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はじめまして。

低アルコールワインの輸入を検討しています。
まだ検討段階なので現時点で詳しい製法等が分かりません。

最近よく言われているノンアルコールワインは0.0%の特別な製法を行ってアルコールを除去したものと聞いています。
ただ自身が検討しているのは度数 5%程度の低アルコールワインです。
これは発酵を途中で止めているためアルコール度数が低いのでしょうか?
ぜひ詳しい製法が知りたいです。

またこの場合、酒税法上の括りは果実酒で良いのでしょうか?
\80,000.-/kl

どなたか詳しい情報をお持ちの方がいらしたら是非ご教授ください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ワイン醸造に従事しているものです。



日本の酒税法をまずお知りになることが大切です。
http://www.nta.go.jp/sapporo/shiraberu/sake/bunr …


気をつけなければならないのは、日本の税法には「ワイン」のカテゴリーは
ありません。「〇〇ワイン」という名前で売られているものは「果実酒」「甘味果実酒」「リキュール」のどれかに該当します。
もう1つ、日本の税法とEUワイン法、アメリカワイン法、オーストリラリアワイン法は
かなり内容に違いがあります。EUはさらに国によっても法律が異なります。
なので、輸入したいと思われるものが、輸出国によってどのカテゴリーになっているのか、さらにそれが日本の税法上どのカテゴリーになるのかによって税金も変わってきますので注意が必要です。

輸入したいワインのアルコール濃度が5%程度となると少なくともEUの国によっては「ワイン」ではなく、「ワイン風飲み物」と定義される商品かもしれません。

更に、輸入される時問題となるのは、アルコール度数よりも醸造過程において日本で許可されていない化学物質を使用していないかどうかです。
アルコール度数のみならず、この点をきちんとチェックしないと申請をしても却下される場合があります。詳しい製法は企業秘密も含まれますので、製造元に確認する以外ありません。

アルコール度数を低くする醸造方法には色々あります。いくつかご紹介しますと、逆浸透膜を使ってアルコールを分離する方法、果汁の段階で水などで薄める方法、野生酵母を使う場合、もともと高いアルコール度数に耐えられなくて3-5%程度で発酵を止めてしまうものもありますし、亜硫酸に弱い天然酵母の場合、亜流酸を加えることで発酵を止めることが出来るのは事実です。ただどの方法を使うかは造り手によって、国によって違うので一概には言えません。
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低アルコールという件ですが、例えば日本のブドウの場合、糖度が上がり難い傾向にあり、果汁だけで発酵させると10%前後のワインしかできないので、海外産の12-13%と比べると、もともと低アルコールワインなのです。


ですから、ブドウ果汁だけでは足りない糖分を補うために、ブドウ糖や砂糖を添加して糖度を上げてから発酵させることも認められています。
5%というのは、自然のブドウを普通のやり方で醸造するには、低すぎるアルコール度数のような気がします。

5%程度の低アルコールワインの輸入を検討しておられるとのことですが、具体的な商品が念頭にあるのでしょうか?
日本の酒税法における酒類分類及び税率については、細かく規定されていますので、外国におけるその商品の具体的な製造方法が分からないと、日本ではどの分類に該当するのか判断できない場合があります。

ワインの発酵を途中で止めることは、ブランデーを加えたりすることで可能(シェリー、ポートワインなどのフォーティファイドワイン)ですが、これでは5%のワインを製造することは無理ではないかと思います。
ひょっとしたら、そうやって発酵を止めたものに果汁などを加えてアルコール度数を落としているのかも知れません。

果実酒の場合は、80,000円/klで、甘味果実酒は120,000円/kl(13度未満)の酒税がかかります。

いずれにせよ、輸入を考えておられるワインの詳しい製造方法をメーカーに聞かれることが先決でしょう。
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アルコール分1%以上であれば果実酒に該当します。



>5%程度の低アルコールワイン
白ドイツワインであれば発酵の途中で亜硫酸塩を添加して発酵を止めます。更に果汁添加し甘くて低アルコールのワインにします。亜硫酸塩で発酵を止めると香りがよくない傾向があります。他にも方法はあります。

製法によってはリキュールに該当する場合もあるので製法を確認する必要があります。
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