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「表現力がある」というのは具体的にどういうことなのでしょうか。どういうことが「表現する力がある」ということなのかがいまひとつ分からないのです。教えていただければ幸いです。また、この「表現力」を養う方法があれば、教えていただきたいのですが。よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

文章に於ける「表現力がある」ということは、自分の伝えたいことをいかに正確に伝えるかではないかと思います。


まず、思っていることを文章にする、という能力が必要です。
これができるようになったら、次は、書き手が伝えようとすることを読む人にきちんと理解して貰えるようになる、そういう文章を書く能力が必要になります。
しかし、思っていることのすべてを相手に伝えることは不可能です。
人間の会話ではだいたい、自分の思っていることが相手に伝わるのは最大で50%ほどだと言われています。
文章ではもう少しアップできますが(ダウンすることも大いにある)、それでも相手に思っていることを伝えるのは難しいものです。
さらに難しいのは、感情や気分、感覚などを相手に伝えることです。
これは至難の業です。
詩人の書いた詩などはそれがかなりの域にまで達していると思うのですが、これはもう言葉との闘いです。
わたしは、思っていることをだいたい文章にすることはできます。
しかし、どれほど相手に伝わっているかはやはり分かりません。日常でふつうに必要な表現力を身につけるていどであれば、訓練によってある程度容易に身につけることはできます。
まだ途中で、正式公開していないのですが、よかったら以下のサイトをご覧ください。
わたしのページです。

参考URL:http://www.kit.hi-ho.ne.jp/jimmie/sentence/index …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
サイトを拝見しました。表現力を豊かにしたいと思っている私のような者にとってはとても興味深いページです。正式公開はいつからなのでしょうか?つづきが読みたくなりました。

お礼日時:2001/05/06 15:25

「自分の中に考えたり・感じたりしているなにか、とよく似たものを、相手の中に、生じせしめるために、最適な手段を見出し、実践する能力があること. 」---(1).と仮にさせてください.



「最適な手段」とは、話し言葉、書き言葉、絵画、音楽、しぐさ、あらゆる行為を含みうる. ただ、自分が好きな表現技法のジャンルに入門し、歴史的な経緯を辿りつつ表現技法を習熟することも、表現力を養うのに効果的と思われる. もちろん自分勝手に試行錯誤することも、個性とのからみもあるが、効率を無視すれば、別に構わないと思われる.

「見出し」というのは既に知られている各種表現技法に習熟し、そのなかから一つを適確に選択する能力のみを示すのでなくて、時に応じて自分で、表現技術を発明してしまうことを含む. モーツァルトなどの例をみると、当時知られている表現技法を全て習熟したあとに、独自の表現技法を作り始めたという.

我々素人の場合によくあるが、ある分野の表現技法の習熟過程において、比較的多数の人から、君は「表現する力がある」とかなんとか言われているのに、本人は、なんだか不満、な時がある. おそらく(1)の意味で、相手にとって意味があるなにかを「相手の中に」は沸き起こすことに成功してはいるのだが、それが、「自分の中のなにか」と、うまく一致していないものを表現してしまう時に起こると考えられる. 相手に迎合している姿勢ともいえる. このような意味で「表現力がある」と誉められる方向を我知らず追求してしまうことも、時にあるので、「表現力を養う」際には、このような、将来間違えて入り得る袋小路のことも、少し考えておくことが必要かなと思いました. (自戒を込めて言うのですが).
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この回答へのお礼

たしかに相手に迎合してまで表現力があるとは言われたくはないですね。
極端かもしれませんが、相手が不快に思うことになっても
自分自身を相手に伝えることができたらいいのでしょうね。
私のあいまいな質問にどの分野にもあてはまるように回答していただきありがとうございました。

お礼日時:2001/05/06 16:17

表現力というのは、「自分の思い」を”正確に”相手に伝える能力です。



人間の思いには、「形式知(=言語化可能な思い)」と、「暗黙知(=言語化不可能な思い)」があって、形式知は、言葉による表現そのものになります。したがって形式知の表現力は、文章力、話術などに置き換えることが出来ます。

問題は暗黙知の表現力です。それには、
1)暗黙知を言葉(形式知)に(近似的に)変換して伝える
2)言葉以外の方法で伝える
ことになります。

1)では、日本人はへたで、アメリカ人は上手だと言われます。これは、長い間同民族や文化の中で育ってきた日本人は、以心伝心が上手に使え、他民族国家だったアメリカが、とにかく言葉やみぶりで伝えなければならないという、環境のせいだと考えます。つまり日本人は知らず知らずの内に、多く2)に頼っているのです。しかし国際化が進み、インターネット(形式知しか伝達できない)が普及してくると、1)の能力が非常に大切になって来ます。国際的な企業であるキヤノンなどは、その訓練をしているといいます。ここに日本が国際化が下手だという、大きな原因があります。

一つ注意しなければならないのは、伝達は最終的に、相手の暗黙知になって終わるということです。納得です。そこで一つ思い出すのは、あの英語が達者だという宮沢喜一さんがアメリカの要人と話したとき、それぞれが国内で結果報告をしているのを聞いたのですが、かなり内容が違っているのです。ここには政治的配慮もあったと思うのですが、受け取り側が暗黙知に変換するまでに、なにか食い違いがあったと思われます。ですから表現力というのは、語学力を超えたものであることが分かります。

最後に申し上げたいのは、表現力は”正確な”伝達力ではありますが、それは意味の理解を超えて、感動や悲しみなどの、感情の伝達まで含んでいるということです。小説家や詩人、さらには音楽家の表現力とは、まさにこれでしょ。ですから表現力には暗黙知を伝える能力も、含まれているのです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

