プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

前質問で不備があったので再質問いたします。

質最近、食生活のことについて色々と見直しています。
つきましては、江戸時代の食生活を調べてたところ、
平均寿命がグーンと伸びたのは
ここ100年の出来事であると分かりました。

つまり、明治期ぐらいまでは庶民は十分な栄養素
特に鉄分とか、ビタミンを多く採れなかったので、
平均寿命が短くなったっと推測致しました。
この推測が合っているか御回答お願いします。

私の食生活にも反映させたいと思いますので
その他に何かご意見があれば併せてお願いします

A 回答 (5件)

ご自身の食生活についてお考えになるのが主たる目的ならば、タンパク質や脂肪分の採りすぎにならないように気をつけるので十分ではないかと思います。

よほど変わった食生活、例えば、盛りそば、素うどん、具の少ないラーメン、食パンとマーガリンとコーヒーばかりというような場合には、食生活を直した方が良いと思いますが、日によってある程度メニューが違うのであれば、栄養素の不足などは気にしなくて良いと思います。
アメリカでは、ハンバーガーやポテトチップスのようなものばかりで異常が起きたりして問題になるようですが、そのような例は特殊です。また貧困地域、戦闘地域、被災地などで、食事が取れずカロリー不足、栄養不足で悲惨な状態があります。多くの場合、衛生状態も悪く、飲料水や汚れを落とすために水もない地域です。
http://www.unicef.or.jp/kinkyu/haiti/2012_0119.htm
 
わたしも経験はないのですが、第二次大戦前、また敗戦後でも、昭和30年代までの田舎、山間部、海浜部の村の生活では、食品の数、種類は非常に限られていました。(田舎では地産地消で、季節によって食品が限られています。おそらく、東京では、田舎よりは種類が多いでしょうが、それほど多くの食品はありませんでしょう)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
 
学校給食の見本が写真入りであります。
http://www.juk2.sakura.ne.jp/rekisi.html
ただ、大正生まれ、昭和育ちの人に聞く話では、田舎で切り身の魚が食事に出てくるようなことはほとんどなかったようです。(海の側は別として、魚や鳥などの蛋白は滅多に口にできなかったようです。囲炉裏端で串に魚をという風景は、限られた地方なのだと思います)
 
なお、日本の団塊の世代(1947年から1949年の3年間に生まれた世代)とその前に生まれた世代が、日本の高齢化を進めたのです。 この方々の幼年期、小児期、児童期、学童期は決して豊かな食事ではありません。 この方々の摂っていた食事内容程度でも、現在の高齢化、長寿命、元気さの大きな支障にはなっていません。
健康がよく、疾病に強く、寿命が長くなった理由や原因は、色々なことが絡んでいるのでしょうが、食事という面では、1920~1960年頃の内容や量でも問題はないと思います。
身長や脚の長さ、スタイル、姿勢などは、栄養だけでは言えないでしょう。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2182.html
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2180.html
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5215/sint …
 
おいくつなのか、何か老化のような衰えをお感じなのかがわかりませんが、気分的なことを別にするならば、栄養素のことを気にしたり、サプリメントなどを摂る必要はないと思います。
身体は、多くの部分が新陳代謝します。その新陳代謝が活発なら若々しく、元気で、艶も血色もよく、張りも弾力もあり、機敏で力強くなります。
じっとしているよりも、ストレスの多い活動をすることが何よりも健康を保持する重要な要素と思います。
http://iss.jaxa.jp/kids/life/06.html
http://www.jaxa.jp/article/special/expedition/ma …
体を活発に動かし、呼吸機能、循環機能をフルに使うことが、内分泌もよくします。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%BC% …
頭だって、使わなければ向上しないし、劣化します。難しいことや面倒なことを考えたり、調べたり、やっかいな問題の調整に苦労したり、頭や心にもストレスを与え続けることが、生き生きした人生を作る秘訣だと思います。

この回答への補足

BA選出に対しては悩みましたが、
私に皆様の回答を接続する
こちらの回答にしたいと思います。

補足日時:2012/01/24 13:23
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
今、栄養のところでも似た質問をしていますが、
はっきり言って真っ二つという感じです。

給食の歴史は懐かしく、面白かったです。
色々と説明をつくて下さって随分と理解が進みました。

取り敢えず皆さんの意見をまとめると、
やはり偏食はよくないようです。
ただ、1週間で必要な栄養素を取ればいいみたいですね。

1日30品目より1週間で50品目ですかね?
今後はニュース等に注意してみたいと思います。

お礼日時:2012/01/24 00:45

ご指摘のように、日本では大正時代でさえ平均寿命は40代でした。

今の貧しいアフリカ諸国なみの水準です。当時としては比較的文明国だったのですけどね。
平均寿命を押し下げているのは、他の方も指摘するように若年死亡率の高さゆえでした。まず子供が死ぬ。ぽろぽろ死にます。私の祖父母の世代は明治生まれですが、母方も父方も幼くして亡くなった兄弟がいました。父には生まれて一年かその程度で亡くなった妹がいて、母には三歳で亡くなった兄がいました。
それから大人になっても死にます。明治大正の時代は若くして亡くなった「夭折の天才」なんて人がぼろぼろいます。正岡子規は34歳で結核で亡くなっています。石川啄木は26歳で結核で、中原中也は30歳で結核性脳膜炎で亡くなっています。
・・・はい、お気づきだと思いますが、みんな結核ですね。明治から昭和20年代まで最も死因として高かったのが結核だったのです。結核は恐るべき死の病だったんですね。結核の恐ろしいところは「うつる病気だ」ということです。しかも、20代30代なんていう体力のある年齢の男性が結核で死んでいるんですね。

