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クラフトワークの曲の中で「The Robots」等に頻繁にこのロボット・ボイスは出てきますが、このグループの主要メンバーのフローリアン・シュナイダーが開発したものだと聞いています。ここのところ最近「初音ミク」というボーカロイドが流行っていますが、僕自身の中では彼が開発したロボット・ボイスとこの初音ミクとの間に構造上の共通点があるように思われます。もしかしたらフローリアンが初音ミク等のボーカロイドを開発する上での基礎を作ったのではないかと推測しています。この推測は正しいものなのでしょうか?回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

いつの記事だったかわすれましたが、クラフトワークが自身の曲をリミックスした「THE MIX」というアルバムを出した後に掲載されたインタービュー記事に、フローリアンが独自に「ROBOVOX(のような名称)」というプログラムを開発したと記載がありました。


THE MIXの「Rrobot」のロボヴォイス、「アウトバーン」の中間部分の水の中で歌っているような部分はこれを使ったという記事がありました。
実際これが、YAMAHAのボーカロイドの開発の基礎になったかどうかは、はっきりしたことはいえませんが、フローリアンのプログラムの基礎はコモドールやTI社の技術がつかわれたのではないかと思いますので、YAMAHAのボーカロイド開発の基礎になったとは考えにくいです。
ボーカロイド技術、既存の声をサンプリング解析して再構築しているのに対し、コモドールやTI社のものは、電子的に合成(音声合成)することから・・・
すいません、はっきりとは言えない回答で申し訳ありませんがこんな感じです。
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この回答へのお礼

どうやら相当複雑な質問をしたようです。わざわざ難しい質問に答えてくださって有難う御座いました。

お礼日時:2012/02/16 23:49

おそらく30年くらい昔だと思いましたが、日経サイエンスという雑誌に、ヤマハが合成音声によって歌を歌わせる研究に関する論文を掲載していました。

この研究の成果がボーカロイドとして結実してるのだと思います。論文の主要点は、「上手な人間の歌声というものは、一定の音程を正確に出すような平板なものではなく、微妙な音程のブレ、特に発声時のブレの仕方こそが独特の人間味・味わいとなる」というところでした。実際にボーカロイド・エディタで見てみてると、その時の論文に書いてあるような独特のブレが再現されており、初めて見たとき「おお!」と思ったものです。
クラフトワークの場合は1970年代には既存の方法であったボコーダーサウンドを使っただけであり、別にシュナイダーが「開発」したわけではないはずです(多少はオリジナリティを加えたかもしれませんが)。
ボコーダーは人工音に人間の声のフォルマントでフィルタリングして、人間の声に近づけようとしたものですが、ボーカロイドはこのボコーダーサウンドでは出せなかった人間味というものを人工音にいかに付加するかということを実現したものであり、仮にボコーダーをボーカロイドの基礎というならば、その研究者や先駆者はホーマー・ダッドリーやロバート・モーグあたりを指すべきでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9% …
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この回答へのお礼

どうも有り難う御座いました。

お礼日時:2012/02/16 23:50

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