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平安時代の商人を、調べています。油売り、煎じ物売り、菜売りなどいたそうですが、彼らが売り歩く時の掛け声…口上とでも言うのでしょうか?…が、知りたいのです。今でいう、「たけやぁ~さおだけぇ~」みたいなものです。江戸時代は有名ですが、もしかしたら平安時代には、まだないのでしょうか?ないとしたら、口上とはいつから始まったのか知りたいです。かなりコアな内容だとは思いますが、詳しいかたがいれば、ぜひお願いします。

A 回答 (2件)

すこし時代は下りますが「職人歌合」について調べてみてはいかがでしょうか。



中央公論の「異郷を結ぶ商人と職人」という本が参考になるかもしれません。
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この回答へのお礼

室町から本格的に流行りだした、職人歌合がやっぱり起源なんですよね?仕事とはいえ、ないものを探し続けるというつらい作業をしていたような気がします。ありがとうございました。本を参考に、平安時代には存在していないことを主張してみます。

お礼日時:2003/12/05 23:51

 「梁塵秘抄」389番に「木や召す炭や召す盥船,品良しや」という部分があり,これは薪売りの売り声の描写だと考えられています。


 中世以降の史料とも併せ考えれば,この「××召せ」というのが一般的な掛け声だったのかもしれません。

 いつの時代であれ,まさか無言で物売りをすることもないでしょうし(*1),定形化しないと売る方も面倒でしょうから,何らかの形で,この種の掛け声はあったでしょう。
 ただ,庶民の文化ですから,文字史料には残りにくいところでしょう。庶民文化が興隆する中世以降(*2)には,多くの史料があるのですが。


(*1)「沈黙交易」などというものもありますが。
(*2)「梁塵秘抄」にしても,平安時代も末,この種の中世歌謡の前史として位置づけられる存在ですしね。
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