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加賀千代女の句「よき事の目にもあまるや花の春」の意味を知りたいです。

A 回答 (1件)

このページが参考になります(中日新聞)


http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/toku/ …

意味は、「花盛りのこの春には、よい事がたくさんある」となります。
さらに丁寧な意味を知りたい場合、上のリンク先を参照してください。

その句をやさしい言葉にすると、
「良いことが目にあまるなあ この花の春には」という程度となります。

意味をとる際に混乱させる原因で、かつ、この歌のおもしろいところは、
「よき事」なのに「目にもあまる」という表現です。
良いことなのに、まるで悪いことのように目に余る……たくさんある……
そして、「目にもあまるや」という悪いイメージの言葉で、しかも、視覚を連想させる「目」という単語をだしたあとに、
花の春という良いイメージの表現を紡ぎ、(しかも視覚的な!)落差を楽しめるようにしてあります。

よき事の(→良いことなのに目に余るという表現→)目にもあまるや(→視覚・イメージの落差→)花の春
という形です。

・良いことなのに「目にもあまるや」と表現している
・「目にもあまるや」の悪イメージから「花の春」への良イメージの落差
の二点が、この句のおもしろいところであり、解釈の妨げになる点でもあります。

意味としては、「花盛りのこの春には、よい事がたくさんある」です。
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