセシウムの体内除去にカリウムが使われるんじゃないかと思ったのです。
カリウム摂取することで、ここまで期待できるんですかね?

ツイッターですか~。
ツイッターやってなかったので見てませんでした。
ありがとうございます。
なんだか昔から言われている事みたいですね・・・。
下記の記事を読んで、血液や甲状腺とは書いてあるけど子宮や乳腺にはふれてなかったであれ?と思ったのです。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201111250281 …
シンポジウムで発表されたものが早く論文になればいいですね。

お礼日時:2011/12/05 20:10

書いてますよ。



> 少なくとも医学の専門家の大多数はセシウムが内蔵に蓄積するという意見は支持していないようです。
> 乳腺や子宮などというのはただの連想で何の根拠もないでしょう。

それと、この根拠は分かりました?

> 骨格筋の少ない女性では内臓筋に蓄積すると考えるのが「医学的に自然」というのはこちらの回答欄で初めて見た意見です。

素人の解説ほど笑えるものはありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

> 少なくとも医学の専門家の大多数はセシウムが内蔵に蓄積するという意見は支持していないようです。
上記の文を何度読んでも「放射性セシウムが絶対蓄積しない」とは読み取れないです。
No.5の回答はNo.4の回答を読んで反論しているのだと思いますけど。

あと「医学的に自然」って・・・。
面倒なんであえてスルーした部分なのに・・・。

文末に音符多使用の回答者はわかってて回答しているのでしょうけど、私は釣りで質問しているわけではありません。

お礼日時:2011/12/11 23:10

内臓はその組織の全てが筋肉では有りませんよ。


内臓組織の何%かが「内臓筋」組織で構成されてる臓器もあったり、臓器外部に内臓筋があったり… という事情であります。
なので放射性セシウムが内臓筋内に蓄積されていても、臓器の単位重量当たりの蓄積率は骨格筋類よりは低くなるんでしょう。
ただし子宮においては非常に高い割合で筋肉組織から構成されている。

ま、ですがとりあえず、放射性セシウムが内臓には蓄積しないというのは誤りであり、内臓蓄積説を全否定している人はバカだ… ということでOKかと。
あちこちにセシウムの内臓蓄積のデータが氾濫してますわね。
それから肝臓に関しては色々な化学物質を蓄積する臓器ですからセシウムの蓄積も当然かも。一面で筋肉と同類の物質を蓄積する傾向も有ります。

それからこんなのはもう見つけてます?

http://boony.at.webry.info/201111/article_17.html
マウス体内のCs137の蓄積状態の透視図。
唾液線(甲状腺の近傍)、心臓、腎臓に高濃度に蓄積してます。
この場合、胎児への蓄積はかなり低い模様。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

内臓と内臓筋のレクチャーなかなかおもしろかったです。
あと他の回答者は誰も内臓のセシウム蓄積が0なんて言ってませんよ。
話を自分の中ですり替えない方がよいと思います。

投与後1時間の受精17日の胎児を抱える妊娠したマウスの放射性セシウム137の分布を示したオートラジオグラムの図は初めて見ました。
ありがとうございます。
どこの論文からデータを引っ張ってきたんでしょうね。
もう少しよく調べてみます。

お礼日時:2011/12/08 19:10

返事読みました。


内臓と内臓筋はまた違うものでして。
筋肉に放射性セシウムが蓄積される?という話なんですから、内臓に蓄積される訳では、直ぐには、ない。「内臓筋」に蓄積される。

引用された記事は、牛の筋肉に血液中の20~30倍、内臓に10倍の放射性セシウムが検出されたという内容ですよね。
内臓の例として肝臓や甲状腺があげられていて、甲状腺には含まれず肝臓には10倍。
しかし肝臓も甲状腺も筋肉なんて殆ど付いてませんよ。
一方、子宮は筋肉のカタマリです。乳腺の話は私は知りません。
子宮以外にも腹部の広い範囲の臓器に内臓筋がある。

「放射性セシウムは筋肉に蓄積される」

この原理が正しく、そして筋肉には内臓筋も含まれるという話であるなら、筋肉の少ない(骨格筋の少ない)女性の腹部内臓筋には放射性セシウムがかなりの率で蓄積される。
骨格筋の少ない女性が骨格筋の多い人と同量の放射性セシウムを摂取するのであれば、骨格筋の多い人よりも大量の放射性セシウムを腹部内蔵筋に蓄積するはずだ。。。
子宮も筋肉のカタマリなので、子宮にも蓄積されるであろう…
と、いうことなのでは?

