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ミステリ小説を読んで、船の構造に疑問があります。
だいたい、数名しか乗れない小型船?ですが、タラップはどう用意しているのでしょうか?
タラップは事前に船に備え付けられているものなのでしょうか?
それとも港のどこかにおいてあるものなのでしょうか?
また、船内では甲板の上に階段を上り、二階の甲板?にて船長の操縦室があったりしますが、ここはなんと言う名前なんでしょうか?
ミステリだと、船の計器が、とか、舵が正しい方向に向いていないとか、船員の誰かが殺されますが、そんなに重要な場所なのでしょうか?
車の運転と違い、自動運転が出来るそうですが、船員がそう何人もいるのはなんでなんでしょうか?
また、以前読んだミステリでは、1階甲板からラウンジに入り、さらに奥に客室があり、その奥に階段があり、動力室?機械室?と食料庫がごっちゃになっていました。
それでいいのでしょうか? 動力室だか、機械室は重要な場所なんではないのでしょうか? 食料庫とごっちゃでいいのでしょうか?
船に、必ず備え付けられてないといけないものがあるとすれば、それはなんでしょうか?
船底に浮くための空間があるとか、聞きましたが、ミステリだと全く出てきません。なんで?
あ、電気室なども必ず備え付けられてるものなんでしょうか?
色々とミステリだと適当にしてしまっているのでしょうか? それっていいんでしょうか?
なんだか、ごちゃごちゃなってしまいましたが、教えてください。
おねがいします。

A 回答 (3件)

そんなに詳しいわけではありませんが、自分が見聞きしたり知っている範囲で回答してみます。


まず、船は大きさや用途(客船か貨物船かタンカーか)などによって構造や内部の配置がかなり違うので、できれば現物をご覧になるのが、一番手っ取り早くイメージがつかめると思います。

関東近辺にお住まいなら
・氷川丸(客船。横浜・山下公園)
 http://www.nyk.com/rekishi/exhibitions/hikawa.htm
・日本丸(帆船。横浜・みなとみらい21地区)
 http://www.nippon-maru.or.jp/nipponmaru/index.html
・明治丸(帆船。東京都江東区。東京海洋大学構内)※現在は改修中で見学できず
 http://www.e.kaiyodai.ac.jp/facilities/meiji/gal …
・宗谷(南極観測船。東京都港区・船の科学館)
 http://www.funenokagakukan.or.jp/sc_01/soya.html
……などがいつでも見学できます(ただし海の上は走りません)。

上記のサイトのほか、
・タイタニック号の構造
 http://www.kameson.com/titanic/titanic-1.html
・大型コンテナ船
 http://www.rist.or.jp/atomica/data/fig_pict.php? …
を開いてみれば、様々な船の構造・配置図などが、ある程度見当が付くのではないでしょうか。

さてご質問の各項目についてですが、
> ……数名しか乗れない小型船?ですが、タラップはどう用意しているのでしょうか?
そういう小型の船ではデッキと桟橋にさほど高低差はないので、直接乗り降りしたり、せいぜいがほぼ水平な渡り板を渡す程度だと思います。タラップなど不要です。

> また、船内では甲板の上に階段を上り、二階の甲板?にて船長の操縦室があったりしますが、ここはなんと言う名前
船橋(ブリッジ)だと思いますが。

> 船の計器が、とか、舵が正しい方向に向いていないとか、船員の誰かが殺されますが、そんなに重要な場所なのでしょうか?
ブリッジは船の内外状況把握、通信、操縦など運航に関わる情報と機能が集中する、重要な場所です。

> 車の運転と違い、自動運転が出来るそうですが、船員がそう何人もいるのはなんでなんでしょうか?
船の大きさと用途(外洋航路か国内航路か)などによって自動化の程度も乗組員数も当然違いますが、最近の外航船では通常22名、合理化が進められた船では11名体制とのこと。
ちなみにコロンブスが乗っていた帆船は100トン未満ですが乗組員は約40名だったそうです。

