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航空機はエンジン停止でも高度が高ければ惰性である程度とべる?

A 回答 (8件)

飛行機について言えば、前進の為の推力が無くなった時点でグライダーと


化す訳ですが、異なるのは「滑空比」です。これは揚力と抗力の比である
「揚抗比」と同じであり、「どの位降下する間にどの位の距離を飛べるか」
ということであり、そのままその距離の比となります。
優秀なグライダーはこの値が40~60程あり、一方ジェット旅客機では従来で
5~7程度(最新鋭機では20程もあるそうですが)なので一応滑空によって
「その程度」の距離を飛ぶことが可能です。既出の有名な「ギムリーグライダー」
の様に、滑空で旅客機が空港に到達出来た例もあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9% …

問題なのは推力を発生する全エンジンが停止すると、操舵に必要な油圧と、
フライバイワイヤー方式では操舵信号の為の電力がエンジンからは得られなく
なりますが、電力はAPU(補助動力装置)を使えば得られ、通常はエンジン1基
分の電力はまかなえます。油圧は電気さえあれば電動ポンプで得られます。
燃料が無いなど、それも不可な場合は通常胴体に格納している風車を機外に
展開し、風の力で油圧や電力を得ます。これをRAT(ラムエアタービン)とか
ADG(エアドリブンゼネレーター)等と言います。操縦はこれらで確保します。

ヘリコプターは既出の様にオートローテーションを行います。これについては
以前別質問がありました。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7020800.html
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:45

紙飛行機をイメージして下さい。

いつか必ず墜落します。
風に乗るかどうかで、垂直方向の落下速度が幾分か軽減されるかも・・・、
そんな程度です。動力がないと飛行機の重量に抗える揚力は出せません。
逆に、エンジン無しで揚力が得られるぐらいならば、離陸時に風で吹っ飛んで
ひっくり返るだけです。
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:46

飛ぶの定義って要は、投石のように自由落下しかいかどうかでしょ。


毎年やってる「鳥人間コンテスト」の動力無し部門が飛ぶというのと一緒。

惰性で飛べますよ。
エンジン停止する直後は普通にエンジン使ってるときと同じ速度ですから。
その後速度が低下するにつれて浮力を失い各機体の限界速度以下になったら落ちます。
まぁ、落ちるといっても着陸直前の航空機が落ちてるかといえば飛んでいるんだろうけど・・・
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:49

零戦の場合、プロペラが止まっても、高度の6倍までは行けるそうです。


当然、高度を維持できるわけではなく、ただ風に乗って直角三角形の斜め線を落ちていく感じです。
高度が0になる前に、不時着適地を見つけて命が助かる程度の着地(着水)を試みます。

プロペラ飛行機の場合の主翼は、真横に張り出した物が多いです。
この方が風を受けて揚力を発生しやすいためです。
ただし、ある程度の速度になると効率が悪くなって抵抗が増大してきます。
更に速度が上がって音速を超えるようになると、機首先端から発生した衝撃波で翼が破壊されてしまいます。
よって、翼の先端を衝撃波の内側になるように後退させます。
ジェット戦闘機などは、そのようになっていますね。

ジェット旅客機などは、運動性より安定性を重視します。
速度も、音速は出せません。
よって、それに適した翼の形になります。
プロペラ機ほど滑空は出来ませんが、即座に墜落するほどヤワでもありません。
高度さえあれば、高度のエネルギーを速度に変換して、速度を上げます。速度を上げると揚力も上がります。
しかしながら、揚力が上がると抵抗も増えるので速度が落ちます。速度が落ちると揚力が下がるので回復させるために機首を下げて高度を・・・
コレの繰り返しで、速度を維持するために高度を犠牲にして滑空していきます。
その間に、エンジンを再始動するための操作を行います。

ジェット戦闘機は、安定性の代わりに機動性が必要です。
翼も小さいので、必要な揚力を発生させるための速度が大変高いです。

回転翼機 所謂ヘリコプターも、エンジンが止まってもある程度は飛べます。
オートローテーションという緊急操作を実施します。
普通の航空機と同じように、速度と高度があれば割と楽に着地することが出来ます。
普通の航空機と違うところは、必要な前進速度が大変低いことです。

ただし、全ての回転翼機が、オートローテーション出来るわけではありません。
カモフなどの、二重反転式ローターはオートローテーションが出来ないとされています。
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:50

飛べます。


現に大型ジェット旅客機が海上で全エンジン停止になり、数百キロも滑空して飛行場に降りたこともあります
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2% …

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A0% …

ちなみにヘリコプターも 条件次第ですが エンジンが停止しても死なない程度にゆっくり降下できます。
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この回答へのお礼

いつもありがとうごあいます。

お礼日時:2012/02/26 19:52

うん。



実際、そういう例はいくつもあるみたいだね。

まあ、滑空出来なきゃ飛行機(固定翼機)としてお話にならないしねぇ。

ちなみに、ヘリのような回転翼機でも、エンジン停止後に不時着する事は可能らしい。かなり難しいらしいけど。
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:48

「ある程度」がどれくらいを言っているのかわかりませんが。

。。
可能です。基本的には、落ちながらですが。。。
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:53

飛べるというのは正確ではなく、落ちるが正解だと思います。



ただ、頭から垂直に一気に落ちることはないので、高度が高ければ、距離をかけて落ちます。
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この回答へのお礼

なるほど

お礼日時:2012/02/26 19:52

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