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自動車の冷却水を交換しようと思います。
冷却水にはエチレングリコールが混じっています。

これまで、冷却水の廃液は3Lほどしか出ませんでしたので、ホームセンターの廃油処理パックに吸わせて可燃ごみとしてだしていました。

今回、徹底的に整備するため、自動車の冷却水をいったん出しきりたく思っております。
以下の手順を繰り返し、冷却水と内部のごみ、錆を出し切るつもりです。
1、既存の冷却水を抜く
2、冷却水の代わりに真水を入れてエンジンを始動し、水を循環させる。
3、循環した水を抜く

最低3回は行います。
2回目、3回目はごく少量のエチレングリコール+水となった液体が出るはずですが、これも地面に撒くわけにはいかないと思っております。

しかし、ほとんど水のようなものを可燃ごみとして出すのは気持ちがすっきりしません。
そこで私は、2回目、3回目の廃液を屋外において煮沸し、水を蒸発させることで、廃液の量をを減らすことができるのではないかと考えました。

この計画は化学のことを全く知らない私が考えたものです。
実行する前に、専門家のご意見をお聞かせください。


また、煮沸のほかに、布にしみこませて、天日干しし続けるということも考えています。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

No.1の回答者です。

MSDSによれば大抵の身近な薬品は有毒と書かれてます。例えば、エチルアルコール、酢酸(お酢)等でも仰仰しい記述があります。しかし、これらは食用に使用されます。要は程度(濃度と量)が問題です。大規模な自動車整備工場で、多くの廃液を出せば規制が掛かり回収するかも知れません。しかし、一度抜き取った後で注入した水に混ざってくる濃度は、最初の数十分の1に薄まってますし、たった1台の車から出る量は知れています。また、エチレングリコールは有害物質に良く含まれている窒素、塩素、硫黄、リン、その他の重金属は含まれていず、微生物により容易に分解される比較的素直な化合物ですので、下水処理場の活性汚泥で簡単に分解されます。役所に聞くと建前の答えしか返ってきません。最近はどこの自治体でもゴミの分別収集を行っており、当地では燃えないゴミは45リットルの指定のビニール袋に出すことが義務付けられています。袋の大きさに限界があるので、長さの長いものははみ出します。この時は、収集券を買って貼り付け、特別に回収に来て貰う必要があります。たとえば、ビニール傘はどうすればよいかと聞くと、300円の券を買って張って出せと言います。これが役人の答えです。実際は少々袋からはみ出しても、回収車は持って帰ってくれます。今回の話も同じようなものです。
希薄な水溶液をわざわざ濃縮するためにエネルギーを使うのは、トータル的に見ればCO2の排出の方が余程環境を汚すことになります。なお、エチレングリコールは常温では液体で固体ではありません。ラジエータホースから漏れた液が固まるのは、不凍液に金属の腐食防止剤が入っているので、これが析出したのでしょう。
回答者は純化学屋ではありませんが、化学と言う文字の付く学科を卒業し、化学プラントの設計に従事していました。
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この回答へのお礼

再びご回答ありがとうございます。
MSDSの件、酢酸を見てみますと確かに仰々しいですね。
となればMSDSの注意書きを真に受けるのは疑問もわいてくるところです。

実際のところは微生物によって分解されるということですね。
そうであれば、おっしゃる通り2回目3回目はかなり薄い液になっているので、汚水マスに流しても問題がない。
なるほどわかりました。

また、役所の理屈のことも納得しました。
エチレングリコールといっても通じなかったことからして、私が本当に知りたかったことには答えてくれていないと思います。
役人の無謬性が顕れた答えだったということでしょうか。

ご自身の経験に裏打ちされたご回答とお見受けいたしました。
大変参考になります。ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/21 23:06

エチレングリコールは有毒な【液体】です。

よく似たグリセリンとは違います。
また、水を除くことは、その強力な吸湿性のため、きわめて難しいです。通常の方法では脱水できません。脱水できれば燃やしてしまうという方法もありますが・・
 化学的に反応させて他の物質に変えることができますが、それでも下水に流せる物質に変えることはできません。

 強力な乾燥剤をつかって脱水処理して燃やすにしても、その乾燥剤の処理にまた困るでしょう。
 まあ、天日で可能な限り濃縮して廃液処理を頼むのが良いと思います。

★ 製品安全データシート(MSDS) エチレングリコール( http://www.sankyo-chem.com/msds/ethylene_glycol_ … )
★ エチレングリコール - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%81% … )
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
強力な吸湿性ということから想像するに、エチレングリコールじたいが水をしっかりロックして離さなくしてしまっているということでしょうか。
ということであれば、煮沸してもエチレングリコールの沸点までは気化せず、液体として残るということでしょうか。
それとも、エチレングリコールも水と一緒に気化し、大気中に放出されるのでしょうか。

また、煮沸した場合、エチレングリコールが吸湿しきれなかった水だけは100℃に達した時点で順次気化し、水を強力に吸った状態のエチレングリコールが沸騰しないまま残るということでしょうか?

データシート、ウィキペディアとも拝見いたしました。
燃やすと一酸化炭素と二酸化炭素になるのですね。
強力な炉でもあればよいのですが。

素人なため、とんちんかんなことを申し上げたかと思いますが、ご指摘等ございましたら再度お言葉いただきたく存じます。

お礼日時:2012/02/20 22:50

エチレングリコールは毒性があり、危険物となっていますので、法令に従って処理しなければなりません。


最初に抜いた廃液を廃油処理パックでの処理は大変だったと思いますので、
もし余裕があれば、廃液をポリ等の容器に入れて、近くの整備工場へ持っていけば、処理してもらえるはずです。
エンジンオイルや古い灯油などと同じ危険物ですので。

真水を入れてエンジンを回した後に出た廃液は、仰るとおり煮沸させるか、天日干しするなどで水を蒸発させれば、エチレングリコールの固体だけが残ります。それをそのまま廃棄します。
もしくは、最初に抜いた廃液と共にポリ等の容器に入れて整備工場に処理してもらうかです。
(ラジエーターホースの繋ぎ目あたりから漏れた冷却水が、エンジンの熱で蒸発し固体化している車を見かけます。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
LLCを煮沸すると固体のエチレングリコールが残るということですね。
それなら処理パック等使わずに、袋に入れて捨てることができます。

私は自分で整備をするので、付き合いのある車屋がいません。
都合のいい時だけ廃液を処理してもらうということについて、引け目を感じており、なかなか車屋に問い合わせる勇気が出ません。
本当は引き取ってもらうのが一番楽なのですが。

お礼日時:2012/02/20 22:34

エチレングリコールは水に任意の度合いで溶解するし、それ自身それほど毒性が強いものではないので、誤飲しない限り問題はあまりありません。

また、不凍液は水で希釈されているので引火の危険性もありませんので、汚水として下水に流しても大丈夫です。流し、洗面器から流すのは抵抗があるでしょうから、下水マンホールから捨てましょう。使った容器、手は水で洗えば十分です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
居住する地域の役所の下水道担当課に以前問い合わせたところ、「エチレングリコール」が通じず、「エンジンの冷却水」と説明すると、産廃なので下水には流してはいけないと言われました。
ご回答から読み取るに、成分としては下水に流しても問題がないということでしょうか。

お礼日時:2012/02/20 22:31

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