ただし、私は放射性セシウムが筋肉に蓄積されるのかどうなのかは知りません。
ただ、人々はそう言ってますし、筋肉を「骨格筋」と限定しておらずただの「筋肉」といっている以上、「内臓筋」も筋肉ですから「内臓筋」にも放射性セシウムが蓄積されるんでしょう。
これは説明するのも殆ど無意味なほどの当たり前の条理であり、この条理を否定するのなら医学的知識が皆無の人かと。
ただし、「内臓」と「内臓筋」は異なる。。と。

そういう研究事例も多々あるようですし。
言われる通り内臓筋は平滑筋が多いですが横紋筋の類もあります。
また、骨格に付着しているのが骨格筋、そうでないのが内臓筋です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

内臓筋って舌や食道や胃や小腸などの消化器官や、心筋や横隔膜の事ですよね。
おっしゃる通り子宮もそうですし膀胱もそうですよね。

セーブチャイルドにより詳しい日本経済新聞の引用が載ってました。
http://savechild.net/archives/11962.html
上記の記事には舌や肝臓などって書いてありました。
それに胎児では多く含まれていると書かれていますが、性別には触れていないですし・・・。
まあ記者が省略したのかもしれません。
なんにせよ上記の発表が論文になって読めたらいいですね。

お礼日時:2011/12/06 21:31

一般の人にとって「筋肉」といえば骨格筋を指す傾向が高いので、いちいち腹部内臓筋の存在を指摘しないとダメなんですが、医学関係者にとっては「筋肉」といえば骨格筋と内臓筋の双方を指すものであり、、、


セシウムが筋肉に蓄積される… ということは即座に腹部内臓筋にも蓄積されるのと同義語なんですが。

骨格筋の少ない女性に骨格筋を大量に持つ男性と同量の放射性セシウムを与えた場合、腹部への放射性セシウムの蓄積率が高くなるのは当たり前であり、となるとそこに存在する各種生殖機能にダメージを与える恐れが放射性物質の均一分布時より高まる。
通常の人体組織と異なり対象が遺伝関係の組織ですから、放射線障害の影響の大きさは甚だしく大きい。
そもそも、女性が放射線防護システムの中で際立って保護されているのもこの腹部生殖機能を保護する為であり、最大の防護対象は卵巣内の卵。

また、放射性ストロンチアウムは骨格に集中的に集積され、白血病の確率を高める。
その際、成長率の高い部位や骨折部位に集中的に蓄積されていく。

今の最大の興味は、反対に「筋肉の少ない女性の腹部」に放射性セシウムが絶対蓄積しないという論文ってあるんですかね。
あったら笑い物ですわ。
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セシウムが内蔵に蓄積されるという話のほぼ唯一の根拠と思われるのが、ベラルーシのゴメリ医大のバンダジェフスキー元学長が発表した論文です。

最近日本のネットでは盛んに拡散されていますが、元々インパクトファクターの低い(被参照数の少ない)論文誌で、その後追試も検証も行われていないことから、科学的な評価としては「信頼性が低い」ことになります。
骨格筋の少ない女性では内臓筋に蓄積すると考えるのが「医学的に自然」というのはこちらの回答欄で初めて見た意見です。骨格筋と内臓筋が蓄積する元素に違いがあるのかどうか詳しくは知りませんが、少なくとも医学の専門家の大多数はセシウムが内蔵に蓄積するという意見は支持していないようです。乳腺や子宮などというのはただの連想で何の根拠もないでしょう。
福島原発周辺の避難区域内に取り残されていた牛の調査でも、セシウムが筋肉(骨格筋)に蓄積されやすいことが確認され、内臓や甲状腺への蓄積は少なかったとのことです。
セシウムとカリウムの体内での挙動が似通っているのはその通りでしょうが、カリウムの過剰摂取によってセシウムの蓄積を防ぐなどとしたサプリメントの類は効果がないとされています。体内の存在量が全然違うので、それこそ有害なくらいに大量に摂取しないと効果が期待できないのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

