プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

とくに人事や採用に関わっているわけではないのですが、個人的に関心がありお尋ねします。昨年大卒で新卒入社した当社の男子社員がこんなことを言っていました。

「新卒で就職が決まらなかった人は、マスコミとかの人気業種狙いでなければ真面目に就活していなかったんですよ。セミナーに行ったりOB訪問したり、早い時期からそういうことをきちんとしていれば受かる会社は必ずあります」

そうなんでしょうか?この若者はあまりレベルの高くない(ほとんど無名の)大学の出身なので、その彼が「真面目に就活すれば就職できる」と言うのには説得力があるようにも思うのですが、なにぶん私は20年近く前に大学を卒業しましたので現在の新卒市場はまったく分かりません。

もちろん住んでいる地方にもよるでしょうから一概には言えないでしょうが、よろしければ「新卒で就職できなかった理由」について、ご存じの方に実情を教えていただけたらと思います。

A 回答 (5件)

彼の話は半分当たっていますが、半分は間違えています。



他の回答者の皆様も、お年を召しているのか、そういった類の本を読みすぎているのか、現実離れし過ぎています。

まず最初に、会社側の求める条件が厳しいことや、採用人数が少ないのです。従来だったら雇った学生が10人いたとしても、採用コストを考えると雇えず、3人に絞るしかないのです。大学生の数は減少していますが、それ以上に採用数が減りすぎているのです。

スリーダイヤ電機の話。
サブプライムローン前:800人を採用見込み
サブプライムローン後:100人以下(記憶では)

大企業が採用を控えるということは売上が激減している証拠。では、その子会社や下請けがどうなるかというと、言うまでもありません。

次に、大卒がハローワークへ行ったって決まりません。
ハローワークで紹介されている会社というのは、小零細が多く、「高卒」「経験者」を求めています。大卒給は払いたくないし、育てていくつもりはないので、すぐに低コストで雇える人間を求めていると。

結局、大卒は新卒採用で漏れてしまうと、悪循環が生まれてしまうのです。

近年最強なのは工業高校など専門の高校と言われます。低賃金で雇え、関連する専門の勉強や実技をしているわけですので。
大学の勉強というのは、仕事に必要ないレベルばかり学ばせすぎていることが多いです。
    • good
    • 0

その若者のいう通りだと私も感じています。


2006~2008年を除いたこの15年、大卒の有効求人倍率は大して変わらず1.20前後です。

テレビは極端な事ばかりを放送しますが、今の学生は様々な華やかか企業や大企業を乱れ打ちしているなと、10年前に自分が就職活動した時と比べて感じます。
    • good
    • 0

>「新卒で就職が決まらなかった人は、マスコミとかの人気業種狙いでなければ真面目に就活していなかったんですよ。

セミナーに行ったりOB訪問したり、早い時期からそういうことをきちんとしていれば受かる会社は必ずあります」

これの通りですね。
アマゾンなんかでこの手の本を買って読んで貰っても同じようなこと書いてますが、
僕の実感(自社の新卒や後輩の大学生)見てても2極化が激しいですね。
2:6:2と言われますが、上位はふつうに優秀ですよ。
優秀な奴の方が危機感と好奇心を持ってるっておかしな現状で、ますます差が開くと言うか。

知ってますか?いまの大学生の浪人比率って20年前と比較したら、めちゃめちゃ低いんですよ。
しかも中堅ー下位大の方ほど低い。
カネが無いとかムダだとか、学歴が全てじゃないとか、色んなこと言ってますけど、要するに浪人から逃げちゃってるんです。
逃げるタイプですから、入学してもやはり色んな事から逃げ回ってる感じですね。
で、大学も親も甘いですから。
留学もサークルもしない、ボランティアやNGOに興味あるけれど、本格的にやるような事もしない・・・ちなみに周囲とも揉めません。うまく妥協し合うんです。

そもそも学校教育ややネットを通じて企業そのものへの憧れがなく、
企業嫌悪思考が強いですから、就職とか、働く事への嫌悪感も強いんです。
でも「カネはいる」「人からはちゃんとしてるって思われたい」から、泣く泣く働く感じですね。

そういう状態ですから、受からないし、受けてダメだったらカンタンに折れます。
更に逃げて、バイト先でそのままフリーターで働くとか、起業(マルチ)する人、多いですよ。

就職状況自体はそんなに悪くないですけど、1960-1990ぐらいが異常に良かったんで、そことは
もちろん比較にならないと思いますね。

2000年前後はリストラがあった煽りで、企業都合で新卒採用が0とか続いてたので、
本当に厳しかったと思います。
いまは絞ってるとは言え、常に一定数は採ってますからね。



いちおう僕が接した実感としてそんなですね。
ただ、問題はやる気と言うか働く意欲に欠けるのかな、ってこと。
たぶん上の世代よりも
「第一志望の有名企業に入れた、嬉しい!!」みたいなの薄い気がします。
年収○万円とか、車でこれ乗りたいとかそういうのも無いと思う。
だからそんなにガンバらないのかな、と思います。
あんまり競争が無く、落ちこぼれることも無かった分、成功も容易に得られた。
だから、あんまり成功に対する渇望がないんじゃないですかね。

いまになって再度、体育会学生を採用したがる企業が増えていると言いますけど、彼らのような分かりやすい競争意識を持ってる学生はかなり減ってるんじゃないでしょうかね。
    • good
    • 0

特殊な事例だとは思いますが、病気や障害、それも偏見が根強く働けないなんてのは甘えと一蹴されるようなものを患っていたケースもあると思います。


まあ自分がそうだったんですが。

手帳はないから障害者枠での応募はできず雇用ノルマの達成にはつながらず、その一方で様々なトラブルのリスクはあり、この折り合いがつく企業が見つからず、それでもと無理を続けてますます悪化。
日常生活すらままならない状態になりました。

その挙句に
>新卒で就職が決まらなかった人は、マスコミとかの人気業種狙いでなければ真面目に就活していなかったんですよ。
こんな風に切り捨てられるのですからたまったものではなく、当時は友人と会っても喧嘩ばかりですっかり孤立していました。
    • good
    • 0

はじめまして、よろしくお願い致します。



今と昔とは現状が違うようです。

どういう人材を選ぶのか、それはすぐに戦力になる人です。

すなわち、今までの勉強が活かせることができる業種です。
(特に専門学校などを卒業していると企業で、色々教える教育費が削減するのです)

今は、低コストで早く仕事を覚えてくれる人がほしいはずです。

すなわち、大学を出てもその専門でないところに応募しても不採用なのです。

大学2年ごろから、目をつけた企業の情報を集めて履歴書などかなり工夫して
自分をアピールすることです。(面接の練習もです)

準備を十分するということです。

会社は昔ほど、人材育成にお金をかけたくない時代なのです。

ご参考まで。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2012/01/22 11:50

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!