>一つ注意しなければならないのは、伝達は最終的に、
>相手の暗黙知になって終わるということです
面白いですね。形式知はあくまでその枠内だけで終わるかと思っていました。
「”正確な”伝達力」だけでなく「暗黙知を伝える能力」を身につけることができれば、
すばらしいですね。
ところで、
>国際的な企業であるキヤノンなどは、その訓練をしているといいます。
ということですが、どのような訓練なのか興味があります。
もし、ご存知でしたら教えていただけると幸いです。

お礼日時:2001/05/06 15:47

私にとっても、日々悩ましい問題です。


単純には言えませんが、昔、赤ん坊(私の子供ではないですが)を見ていて、表現力が豊かとはこういうことか、と思ったこともありました。表現手段が少ないと、可能な手段で相手に伝えることが生死に関わりますから。(これはもちろん、どちらかと言えば「表情」という、また別の深い問題でもあるのですが)
表現したいことがメッセージなのか、何かの描写なのかで大きく異なりますし、その媒体によっても大きく違ってきます。
実況中継のアナウンサーの古舘一郎は訓練のために、目に飛び込んでくるものを全て大声を出して描写する、ということをしていたと聞いたことがあります。
知っている劇団では、声をださずに、喜怒哀楽を表現することをルーチンのように練習していました。
これでもか、と言わんばかりにアクロバティックな言葉遣いと、顔筋でボディビルをしているかのような表情も、たぶん加減さえ間違わなければ「表現が豊か」と言ってもらえると思いますが、一方では水墨画や俳句のように極度に制限があっても、ピュアなひとしずくが芳醇な表現となる場合もあります。

人それぞれのキャラクターと世界の構成の仕方だと思います。
と、難しいことを言わないでも、日常会話を豊かにしたいのであれば、「すごい」「メチャクチャ」などの一言で片づける修飾語や、「バァーっと」などの擬態語で同じ表現をなるべくしないように気をつけ、どのようにすごいのか、例えるとどんな感じか、それがうまい言葉をつないでいけるようになればいいのに、といつも私は反省しています。
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この回答へのお礼

いろいろな分野の表現力のつけ方をご紹介していただきありがとうございます。
身近な日常会話もうまい言葉でつないでいけるようになったら、日常も楽しくなるのでしょうね。

お礼日時:2001/05/06 15:04

どのような目的で表現力を身につけたいのかが読み取れませんが


思ったことを書いてゆきます。
文章・言葉による表現力とは描写力とイコールではないでしょうか。画像等に頼らず言葉のみで伝える…イメージを伝えるための的確な言葉選びから勉強なさってはいかがでしょう。先の回答にもある通り日記をつけるなどして、文章を書くことを習慣づけると良いのではないかと…。もちろんだらだらと書くのではなく、意図をもって、です…他に、自分の求める文章はこれだ!という、手本になり得る作家を見つけることをおすすめ致します。勝手な書き込み失礼いたしました。
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この回答へのお礼

>どのような目的で表現力を身につけたいのかが読み取れ
>ませんが
どちらかというとまず文章を書く上での表現力を身につけたいと思っています。(身体表現ですべてをあらわすことが出来るというのはあこがれではあります。)
もし、よろしければyk13さんが手本になり得る作家はどのような作家なのでしょうか?ちょっとした参考になればと思います。
最後にyk13さんが勝手な書きこみと書かれていますがそんなことはないと思います。とても参考になりました。ありがとうございました。
 

お礼日時:2001/05/06 04:21

表現力=言葉や身振りで相手に説明できる力だと考えます。

表現力豊かな人=パントマイマーや物語などの語り手、役者なんかがそうじゃないかと思います。
上の人たちは、実際に物や人物がある訳でもないのに、上手に、まるでそこに物(人や出来事)があるように観客に演じて見せます。そして、表現の上手な人ほど観客にそこに、そこで起こっている事が手にとるように感じ取らせられるんだとおもいます。
表現力をつけるには、経験を積むことが第一で、言葉で表すには、国語の勉強、もしくは、読書。と、考えます。小説家は表現の達人です。頑張ってくださいね
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この回答へのお礼

なるほど実際の物や人物がある訳でもないのに観客にそれを感じさせる人が表現力がある人なのですね。私もそういう人になってみたいものです。貴重なアドバイスありがとうございました。
ちなみに表現力をつけるために読書が大切ということですが、どのような分野の本がおすすめなのでしょうか。もし、よろしかったらお教えください。

お礼日時:2001/05/06 03:25

う~ん、なかなか深みのある質問ですね。

私はちなみに「表現力が豊か」といわれることがありますが、それは言葉上でのことであって、単にひとつのことを説明したり形容したりするのにたくさんのヴォキャブラリーを持っているということだと思います。表現力といっても身体上の表現力とかいろいろあると思います。一般的に表現力があるというのは一つのことを説明する言葉=ボキャブラリーを多くもっているかではないかと思うんです。表現力の養成方法としては映画や音楽など芸術にたくさんふれるとか、本を多く読んでその感想を自分の言葉でその都度表現する(たとえば日記に書く)癖をつけるなど感性を養うことが早道なのではではないかなぁ?生意気なアドバイスでごめんなさい。
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この回答へのお礼

いえいえ、全然生意気なアドバイスではありません。私にとって大変貴重なアドバイスです。私は表現力が無いほうなので、「自分の言葉でその都度表現する」ということはとても参考になりました。できるだけ「自分の言葉でその都度表現する」ということを意識していきたいと思います。回答ありがとうございました。(自分自身のボキャブラリにはとても自信がないのですが…)

お礼日時:2001/05/06 03:16

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