あと、明治時代から昭和初期にかけての日本人の間で国民病として流行したのが脚気でした。当時は脚気と結核が二大国民病でした。
んで、脚気というのはビタミンB1が不足することによって起こる病気です。ところが、まだ明治時代には原因がわからなかったんです。ヨーロッパでは脚気はほとんど見られず、日本では国民病というほど患者がいたので日本の風土病だと思われていたほどです。で、脚気の原因については明治時代は「細菌原因説」と「栄養不足説」に分かれていたのです。
面白いのは、明治時代の文豪にして陸軍の軍医総監であった森鴎外は「細菌原因説」をとっていました。一方、海軍は「栄養不足説」をとりました。んで、海軍はヨーロッパではほとんど脚気が見られないことから、パンを食べれば脚気にならないんじゃないかと思ったのです。ところが、水兵にパンを食べさせようとしたら「あんなもんを食うくらいなら死んだほうがましだ」と猛反発を食らいました。で、どうしようかと悩んでたどり着いたのが、カレーライスでした。日露戦争のとき、海軍はカレーライスを食べていたので脚気の患者がほとんど出ませんでしたが、陸軍では脚気になる兵士が続出しました。これ、本当の話。
ところで、じゃあなんでそんなにみんな脚気になったのかというと、その原因は米にあります。米ぬかには、ビタミンB1が含まれています。つまり玄米を食べているなら脚気にはならないのです。ところが明治時代になって白米食が全国に広がると脚気が大流行するようになったのです。江戸時代には白米を食べる習慣は江戸に住む人たちくらいだったので、脚気は「江戸患い」といわれたほどです。
つまり、当時の日本人は米ばっか食っていたのです。脚気なんてね、はっきりいやあ偏食病ですよ。その偏食病が国民病になっていたくらいなんですからね。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
随分と歴史カテらしく陸軍と海軍の登場です。
確かにカッケはよく耳にしました。
栄養素の不足ということも教科書に載っていましたが、
明治期にそんな論争があるとは知りませんでした。

これは誰をBAに選出すればいいのか悩みます。

お礼日時:2012/01/24 00:51

島国日本の野菜にはカルシュウムが不足します。

英国人も平均身長は低い傾向があります。
日本脳炎やマラリアを良く調べる必要があり、世界と比較する必要があります。
研究者以外が断言すべきではありません。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。

>日本脳炎やマラリアを良く調べる必要があり、
>世界と比較する必要があります

これも意表をついた御回答ですが
どういう意味でしょう?

お礼日時:2012/01/23 23:14

その推測は間違いです。

平均寿命の短さは、食生活だけでは説明できません。平均寿命の短さは若年死亡率の高さによることです。平均寿命といっても平均して寿命が短かったわけではなくて、短い人は極端に
短いんです。また、それは庶民に限ったことでもないのです。

例えば豊臣秀吉が長浜城主だった頃に設けた子が羽柴秀勝なのですが、わずか6歳で夭折しています。秀吉が最初に設けた子なのですから、目一杯大事に育てられたことは疑いありません。それでも6歳で死んでいる。次の豊臣鶴松にいたってはわずか3歳で病死しています。羽柴秀勝の幼名は、石松丸というのですが、江戸時代まで幼名というシステムがあった理由はなんなのか。

それは乳幼児の死亡率の高さが原因なのです。元服する年齢まで成長しないと正社員として本採用にしないといった話です。武士の最大の関心事は、跡継ぎに恵まれるかどうかです。そして徳川将軍家でさえ、跡継ぎには苦労しているんです。例えば第10代将軍の長男である徳川家基という人がいるのですが、この人も将来を嘱望されながら、満16歳でなくなっています。突然体の不調を訴え、わずか3日後に死んでしまった。将軍の跡継ぎ候補なのだから、当代最高レベルの食生活だったのに違いありませんし、最高レベルの治療を受けたに違いありません。それでも助けることができなかった。結局は医療技術の低さが問題です。いくら大騒ぎしても実にあっさりと死んでしまう。ちょっとしたことでも助からない。

もうひとつ傍証を挙げましょう。第8代将軍の徳川吉宗は諸大名に命じて人口調査を実施しています。百姓、町人、社人、僧尼というのだから、要は全国民が対象ということです。ところが子供はノーカウントなんです。16歳以上限定。選挙権とかの為の調査でもないのに。それだけ不安定だったのです。

