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こんにちは。下の文章でわからないことがあります。

It is fascinating and encouraging to observe the development of this immense process, a process in which man appears all the time to be engaged in the act of creating an extension of himself.

この文章は、「このような巨大な過程、つまりin which以下な過程が進展するのを見ることは、とても興味深く励まされることである。」という意味だと思うのですが、なぜa processなのでしょうか。前にprocessがでてきているのになぜ"a"なのでしょうか。"the"ではないので、違和感を感じ、質問させていただきました。どうして前に出てきているのに"the"ではなく"a"なのか、"a"だとどういうニュアンスか、など教えてください。いつもどうもありがとうございます。よろしくお願いいたします。

A 回答 (9件)

(1)のように、完全な文の後に、[冠詞+名詞+関係節]という構造を持つ名詞句が、現れていたりすると、確かに驚きますね。



(1) [主語や目的語が欠けていない完全な文], [冠詞+名詞+関係節].

これは、話し手が、先行する文の一部または全体に対して、何か述べる場合に見られる形式で、評論文に現れます。冠詞がa(n)の場合、関係節の表す情報は、話し手の新しい主張であるのに対して、theは、主に、前に述べたことを復習の意味で、聞き手に対して確認する場合です。

言い方を換えると、冠詞と関係節が表す情報との間には、一定の関係が存在します。

(問題の英文のa process in which…は、「この過程の中で何が起こっているかというと、実は、…なのですが、皆さん知ってました?」というように、話し手は、聞き手が知らないと思っている、新しい、従って、重要な情報を提示しています。もっとも、ここは、a process in whichをbecauseに代えて、It is fascinating and encouraging…と発言したことに対する根拠を提示するように表現したほうがよいようには思えます)

通常の関係節に戻って考えてみると、

(2)のconfidenceにthat comes from winningを後続させた場合、関係節がaと呼応するか、theと呼応するかで、関係節の表す情報は変化します。

(2) We are playing with confidence.
(3) We are playing with the confidence that comes from winning.

theは、sharedを示唆します。日本語で言うと「あれどうした?」「ああ、あれなら、とっくに捨てたわ」の「あれ」と機能が似ていて、that comes from winningという情報が、既に話し手と聞き手との間で「共有」されている(と話し手が考えている)ことを表します。多くの場合、関係節の表す情報は、先行文脈の中に存在する情報を表しますが、現実世界の知識や経験に照らして、特に断らないでも「共有」されていると考えられる場合も含まれます。そうしたわけで、(3)が表す意味を噛み砕いて言えば、「勝利の味を知ると、それが自信につながるってことは、お宅もご存知だよね。うちの選手は、まさにこの勝利の味を知ったおかげてついた自信で、(いい)プレーをしてるんだ」となります。

これに対して、aは、後に続く関係節で、話し手は、何か新しいことを主張するわけです。

(4) We are playing with a confidence that comes from winning.

(4)も噛み砕いて言えば、「うちの選手たち、以前と違って、自信を持ってプレーしているでしょう。なぜだと思います。実は、なかなか勝ちに恵まれなかったのが、ようやく勝利の味を知るようになってね。それが今の自信につながって、(いい)プレーをしてるんですよ」です。
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>It is fascinating and encouraging to observe the development of this immense process, a process in which man appears all the time to be engaged in the act of creating an extension of himself.



の文中のa processが何故the processではないのか、と云う事ですが

...to observe the development of this immense process,a process in which...
[この非常に大きなプロセスの発展を観察する、と云う事である。それはこんなプロセスである...]
と続くと思います。
一般に、どんなプロセスについての話なのか、と云う事を以下で述べています。

...to observe the development of this immense process ,the process in which...
[この非常に大きなプロセスの発展を観察する、と云う事である。それはまさに次に述べる様なプロセスの事である...]
とプロセスを限定してしまうと思います。
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補足します。

冠詞というのは日本語にないだけに日本人には難しいですよね。仮にaでなくtheを使うと in which以下の情報を既に理解されているという前提になります。ここは不定冠詞を用いることによって 新しい情報を明示しています。ネーティブと会話するにしても、冠詞の使いかた一つで大きな誤解を招くことは少ないと思いますが、論文なら厳密に考える必要もありますね。
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>前にprocessがでてきているのになぜ"a"なのでしょうか。


既出かどうかは、“process in which man appears all the time to be engaged in the act of creating an extension of himself”全体で判断します。
“process”という単語が前に出ていても、“process in which man appears all the time to be engaged in the act of creating an extension of himself”全体で判断して新しい概念なら“a”です。

簡単な例を見てみましょう。
This is is a pen.
And this pen is a pen my father gave me.
(「ペン」であることは最初の文で分かってますけど、「父親からもらったペン」であることは初めて言うことです。だから“a”なのです)
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英語で論文を書いていて、ayakakayaさんが疑問におもっているようなことで、よく迷うことがあります。



この文でもし"a"を使わないのであれば、こんなふうになります:

"... immense process in which man ..."

つまり"the"は入らないわけです。

こんな風にしたら、"a"の感覚がもっとわかるかも知れません:

"... immense process --- a process in which ..."

"a process"とすることにより、「この」プロセスだけを指すわけではなく、「この」プロセスを含む、他のin which 以下に表されているようなプロセス全般を指して、それらを見るのはおもしろいと言っているわけです。何故なら、「この」プロセスに限らず、in which 以下に表されているattributesを持つプロセスを展開するのは大変なチャレンジだからです。(暗にそういっている)
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こんなふうに考えてみてはどうでしょうか。



1. まず一般論として,「in which以下なプロセス」の発展を目にすることは,非常に fascinating and encouragingである。
2. そして,そういったプロセスはたくさんあるが,this immense processもまたその一例である。
3. したがって,このプロセスの発展を見ることも,当然,fascinating and encouragingである。

ご質問の a は,2.の段階で(「その一例」の意味合いで)使われているものですので,不定冠詞のほうが自然と思われます。
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文章の意味としては、翻訳調ですが次のようになると思います。



この巨大な過程、すなわち人類が常に自身の拡張を創造する行為に従事していると思われる過程が進展するのを見ることは、とても興味深く励まされることである。

で、“this immense process”と“a process ...”は同格なので、この過程(this process)=普遍的な過程(a process)となり、通常の“a”と“the”の使い分けの場合とは違い、特に不自然ではないと思います。
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ここでの"a"は「そもそも~とは」というニュアンスがあるのではないでしょうか?


もしここで"the"なら特定した限定感が出てしまいそうです。
うまくいえませんがなんとなくそう思うだけですので間違っていたら本当にごめんなさい。
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これは コンマで区切って同格を導いています。

つまり、that is to say, it isが省略されていると考えると分かりやすいと思いますが。
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