バンダジェフスキーさんですか~。
論文なんて引用されてなんぼのものですから。
まあブログには沢山引用されてますけどね。(^^;

カリウム取ればいいんだと思いましたが、そう簡単にはいかないみたいですね。
高カリウム血症も怖いし・・・。
ちょっと残念です。

お礼日時:2011/12/06 19:19

セシウムが筋肉に蓄積されやすいのなら、未排出のセシウムが筋肉量の少ない女性の場合に腹部(内臓筋等)に蓄積されるのは医学的に自然な事で、とりたてて説明の必要は無いかと。


ご存知のように筋肉は骨格を動かす機能だけでなく、内臓諸器官も動かします。身体をじっとさせていても基礎代謝量として特には腹部などの筋肉が動いてます。
寒い時には便意が高まりますが、これは人体の自然反応として腹部内蔵筋肉が活発に動いて熱を発生させようとするため、必然的に便意をもよおします。
骨格筋が少ない女性は余ったセシウムが内臓筋に集中するのは、もしセシウムが筋肉に蓄積するというのが事実なのなら、極めて当たり前の条理です。

女性の場合、腹部には卵巣など生殖機能が集中していますから、遺伝的に何らかの放射線障害が発生する恐れが高まります。
以上、「筋肉の少ない」場合のセシウムの溜まり方。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なんで心筋じゃなくて乳腺や子宮なんでしょうかね?
特に乳腺なんて筋肉じゃないのに、と思った次第です。
医学的にみてもおかしくないですか?
内臓筋って平滑筋のことですよね。
下記のニュースを見て、あれ?乳腺や子宮にはふれてないぞ?と疑問に思いました。
http://www.asahi.com/health/news/TKY201111250281 …
筋肉に比べて内臓には多く含まれていないみたいです。
牛と人間は違うって言うには乱暴すぎますし・・・。

お礼日時:2011/12/05 20:28

>セシウムとカリウムは体内で同じような働きをします。


という指摘は正しいです。

化学物質の性質はかなり分かっており、周期表の縦の列に配置される元素は
化学的性質がほぼ同様であることも分かっています。

周期表を見ると、カリウムの下にセシウムが配置されているので、
セシウムとカリウムの化学的性質がほぼ同様であることが分かります。

>人間の体はカリウムを優先的に取り入れ、
>カリウムが十分体内に満たされているならセシウムは排出される。

これは拮抗薬を開発するときの原理をカリウムとセシウムに応用したものであり、
この考え方は基本的に正しいです。

人の体内でカリウムの量及び濃度は、一定に保たれます。
そして、過剰のカリウムを摂取したときには、そのカリウムが対外に排泄されます。

通常は体内に取り込まれないセシウムが体内に取り込まれた場合には、
カリウムとセシウムの合計の量及び濃度が、人間の体内で一定に保たれます。
カリウムが過剰な場合には、カリウムがセシウムより優先的に体内に取り込まれ、
過剰のカリウムがセシウムを体内で吸収されることを防ぎます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
わかりやすい説明で理解しやすかったです。
あなたのような解説だったら特に疑問ももたずにいたと思います。

要約して書いたんですが、それが悪かったのかと思います。
購入した本のP36には下記のように書いてありました。

> 体にカリウムが不足していると、どんどんセシウムが入ってくる。
> でも体はカリウム優先。カリウムを後から入れるとセシウムを追い出す。
> カリウムが十分ならセシウムは吸収さず排出される。

これが本当なら放射線治療にも使われるはずですよね。
緊急被ばく医療ポケットブックを読んでると、プルシアンブルーなどの薬剤は載ってました。
しかしカリウムは載ってませんでした。
上記の記述のようなことはあるのでしょうか?

お礼日時:2011/12/05 19:42

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