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下記気象庁のHPによると、2011年の東京地方の気象データは
           平均最高気温  平均最低気温
12月・1月~3月    15度未満     5度未満
4月・5月・6月      15度以上     10度以上
7月・8月・9月         25度以上     15度以上
10月・11月         15度以上     10度以上
となっています。これによると、3月は冬、6月は春、9月は夏にグルーピング
されますが、社会的な慣習とは1ヶ月ずれています。
このずれは新暦にきりかわったせいでしょうか。
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/mo …

A 回答 (2件)

>このずれは新暦にきりかわったせいでしょうか。



新暦に切り替わったことと数十年単位の気候変動との両方があるだろうと思います。

長い長い目で見れば平安時代辺りから明治時代に至る平均的な気候感覚で形作られた社会的慣習が固定的なものであるのに対して数年とか数十年といった短い期間でしか実感できない個人の一生に於ける気候感というものは時代によって変化するものでしょうし、数年や十数年といった短い期間に区切った気候変化は 1 ヶ月 (±15 日) 程度のずれを頻繁に見せるものでしょうから、現代を生きる私達の 5 感が感じる実測値に合わせた気象庁の四季区別と大昔から固定された社会的慣習との間に 1 ヶ月のずれがあることは致し方ないだろうと思います。

実際のところ、江戸時代の忠臣蔵の討ち入り日が大雪であったなんて、ここ数年の東京に於ける 12 月の気候からは想像がつかないでしょうし、去年も一昨年も短期間に於ける気象変動のせいで「御彼岸の餅など見たくもないっ! 冷やした水羊羹か氷小豆が欲しいっ! 何故 Ice Cream の製造を止めるんだっ!」と 9 月半ばから 10 月まで Panic になりそうでしたものね(笑)。

東京では今年は 1 月は例年よりも暖かく、逆に 2 月~3 月は冷え込む予想が出ていますね。

私達の時代は「啓蟄は Indian Summer や狂い咲きみたいなもので、本当の寒さは春分辺りに来る(笑)」というのが体感の常識になっていますので、不思議な気がしてしまうのでしょうが、旧暦では「春分は 2 月 13 日辺り」となりますので、旧暦で 3 月半ばともなればもう春真っ盛りですね。

因みに旧暦が月齢を元にした暦なので太陽暦である新暦とは 1 ヶ月のずれを生じ、太陽暦を用いた昔の暦法に 24 節気というものがあるのは御存知ですよね。(下記参照 URL)

下記参照 URL の Page を含む Site を見ると旧暦の構成が良く判りますよ(^_^)/。

一方、旧暦の彼岸は今も昔も春分と秋分を挟む 7 日間であって何月何日というものではないのですが、ここ数年の秋分が「商店が Ice Cream を仕入れられなくて大騒ぎっ!」ということになったのは短期間の気候変動によるものだと思います。

参考URL:http://www.gekkou.or.jp/k-1/koyo-4.html
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この回答へのお礼

詳細なご回答よく分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/05 13:10

そうですね、私も季節の言葉は旧暦に合わせたほうがぴったりくると思います。

旧暦と季節の言葉は農業と密接に関わっていますからね、昔の人の感覚のほうが自然だと思いますよ。

ところで、新暦の正月を祝っているのは日本くらいなもので、韓国でも中国でもベトナムでも、他のアジア諸国ではほとんど旧正月のほうをお祝いしていますし、正月休みも旧正月のほうです。
年末大掃除でバタバタし、クリスマスで盛り上がったと思ったら二週間ばかしで正月ではどうもせわしない気がしますね。クリスマスで盛り上がって、それから1ヵ月半くらいでお正月休みに初詣ってほうがもっと自然なんじゃないかと思いますけどね。
ただ、そうなると年末の紅白歌合戦をどっちでやるべきか迷いそうですが・・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。確かにニュースなどでは、
香港や中華街の旧正月のお祝いを取り上げていますね。
我が家でも七草がゆは旧正月に食べるようにしています。

お礼日時:2012/01/06 10:53

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