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今月6日にNY為替市場で、ユーロ安が一段と進み、1ユーロ=97円台に突入しましたが、調べてみると2000年10月に1ユーロ=88円93銭をつけていたことがわかりました(常識だとおしかりになる方すいません、はじめて知りました)。
 正直、過去にこんな値をつけていたことにびっくりしました。この時代はなんで、こんなにユーロ安にふれたのでしょうか、教えていただけないでしょうか。ヨロシクお願いします。

A 回答 (2件)

その価値だったのは他の回答者様の書かれたとおりです。

当時の手帳が手元にあるので、投資をしていた者から見た背景を少し書かせていただきますね。

対円でのご質問ですね。1999年、日本の景気は悪いだろうと当時の経済系新聞では予測されていましたが、結果としては逆に景気はそれほど悪くなく、順風とはいかないものの、回復の年でした。
2000年の日本は、原油高と円高の影響を強く受けるだろうと予測され、その通りになりました。

一方、ユーロはまだ現物がなく、当時の基軸通貨だったドル、FRBグリーンスパンも、「ユーロはまだ若い通貨だ」「ユーロより米のほうが強い」といった発言を繰り返していました。
原油の影響を強く受ける欧州では、原油高騰の圧迫から経済に悪影響が出ており、金利の段階的な引き下げが必要となっていました。

2000年3月、ユーロ/円の介入が行われましたが景気は回復せず、9月に1400億以上の介入が行われました。

投資家から見た介入は、いつの時代もその経済を反映しても通貨価値ですから、長い目で見れば回復に向かう事もありますが、一時的には逆効果になるケースが多いです。
先日の日本のドル介入を見てもお察しいただけると思いますが、介入で一瞬は反転し高騰しても、多量の利益決済のオーダーが消化されれば、また売り方向へ一遍します。
ご質問のユーロ安は、9月下旬に介入があった為、一瞬高騰し、10月に底をつけたという事です。

ユーロ導入決定で、それまで各国の欧州通貨に分散投資していた投資家らは、ユーロ導入でリスク分散ができなくなりました。
そこで、欧州各国に分散していたものの全額をユーロにするにはリスクが高くなる為、ユーロ以外の通貨への買いを入れて、リスク分散を図りました(^^)
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございます。とてもくわしく解説、回答していただきありがとうございます。調べようと思ってもどうやっていいかもわからず途方にくれていたので、とっても助かりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/07 14:54

ユーロ安に振れたたのではなくその程度の価値だったのです。


2000年だとまだ現実の紙幣、硬貨は存在せず、ヨーロッパの貿易決済用通貨としての存在でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/01/07 14:49

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