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朝顔の葉を用いて光合成の実験を行った。
光合成によってでんぷんが葉で作られていることを調べるために、次の実験をした。とあり、

実験 十分に光をあてた葉を熱湯に入れたのち、温めたエタノールに入れた。しばらくすると、葉が白くなった。次に、その葉を冷やしてからやわらかくし、ヨウ素液に入れたら、葉が青紫色に変色した。

ここのなかで、「葉を熱湯に入れたのち、温めたエタノールに入れた」とあります。
これはどうしてこのような作業をする必要があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

葉は、色々な色素を持っています。

それらの色素がありますとヨウ素デンプン反応で青紫色に変化した様子が観察しにくいですから脱色したわけです。「葉を熱湯に入れたのち、温めたエタノールに入れた」この動作は(1)熱湯に入れる(2)温めたエタノールに入れると二つの動作があります。これは目的が多少違います。

(1)熱湯に入れる
葉を熱湯に入れた際の色の変化に注目してください。例えばコンブやワカメなどは緑色ではありませんが、熱湯に入れますとクロロフィル(葉緑素)以外の色素が分解されてクロロフィルだけになりますから緑色になります。ですから葉を熱湯に入れますとより緑色に変化します。

(2)温めたエタノールに入れる
次に温めたエタノール(または、温めたメタノール等)に入れますとクロロフィルが溶け出しまして、葉が白く変化します。
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1.葉を熱湯に入れる理由


  熱湯に入れることにより、葉が柔らかくなります。
  柔らかいと、エタノールが葉に十分に染み込みます。

2.温めたエタノールに入れる理由
  ヨウ素液の変化をはっきり確認するため、クロロフィル(いわゆる葉緑素)などの
  光合成色素を溶解させ、葉を脱色するためです。
  冷たいエタノールでは、色素を十分に抜けません。
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