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今月、会社を退社し今後これから法律関係の仕事に就きたいと考えています。
31歳男性です。

そこで、司法書士か行政書士の資格を勉強し取得したいと思っています。
ちなみに、法律の勉強はしたことありません。

司法書士を取得しようと思ってましたが、調べるとかなりの難易度なようです。
現実的に歳もそこそこいっていますし、司法書士の試験に落ち続けるというのもきついなと。
なので、まず行政書士の資格を取得し、その後働きながら司法書士の資格を取得するのがどうかなと思いました。
もちろん行政書士の資格も簡単ではないでしょうが、今から勉強して次の試験で受かることも出来るようなので。


ある程度貯金はあるので、勉強に専念する事も可能です。
一番いいのは、これから司法書士の勉強をして次の試験に受かるですが(無謀すぎますね。)
その現状を踏まえて、今から動くにはどのような方法が最善でしょうか?


独学を考えていたのですが、やはり難しいでしょうか?
実際にした事がある方など、分かりましたら併せてご回答下さい。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

 司法書士を独学で勉強し、資格を取得することは困難です。

ですが、可能性としては合格できないとは必ずしも言えません。行政書士試験と司法書士試験との関連性について、まず司法書士試験で問われる科目は憲法、刑法、民法、不動産登記法、会社法、商業登記法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、供託法、司法書士法で、行政書士試験で問われるのは、憲法、民法、行政法(行政不服審査法、行政事件手続法、地方自治法)、会社法(商法)、基礎法学と一般知識問題です。
 ここで、司法書士試験と行政書士試験との科目の重複は憲法、民法、会社法(商法)です。しかし、ここで気をつけなくてはならないのは、司法書士試験では午前択一、午後択一、午後記述、総合点、及び口述試験の五つのハードル(足切)をクリアしなくてはならないということです。 しかも、択一に関しては8割から9割を取らなくては合格は厳しく、総合点でも7割弱の得点をしなくてはなりません。 そして、行政書士試験では法令等科目で五割、一般知識問題で四割、総合点で6割の得点をしなくては合格できません。その点において、司法書士試験のほうが行政書士試験より「難しい」と言えます。
 また、その難易度の差は合格率からも読み取れます。司法書士試験は合格率が2.8-3.2パーセントですが、行政書士試験は2・8-8パーセントくらいです。行政書士試験に関しては、私の推測ですが、試験委員の先生方は5パーセント前後の合格率に設定したいみたいです。私が行政書士試験に合格した年は平成20年度で、合格率が6.48パーセントだったと思います。私は行政書士試験に関しては独学で合格しました。大学2年の時だったと思います。なので、行政書士試験に独学で合格することは不可能ではないと思います。

 話を戻しまして、行政書士試験と司法書士試験とを比較したいと思います。まず、共通点は、まず、両試験の試験科目の重なり合いです。と申しましても注意しなくてはならないのが、司法書士試験のほうがはるかに行政書士試験よりも深い知識をとわれることです。法の分類の仕方の一つに実体法と手続法といった法同士の相対的分類の仕方があります。司法書士試験では、実体法の民法に対する手続法であるところの不動産登記法、民事訴訟法、民事執行・保全法が問われ、また実体法の会社法に対するところの手続法の商業登記法が問われるので、より深い知識を必要とするんです。ですので、そこに注意です。また、相違点については、行政書士の試験委員が学者であるのに対して、司法書士試験の試験委員はそうではありません。ですので、問われる視点が異なります。学者が作る問題のほうがより学問的、アカデミックです。また、行政書士試験では一般知識の問題が問われるのに対して、司法書士試験では一般知識の問題が問われません。実は、行政書士の難易度を高くさせているのが、一般知識問題なんです。法令等科目の難易度は行政書士試験ではそれ程高くありませんし、得点もそんなに高くなくても合格できます。
 書き出したらきりがないほど語りたいことがありますが、きりがないのでこの辺で失礼させていただきます。
最後に結論ですが、行政書士試験にまず合格しておいて、それを保険に司法書士試験にチャレンジするのもありだと思いますが、司法書士試験にそこまでのリスクを冒してまで挑戦するメリットも、不動産登記件数が減っている今日にはさほど高いものであるとは言えません。しかし、商業登記業務、簡裁代理業務、成年後見業務、不在者財産管理業務なども考慮する必要があります。  会社法が改正され、有限会社が特例有限会社へなり、また新たに有限会社を設立できなくなった今日においては、株式会社か持分会社、社団財団法人を設立するほかないので、役員の任期に関する規定が適用され、そして、役員は登記事項ですので、登記する必要が出てきます。なので、商業登記に関しては昔よりも件数は増加する傾向にあると思います。それらを考慮したうえで、行政書士一本で食べていくのか、司法書士のみ、あるいは両者を合わせて食べていくのかを判断する必要がでてきます。行政書士も、成年後見業務などができるので、成年後見業務で食べていくこともできますので、司法書士にこだわる必然性は、登記業務と簡裁代理業務について考えるべきであると思います。ちなみに、司法書士試験に合格しただけでは簡裁代理権は当然には発生せず、所謂司法書士法三条二項司法書士として100時間研修において、要件事実論を勉強し、試験に合格し、法務大臣の認定を受けて初めて発生する物ですので、注意が必要です。よって、司法書士資格をとることの必然性は、登記業務如何にかかわってきます。そこは、自分でお調べになっていただければと思います。
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法律の勉強をしたことがないのなら、司法書士も行政書士もどちらも独学では不可能だと思います。


