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化学工場で働いています。
いろんな可燃性ガス検知器が設置されていたり、ポータブルのガスモニターがあります。

ガスモニターには、測定ガスとして、HC と書かれているものがあります。
HC というものを調べると、炭化水素ということで、例として、メタン、エチレン、プロパン、イソブタンなどがあるとのことです。(違ってたら指摘してください)

HCをはかるガスモニターで、40%LELのイソブタンをはかると、ちゃんと40%LELと表示しました。
他のガスではかったらどう表示するのか、ボンベがなく、試したことがないのでわかりませんが、
HCのガスモニターなら、メタンでもエチレンでも、ガス濃度を正しく表示するのでしょうか?

A 回答 (1件)

「HC というものを調べると、炭化水素ということで、例として、メタン、エチレン、プロパン、イソブタンなど」炭素と水素の化合物で、非常にたくさんの種類があります。

このうち、ガス検知器で測定するものは、常温で気体になりやすいものです。

LEL(Lower Explosion Limit)というのは、爆発下限のことです。「40%LELのイソブタン」ということは、イソブタンの爆発下限の濃度の40%の濃度のガスということなので、同じ40%LELの炭化水素(HC)の濃度のガスを計れば、40%LELを示すでしょう。ただし、これらは爆発下限濃度に対する割合なので、実際のガス濃度ではありません。
イソブタンの爆発下限濃度は、1.8vol%なので、40%LELのイソブタン濃度は、1.8×40/100=0.72vol%ということになります。
爆発下限濃度は、ガスの種類によって変わります。

HCのガスモニターなら、炭化水素ガスの種類によらず(たいていの場合、混合ガスでも)実用の範囲で正しいHC濃度を示すはずです。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました。

>爆発下限濃度は、ガスの種類によって変わります。
例えば40%LELの実際のガス濃度は、ガスの種類によって変わる。
でも、
>HCのガスモニターなら、炭化水素ガスの種類によらず(たいていの場合、混合ガスでも)実用の範囲で 正しいHC濃度を示すはずです。

ガスモニターは、異なるHCガスを、vol%では正しく表示しないけど、%LELでは正しく表示するということでしょうか?

お礼日時:2011/12/29 22:45

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