ひとたび病気に罹ってしまうと、かなり高い確率で死んでいたということなんです。

例えば新撰組の沖田総司は肺結核で死んだことになっていますが、現代の日本ではその死亡率は激減しています。結核は現代日本人からは忘れられていますが、決して根絶されたわけではない。発展途上国では今でも死亡率が高いのです。

といったように現代人の平均寿命に貢献しているのは医療技術の進歩なんです。だからといって食生活が全く問題なかったとまでいったら言いすぎでしょう。冷蔵庫など無い時代なのですから、食中毒も多かったはずなのです。飢饉の時は窮民は野草を食べて多くが中毒死したともいわれています。

栄養摂取量の問題はなんともいえません。何も史料が存在しません。しかしたんぱく質が不足していたとも考えられません。現代人はたんぱく質と聞くと肉を連想するかも知れませんが、実は含有率が異なるだけで、ほとんどどんな食材にもたんぱく質は含まれています。海藻類、木の実類、きのこ類、野菜類でも含んでいるのです。江戸時代は肉を食べなかったといっても、それは牛・豚・鶏は食べなかったというだけで鯨肉や猪肉や馬肉は食べていたんです。確たる流通機構がなかっただけです。肉類のたんぱく質の含有量より魚類のほうが大でもあります。めざしと聞くと粗食イメージがありますが、実はいわしは牛肉などよりよほどたんぱく質を多くふくんでいます。いわしは他にもビタミンB12、ビタミンD、ナイアシン、ビタミンB6、脂質、ビタミンB2、リン、パントテン酸、銅も豊富です。さらに日本には西洋人から畑の肉と驚かれた大豆がありました。味噌、しょうゆ、納豆、豆腐、湯葉、油揚げ、豆乳、おからといった大豆加工食品は、江戸時代には庶民レベルにも普及していました。

日本人は古来より、穀類、豆類、魚類、魚介類、肉類、海藻類、木の実類、きのこ類、芋類、野菜類、漬物類、果物類を満遍なく偏らずバランス良く食べていたのです。

ところが現代日本人はすっかり伝統的な食生活を忘れ、お馬鹿になったようです。肉と野菜しか食べてないのに偏食じゃないと思い込んでいる。某サイトでは朝から晩まで、安くて美味しい焼肉食べ放題のお店を教えてください。おススメの栄養ドリンクを教えてください。良いサプリを教えてください。安くて美味しいスイーツ・バイキングを教えてください。そんな質問ばかりなのです。挙句の果てはユッケの食中毒でころっと死んでしまう。馬鹿馬鹿しくて面倒見切れません。
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この回答へのお礼

栄養のカテではお世話になりました。
重ねてお礼申し上げます。

皆さん、揃って医療の進歩を挙げられますね。
それは一理あると思ってましたが、
決定的な要因だったようですね。

昔の方がバランスは採れていたのですね。
確かにご飯と肉と野菜とみそ汁・・・
で足りると思っていました。

毎回、それだけ用意できるとなると、
かなり良い奥さんをお持ちのように見えます。

お礼日時:2012/01/23 23:12

先日江戸時代の人骨が1000体単位で発見され、平均身長が150プラスしかなかったと発表されました。


つまり不足していたのは栄養素以前に絶対摂取量、つまりカロリー不足だったと思われます。

元々近代以前の日本には肉食が文化になかったとに起因してタンパク質が最も不足していたのは明白です。
ビタミン類は植物から摂取が基本形ですので、タンパク質ほど不足はしてなかったでしょう。

それから平均寿命あ伸びたのは特に食の改善じゃないですよ。
主要因はまちがいなく医療の進歩と幼児死亡率の改善です。
たしか江戸時代以前の幼児死亡率は50%超えていたはずです。
これだけで平均寿命は半分になりますね?
そういう理屈です。

>私の食生活にも反映させたいと思いますので
これは勘違いしてらっしゃいます。
現代社会において栄養分が不足することは、相当偏った生活されている人でもあり得ません。
またバランス云々は、上記の栄養が不足している場合のことで、当然現代人にとって無問題です。
「バランス」「サプリメント」、、、、おわかりでしょうか?
みごとなまでに、サプリメントベンチャーの宣伝文句そのものです。
騙されてますね。
今のままで問題なしです。
それより十分な睡眠と適度な運動を心がけましょう。
これは現代人に圧倒的に不足しているものです。
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございます。
私の想像と正反対の回答で圧倒的に驚いています。

江戸時代は蛋白質が不足していたのですね。
炭水化物や蛋白質は足りていたのだろうという予想でした。
鉄分やミネラル、ビタミンなどが足りないのではと。。。

>栄養分が不足することは、
>相当偏った生活されている人でもあり得ません。

ものの見事に騙された?のでしょうか。
例えば3食ともカップラーメンとかだと・・・
確実にアウトですよね?
ちょっと極端かもしれませんが、凄く疑問に思いました。

この質問は食品のところでしてみる価値がありますね。
かなりインパクトのある回答どうもです。

お礼日時:2012/01/23 00:28

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