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tRNAにおける保存されている塩基と保存されていない塩基の違いならばなんとなく分かるのですが、
重要だから変化しないのが保存されている塩基で、
重要ではないので変化しても構わない塩基が、保存されていない塩基。
だけど半保存的とはどのような塩基なのでしょうか?

あと塩基において水素結合している部分と水素結合していない部分ではどちらが重要なのでしょうか?
やはり水素結合が外れてしまってはtRNAとしての構造が成立しなくなるのでやはり水素結合している部位の方でしょうか?

アンチコドン部位とアミノ酸連結部位は重要だと思うのですが、その他のloopはそれほど重要なのでしょうか?

長くてごめんなさい。もしよろしければお願いしますっ

A 回答 (1件)

tRNAの保存された塩基を「半保存的」とは言いません。

この言葉が出てくるのはDNAの複製で「半保存的複製」といいます。半保存的複製については
http://web.wtez.net/n/s/ns54007/gene/replication …
ここに図入りで書いてありますので見て下さい。


tRNAの水素結合は二次構造や三次構造を形成する上で重要です。しかし、構造だけでなく機能から見た場合は、水素結合していないループの領域も重要になってきます。アンチコドンはmRNAのコドンと対を組むために一本鎖である必要があります。単純に水素結合をしているかどうかだけで重要か否は言えません。

tRNAのよく見る構造としてクローバーリーフ構造があります。その構造は二次構造で、実際はL字型の三次構造を形成しています。従って完全なループをとっているのはアンチコドンループだけで、DループやTループにある塩基は全てではありませんが、三次構造を形成するためにtRNAの中で水素結合を組んでいます。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。
takumicchiさんのおかげでよく理解できました。

お礼日時:2003/12/01 00:01

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