行政書士は以前言われていたような簡単な試験ではなくなりました。
近年、合格率が6%以下まで下がり難化しています。
民法等の法律科目については行政書士も司法書士も難易度は変わりません。
ただ、司法書士の場合は、登記法が加わってくるのでその分行政書士より大変です。
どちらにチャレンジするにしろ合格には数年はかかるでしょうから、生活費を確保することを優先したほうがよいと思います。
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・法律の取っ掛かりとして行政書士を勉強し取得してから、司法書士を目指す。

司法書士の勉強に専念する。 どちらがよいでしょうか?]
二兎を追うものは一兎も得ず、という故事があります。

司法書士の場合は、早くても再来年を狙う感じでしょうか?」
早く受験して「雰囲気を覚える」のも手では。

司法書士の仕事の方が魅力を感じていますが、将来性を考えると行政書士とどちらがよいでしょうか?」
行政書士は独立できますがそれだけで生計を立ててる方は極めて少ないのが現状ではないでしょうか。
独立を考える、生活を考えるというなら司法書士でしょう。
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法学部出身なら、独学でもなんとかなるでしょう。


といいたいところですが、両者ともに「試験のための勉強」が必要です。
法律問題というのは、テレビ番組で4人の弁護士が違う結論をいうように「わからない」点もおおく、1+1=2という問題ばかりではありません。
行政書士にしても司法書士にしても「試験」となると、その道の専門家が×だと思う選択肢が○だということも多いのです。
なまじ深い知識を持ってると正解できない、つまり試験に落ちるというわけです。
この問題なら、この選択肢が正解になるということを覚えてしまうしかないのが「試験」というものです。
行政書士、司法書士の問題を弁護士が解いて正解できないという話もまんざら嘘ではないでしょう。

法学をきちんと勉強する必要はあると思いますが、それとは別に「試験のための勉強」が必要だということです。
独学だと情報がありませんし、無駄な学習(開業すれば、無駄な知識だといえるものはなにもないですが)が多くなるのが現実です。
通信教育、通学教育などで「受験勉強」されるのが一番だと思います。
100点をとる必要がないとして、合格点をとるために何を覚えるか教えてくれるわけですから。

なお、行政書士は独立系資格ですが、生活を支えるほどの収入を得る方は少数派です。
どんな試験でも「容易なもの」はないと思いますので、頑張ってください。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

そういうものなんですね。
確かに、その方の解釈で色々な結論がでていますね。
「試験のための勉強」のために学校は必要そうですね。

皆さんのご回答を呼んで、再度伺いたいのですが、(司法書士を目指す前提です)
・法律の取っ掛かりとして行政書士を勉強し取得してから、司法書士を目指す。
・司法書士の勉強に専念する。
どちらがよいでしょうか?

司法書士の場合は、早くても再来年を狙う感じでしょうか?
司法書士の仕事の方が魅力を感じていますが、将来性を考えると行政書士とどちらがよいでしょうか?
質問が多くなってしまいすいません。

補足日時:2011/12/30 01:34
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とりあえず私は司法試験、司法書士、行政書士は一通り経験しました。



行政書士については法律系の国家資格では入門資格です。
ただ、これまでまったく法律の勉強をしたことがないかたにとっては、「法律の勉強」というのが他の学問と比べて想定外のものになると思うので、通信教育なりを受けることをお勧めします。

法律は一応「日本語」で書かれているので、素人が読んでも読めた気になってしまいます。だから独学できそうな気にもなります。
ところがそこには法律用語がちりばめられており、それぞれに厳密な定義がなされているので、それを理解できなければ本当に法律を理解することはできません。
しかも、同じ字面の法律用語が、法律ごとに定義が違っていることもあります。
そういう間違いやすいところをひとつひとつ押さえていくには、やはり先人に学ぶのが早道になります。

また、司法試験と司法書士試験では、それぞれ別の難しさがあります。
世間的には司法試験が最難間試験といわれていますが、司法試験制度改革で新司法試験に完全移行した現在、どっちもどっちの難しさになっていると思います。
大雑把に言って司法試験では法律理論の正確な理解が問われます。司法書士試験では法手続きの正確な処理が問われます。

まずは通信教育で行政書士を目指してください。
今からはじめれば来年の試験に間に合うでしょう。
その先どうするかは、そのときになってみなければなんともいえません。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

法律の勉強が始めてなら、学校に通った方が良さそうですね。
司法書士試験が司法試験と肩を並べるほどのレベルと聞いて驚いています。

通信教育で行政書士との事ですが、これは最終的に司法書士を目指すが法律の勉強の取っ掛かりとしてやった方がいいという事でしょうか?
いきなり司法書士を狙うよりいいですか?

補足日時:2011/12/30 01:26
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司法書士と行政書士は、まったく別な職業です。


試験の難易度で考えるべきではなく、あなたが行いたい業務がどちらにあるかだと思います。

行政書士であれば、通信教育で合格される方もいらっしゃるようです。
しかし、司法書士は学校でしっかりと学ばなければならないと思います。

単純ではありませんが、行政書士の多くの業務は、法律の手続です。ですので、個別の手続に必要な法律を知ることで業務が出来ることでしょう。
しかし、司法書士は裁判関係の業務を行うことがあるはずです。その場合には、多くの法律を知り、その解釈の方法も学ぶ必要があると思いますからね。

行政書士に合格できなかった司法書士も弁護士もいたと思います。検定試験のように、一般の学習期間で合格できるのはごく一部かもしれませんからね。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
自分の行いたい業務で考えたほうがいいんですね。
ただ、皆さんの回答を読ませていただいて、司法試験に肩を並べる程の難しさと言う事で少し尻込みしています。

まだ完全に司法書士がいいと言うほどでないので、迷っています。
司法書士の仕事の方が魅力を感じていますが、将来性を考えるとどちらがよいでしょうか?

補足日時:2011/12/30 01:20
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