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帝国国策遂行要領の段階ですでにハルノートの有無など無関係にアメリカがどう出ようとも戦争をやる気だったのかもしれませんが、仮にハルノートを受け入れていたらどうなっていましたか?
300万人の日本人と2000万のアジアの生存権は守れていましたか?
1945年の敗戦で失った権益と比べてどう違っていたか教えてください。

A 回答 (4件)

米国の戦争史をみると面白いことが解ります。



1,メキシコとの戦争ではアラモ砦が全滅
 しました。それで、国民の士気はいやがおうでも
 高まりました。

2,スペインとの戦争の時は、米国艦が原因
 不明の爆発を起こしました。
 これが戦争の端緒になりました。

3,ベトナム戦争では、トンキン湾事件が起こり
 これは後になって、米国のやらせであることが
 判明しました。

4,湾岸戦争では、時の大使がフセインに米国は
 介入しないと約束しましたが、いざクエートに
 攻め込んだら、米国が先頭きって介入しました。

5,大東亜戦争では、真珠湾で、アフガン、イラクでは
 911です。

この中で、はっきりしているのは、トンキン湾事件と
湾岸戦争で、後は疑惑だけです。

ハルノートを受け入れても、米国は何か仕掛けて
強引に戦争に持っていったと思います。

あの大不況で、株価は1/10,GDPは半分に
失業率は30%近くに達し、背後には社会主義の足音
が聞こえます。
ニューデールなどをやっても効果はさっぱりです。
体制維持の為にはどうしても戦争をやる必要が
あったのです。

戦争後、米国経済は見事復活しました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/17 11:14

もしハルノートを受け入れていたら総理大臣が暗殺されて内閣は総辞職、無政府状態になるか、新内閣がハルノートを破棄するか二者択一でしょう。

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 ハルノートで問題になるのは、日本側が待望する石油禁輸措置の解除を含む日米通商関係の正常化を、仮に提示された条件を全て呑んだとしても、保障しないと断言してきたからです。


 (まあ、ハルノートは冒頭で「法的拘束力を持たない」と断言している物[日本が提案を履行してもアメリカは無視する事が可能…。]ですから言わずもがなですが…。)

 端的に言って、話し合いを続けたいなら、日本側の誠意を見せろという、やくざ紛いな事を言っているに過ぎません。

 まあ、アメリカがハルノートで提示した立場は、今までの交渉および条件の提示は日米通商関係の正常化交渉を開始する為の条件交渉であり、通商関係の正常化にはより厳しい条件を要求するという事です。
 (ハルノートの6項に「(条件を呑めば)通商条約再締結のための交渉を開始する」と記載されている訳ですし…。)

 石油の備蓄は、平時で2年分、戦時で半年分しかないと目されていた状況で、これから更に何年かかるか分からない「通商条約再締結のための交渉」を行う事(今の段階にいたるまでだって既に年単位で交渉してきたのに…。)は、日本としては選択する事ができません。
 (国としての経済の崩壊と国民の飢餓が始まりかねない…。)

 昭和天皇の御意思で、近衛内閣の時に決定した開戦を白紙に戻してまで(10/23の時点で御前会議決定を白紙還元し、国策遂行要領の再検討を開始)、懸命に交渉をしたにも拘らず、ハルノートを突きつけられたとあっては、東條首相が涙ながらに「米国には話し合いで戦争を回避する意図は無く、事ここに到れば開戦するに他ありません。」と言わざるを得なかったのも…。

 私見ですが、ハルノートに「通商関係を正常化する」の一語が有りさえすれば、日本は少々条件が厳しくても飲んだ可能性が高いとは思うのですが…。
 (撤兵に関しては東郷外相に内諾を与えていたようですし…。)

>仮にハルノートを受け入れていたらどうなっていましたか?

 より厳しい条件(本土の割譲や陸海軍の制限など)を突きつけられて現実より不利な状況で開戦するか、石油などの禁輸解除を限界まで引き伸ばされて、国土・経済が崩壊(今の北朝鮮の様な経済状況)してしまうと言った所ではないでしょうか…。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>より厳しい条件(本土の割譲や陸海軍の制限など)を突きつけられて現実より不利な状況で開戦するか、石油などの禁輸解除を限界まで引き伸ばされて、国土・経済が崩壊(今の北朝鮮の様な経済状況)してしまうと言った所ではないでしょうか…。
 多くの人が見落としているんですが、日本は敗戦しながらも、広島と長崎に原爆を落とされたものの、
戦後、アメリカが日本の復興に全面的協力して、日本が奇跡的な再生を果たしていたことです。
少なくとも、マッカーサーがヒットラーだったら、今の日本は北朝鮮どころではなかったでしょう。

お礼日時:2011/12/10 13:49

ハルノートは


満州を含む中国大陸、仏印が主で
台湾、朝鮮には一言も
ふれられてない。

ハリーホワイト試案にいたっては
日米の軍事力を背景に
ソ連に極東赤軍の削減、
イギリスに香港放棄を迫るという
内容もあり、いわば
日本がアメリカの顔を立て、
支那から撤兵することで
日米が中国大陸を
共同で経済支配しようという
誘いであった。
※ただし、満州から帝国陸軍が
引き上げれば、朝鮮半島の防衛はできず
放棄せざるを得ないという反対論が
日本にはあった。

アメリカと戦争するバクチをするなら、
ある意味、台湾・朝鮮を日本系自治領、フイリピンを米系独立国
とし、
中国から一度引いて
赤色勢力から国民政府を守るため
日米共同で中国介入と言うのも、バクチ
として ありえたろうと
石原莞爾は 述べている

少なくとも
大量の戦死と広島長崎の原爆投下はなく、
植民地も、ゆるやかに独立しただろう

※なおアメリカは、日本がどうしようと
時期が来ればUボートの米船舶口実に
対独参戦する予定だったので
日本が開戦しなくても
欧州も史実より、せいぜい一年ドイツ降伏遅くなる程度
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/12/10 13:46

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