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寒冷地に別荘・あるいはお住まいの方

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  • 質問者:noname#7945
  • 投稿日時:2003/11/30 14:48
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長野県、八ヶ岳南麓に土地を購入しました。
「永住を」とも思っていますが、早く家を建てたいと思っています。
私の現在住んでいるところは温暖なところですので、家の建て方もかなり違いがあると思います。
寒冷地に家を建てるときの注意点など、どんなことでもお教え頂ければと思います。

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No.2ベストアンサー20pt

元雪国在住です。
基本的に住宅を作る場合は地元の実情のわかっている業者などを使うのがよいでしょう。
以下寒冷地・雪国での注意点です。


a)戸口は割と高い位置に作ること。低いと雪に埋もれます。

b)斜めの傾斜は滑りやすいので傾斜角度をゆるくしてください。

c)たいていの場合は玄関は2重玄関にします。
通常の開きドアの外側に一坪程度のスペースを用意して、そこに除雪用具などを置いたりします。
またそのスペースから外への扉は引き戸にします。開き戸だと前に雪が積もると開かなくなります。
この空間は防寒対策にもなっています。

d)窓の位置やメーターの位置はなるべく高い位置にします。これは周囲の地形、屋根の形(どこに落雪するのか)などにもよりますが、要するに埋もれないようにするということです。
すぐにそこに居住するのでなければ頻繁に除雪することも出来ませんので、窓高さ以上雪が積もると雪の重みで窓が割れます。またメータは読めなくなります。
LPガスを使われる場合はその位置が雪に埋もれないように、アクセスしやすい場所、頻繁に除雪しやすい場所、屋根からの雪が落ちない場所に設置が必要です。

e)灯油タンク
暖房の方式に灯油を使われる場合は、定置式の野外灯油タンクを設置した方がよいです。
カートリッジ式は寒くて、、、、快適ではありません。
暖房は煙突を作って普通のストーブとするのが一番維持費が安いです。次にFF式ストーブ(壁から給排気口をだすものです)です。通常の室内の空気を汚すファンヒータは使いません。
他にもセントラルヒーティングなどもありますが、これらは設備費用途維持費用(機械には寿命があります)を考えて決めてください。
なお、寒冷地では冬季間は24時間暖房は消しません。ですから燃料のランニングコストは非常に重要です。

f)家の構造は高断熱構造
断熱はしっかりした方がよいです。窓は暖かい地方では高断熱でもせいぜいペアガラス1枚ですが、寒冷地ではペアガラスサッシを2重、あるいは3重など厳重にしています。山の地方ということですから相当厳しいと思いますので対策はしっかりした方がよいでしょう。
断熱がまったくないと朝起きると枕もとのコップの水に氷が張っていたりとか、すごいことになります。

g)冬場はまずめったなことでは窓を開けて換気することはありません。ですから換気がそれ以外の手段(換気用吸入口や機械による強制換気、自然換気でもきちんと換気がされる構造になっているかどうか)がきちんとしているかどうかが重要です。これは結露対策としても重要です。

h)地盤が凍結します。これは家を傾かせる原因にもなりますので、その辺の対策が必要になります。
基本的には凍結深度以下まで掘り下げて基礎にしたりします。

j)凍結で気をつけるのは水道配管です。基本的には凍結深度以下の深いところで配管し、またそれよりも上部の部分ついては断熱することで凍結を防ぎます。しばらく留守にする場合は水を落とします。(そのためのバルブを設置します)
用心深くする意味では、万一凍結した場合でもヒーターをあらかじめ水道管に巻いてあれば、ヒーターのスイッチを入れれば凍結した水道管を復帰できますので、このあたりは業者と相談してください。


あとは些細なことですが、
1)玄関で入ったところに外套をかける場所を用意した方がよいです。
外套を着ないで外に出ることはまずありませんので、玄関の室内側(暖かい側)にあると便利です。

2)年を召されてから住まわれる場合は、除雪が大変ですから、もしその地方の積雪が結構な量であれば、ガソリンエンジンで動く除雪機が個人用に売られていますので、それを利用するのもひとつの方法です。

3)上記のような除雪用具を入れるためと、車も車庫に入れておいた方が楽なので大きめのガレージがあると快適度は上がります。
たいていの場合、外出しようとするときには、一度外に出てエンジンをかけてまた中に入り、温まったらもう一度外に出て出かけるというパターンになります。このときに雪などを車から落とす作業が必要になりますので(寒い中結構大変です)、車庫の中に入れておくとその作業を省略できるというメリットがあります。
(雪を載せたまま走ると後続車両の視界をふさいでしまうので大迷惑ですからきちんと屋根の雪は落とさないといけません)

車がオートマであればリモコンスターターが大人気です。
野外に車があり、車を除雪するときには、一度車が温まった状態で除雪する方が楽なので、そうなると何度も外に出ることになるためリモコンでエンジンをかけて暖めてから、温まったら外に出て除雪してそのまま出かけるというパターンにするためです。

車庫に入れている車でもリモコンを使うことは出来ますが、排ガスには注意してください。

では。

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この回答へのお礼

たいへんに詳しいアドバイスを、ありがとうございました。実を言うと、私は札幌生まれで、冬の厳しさは体験しているのですが、もう、何十年も帰っていません。
生活様式も、家の建て方もずいぶん違っているだろうと、質問させて頂いた次第です。
おおよそ予想はしていましたが、ちょっと怖じ気づくような内容ですね。
でも、空気のおいしさときれいな水に育てられた野菜のおいしさは、こちらでは味わえないものです。
何とかやりくりをして、夢を実現したいと思います。
ありがとうございました。

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No.1ベストアンサー10pt

除雪(雪解け水を含む)対策
凍結対策
落ち葉対策

別荘地ですと.交通が極端に不便な場合が多いので.車を優先に考えてください。
極端な言い方をすれば.「すべり止め用海砂10トンを運び込めるスペースの確保」.「雪解け水が簡単に地下にしみこむような厚さ30cm(建設省通達で土台の埋没深さの規定があります。これ以上の深さの確保です)の砂利道と砂利のつなぎ目が這い水路につながっている」.舗装道路の場合には.除雪用重機の購入と保管用地。
別荘地ならば確保されていると思いますが「排水権.上水道接続権」の確保。条件が合えば自家水道が必要かもしれません(除雪用散水の水源)。汲み取り式便所の場合には.し尿輸送用通路の確保。
山林が近いと風などで落ち葉が大量にたまります。雨どい・排水溝等から落ち葉の除去を前提に。また.庭にたまった落ち葉の廃棄方法の確保。
凍結対策は.電気加熱と太目の配管の使用と断熱と水抜きでしょう。

地域差があるので近隣の築20年以上の建物を見て回ってください。古いと問題がある部分が壊れていますので.比較的簡単にわかるでしょう。

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この回答へのお礼

知らなかったことをたくさん教えて頂きました。寒冷地に家を建てると言うことは、かくもたいへんなことなんですね。家を建てることと同時に、それだけ寒いところに住むことに、しっかりとした覚悟が必要なことと思います。
後悔しないためにも、しっかりと計画を立てて夢の実現に向かって行きたいと思います。
ありがとうございました。

  
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