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江戸時代以前の文章を現代語にするのは「現代語訳」っていいます(?)けど、明治から昭和20年くらいまでの「旧かな旧漢字」「歴史的仮名遣い」で書かれた文章を常用漢字で現代仮名遣いにしたり、平成の中高生でも読みやすくするのも「現代語訳」って言いますか?

A 回答 (2件)

現代語訳、とも言いますね。


口語訳、とも言いますね。

昭和中期の今となっては死語となった言葉を、最近の若者言葉に書き換えるのも、究極的には現代語訳ですね。
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 明治以前と明治以降では文体の性質が異なります。

明治以降の文体を一般には言文一致体と呼びます。
これは「文語体(書き言葉)」と「口語体(話し言葉)」として使い道が分かれていた日本語(国語)を文章でも口語体を使用して表現する様式です。
 現在の作家でも丸谷才一氏などは定家仮名遣い(旧仮名遣い)と現代仮名遣いを使い分けています。また平野啓一郎氏のデビュー作『日蝕』は全編旧仮名遣いで綴られ、森鷗外の文体を彷彿とさせます。
 こうした意味で御質問の明治から昭和20年辺りまでの文章を「現在の言葉」で書き直すならば「現代語訳」もありかもしれません。但し僕の個人的な感想としては「口語訳」の方がより適切であると思われます。
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