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等電点電気泳動とは一体何なのでしょうか。等電点なのに陽、陰極のどちらかに移動することですか。分からないので、教えてください。お願いします。

A 回答 (1件)

電気泳動とはpHによってある特定の物質を分離するときなどに使用します。

アミノ酸を例に取ると
グリシンの等電点は5.97、アルギニンは10.76、アスパラギン酸は2.77です。
このとき、pHを5.97にし、電極を入れると、グリシンは溶液中で動き回ります。アルギニンは-極、アスパラギン酸は+極に引き寄せられます。
これは、等電点よりも酸性側のpHであるか、アルカリ性側のpHであるかによってきまります。
等電点よりpHが酸性側であるということはH+が物質にふかし、結果的に物質全体が+の電荷を帯びるために、-極に引き寄せられます。
等電点よりpHがアルカリ側であるということはH+が物質から引き抜かれ、結果的に物質全体が-の電荷を帯びるために、+極に引き寄せられます。
等電点とpHが一緒であれば、物質の電荷が文字通り等しい電荷を帯びるため、+極にも-極にも引き寄せられず、溶液中をさまよいます。
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この回答へのお礼

お礼の返事が遅くなり、すいません。回答していただきありがとうございました。等電点電気泳動について間違った考えをもっていましたが、この回答を見て正しく理解することができました。

お礼日時:2003/12/24 19:23

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