> ……1階甲板からラウンジに入り、さらに奥に客室があり、その奥に階段があり、動力室?機械室?と食料庫がごっちゃになって……ごっちゃでいいのでしょうか?
どんな船でも機関室は一番底にあります(階段を降りて向かったはずです)。
また重い荷物ほど底に近い倉庫に格納します。
理由は、船の重心を低くして転覆しにくくするためです。
食料庫が船底にあっても不思議ではありません。

> 船に、必ず備え付けられてないといけないものがあるとすれば、それはなんでしょうか?
岸から5海里(約8km)以内の航行に限定された小型船でも備え付けなければならない物としては、救命用具、非常信号、無線通信機材、消火器、排水ポンプ、他事尾、コンパス(羅針盤)、国際信号旗、海図……などがあります。

> 船底に浮くための空間があるとか、聞きましたが、ミステリだと全く出てきません。なんで?
「浮くための空間」というのは何のことだか判らないのですが、もしかして、船の外壁で区切られた内部空間のことでしょうか?
だとすれば、その空間は機関室や倉庫、客室などに仕切られて使われていますので、特別に「浮くための空間」などがあるわけではありません。

> あ、電気室なども必ず備え付けられてるものなんでしょうか?
「電気室」というのも判りませんが、もしかして一般のビルの地下などにある電源室のイメージの事であるのなら、大きな船ならそういう電源管理盤を置いた部屋もあるかも知れません。

> 色々とミステリだと適当にしてしまっているのでしょうか? それっていいんでしょうか?
適当にしているかどうかは読んでみないと判りませんが、よほどいい加減な作家で無いかぎり、自作ミステリの大事な舞台ですから、間違いの無いように一応取材はしているのではないでしょうか?
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ANo.2です。

先の投稿でタイプミスがあったので訂正します。

小型船の法廷備品について、
 ×他事尾→ラジオ○
です。

なお先の回答の他に、係船索(ロープ)、いかり、等も備え付けが必要とされています。
詳しくは下記サイトをご参照下さい。
 http://www.jci.go.jp/overhaul/pdf/furnishings.pdf
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船の規模についてかなり混乱があるようですが



簡単なタラップは船側に用意されています。客船が接岸したときなどに使う立派なのは岸壁側の装備です。

>船内では甲板の上に階段を上り、二階の甲板?にて船長の操縦室があったりしますが、ここはなんと言う名前なんでしょうか
ミステリだと、船の計器が、とか、舵が正しい方向に向いていないとか、船員の誰かが殺されますが、そんなに重要な場所なのでしょうか?

一般的には、ブリッジ(操舵室)です
船を集中コントロールする場所がここで、船の頭脳ですから、そりゃ重要でしょう。無かったら動きません。

>自動運転が出来るそうですが、船員がそう何人もいるのはなんでなんでしょうか?

短距離航路でなければ。船長+航海士+甲板員+機関士あたりが最低限でしょう。自動操縦でも監視は24時間行いますから、動いている限り二人がブリッジで当直(ワッチ)に入ります。
ただし、クルーザーなどは艇長のみです。

>動力室だか、機械室は重要な場所なんではないのでしょうか? 

要するに思い物を下に持ってきているのです。その方が復元力が高くなって安全性が増します。また、通常甲板より上野部分は接客設備に宛てられますから、それ以外は船体内に設置されることになります。

>必ず備え付けられてないといけないものがあるとすれば、それはなんでしょうか?

規模によりますが、航法機器(レーター含む)、通信機、消火設備も救命設備(ボートやライフジャケット)、簡単な医療器具くらいでしょう。
電気室が分離しているのはある程度の規模の船でしょう。

>船底に浮くための空間がある

船体そのものです。通常は防水区画が設定されていて全ての浮力が失われないようになっています。
浮体区画が完全に分離しているのは潜水船や半浸水船のような特殊な船体です。
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