プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

東北3県沿岸に積まれたガレキの山を見てきました。
あれはとても地元だけで処理できる量ではありません。
テレビの画面越しでは絶対に伝わりません。
他地域の自治体の協力がなければとても無理だと衝撃を受けました。


東日本大震災からの復興は、地震や津波とは別に
原発事故を考えなければなりません。
地震や津波被害だけのガレキ問題であったなら、
きっと他自治体の協力が得られた事でしょう。
でも、処分を困難なものにしているのは一重に東京電力の
せいだと言えると思います。

東電は、首都圏へ電力供給が必要だと、建設の土地を福島県に借りました。
しかし、余所の土地であるにもかかわらず無責任な手を抜いた工事をしたのです。
結果、壊れてしまった今ではとりかえしのつかない重大な問題を生み出してしまいました。
(確か、福島県は東北電力であって、東京電力を使っていないと記憶していますが、お詳しい方訂正や補足がありましたらお願いします)

この事については、「東北の復興」という看板ではなく、
被災地3県と東京電力利用地域の問題として処理しなければならないのではないでしょうか。
東京電力管内にお住まいの方は、ガレキ処理問題に
加害者側の立場として向き合うべきなのでは、と
思わずにはおれません。
理不尽に思われるでしょうが、ガレキ受け入れ拒否された側はさらに理不尽な仕打ちに合っています。


ニュースを見るたび、自分なりに考えます。
以下は妄想のひとつなのですが・・・
もしも、例えば
外国から、基準値如何で震災ガレキを受け入れても良いという
お申し出があったとしたら…?
日本は何がしかのお礼をするでしょう。
そうすると、自分のゴミを他の土地で処理するという
「金で解決」の図式になってしまいます。
都市部が過去やってきた同じ事になりませんか?
以前、私ども夫婦はまぐろ1本釣り番組のファンだったので大間を目的に旅行し、
六ヶ所村を通過しました。
財政難の地域を札束で黙らせたんだろうな…と感じた事が思い出です。

震災後の日本人の行いが外国から称賛をうけただけに
そうなってしまえば、とても恥ずかしいものになってしまうような
気がするんです。
この親にしてこの子あり、に倣うわけではありませんが
この国にしてこの納税者あり、のように
現代の豊かさを手に入れるために原発を乱立させたのは愚かな事だったんです。


ガレキ受け入れによる放射能の拡散反対の声も理解しています。
でも、もう日本は「前向きに諦めて向き合い」歩んでいくしかないのではないでしょうか。
日々の報道をみるにつけ、自分なりにこのような考えに至りました。
もちろん、私は家族の健康を預かる主婦なので、毎日体に良い献立や身の回りの清潔を心がけてきました。だから、とてもとても悔しいです。

もう、今世紀初頭は無理です。汚染されました。
子どもたちへの内部被ばくはもちろん懸念されます。
でも、彼らの子どもたちの時代には
もしかしたら、医学も科学も進んでいることでしょう。
そして、原発がもたらした恩恵と負の遺産の教育を受けるのです。
現時点では、新エネルギーもそう遠くない兆しですし、
放射性物質に有効な手立てが発明される時代がくるかもしれません。
現代に生きる私たちは放射能と否が応うでも
向き合わなくてはならないんです。

なぜなら、私たちは
この地震大国に原発を作ることを許してきた納税者であり、
「原発NO」と言える政治家を育てなかった有権者であり、
便利であることや不足なく生活する方を選択消費してきたのですから。
私の意見は、子どもたちに詫び47都道府県手分けをしてガレキを処分することです。


…なんてことを震災後1年を迎え徒然に思ったんです。
皆さまはこの国の未来をどう想像されているのでしょうか。
長々と読んでいただきありがとうございました。

A 回答 (2件)

「安全です」「お願いします」「みんなの問題です」「協力を」


…このような言葉を今までどれだけ震災が起きてから、私は聞き続けてきたかわかりません。
ハッキリ言ってしまえば「耳タコ」なのです。
大変に冷たいようですけど、どれだけ連帯を叫ぼうとも、マスコミが情報を流そうとも、被害に遭わなかった(もちろん、人ごとじゃないのですけれどね…明日のことはわかりませんから)立場から見れば「脅威は薄れるもの」なのです。
悲しいことですが、それが人間というものです。

ですから、瓦礫処理にしても「何々だから何とかしなければ」という「理由」が欲しいのです。
私の地元群馬県でも、瓦礫処理について「自治体主導で」動く気配があります。
しかし、県民がその決定について「諸手をあげている」わけでもなんでもないのです。
「…どうせ、金だろ?」…心のどこかでそういう冷めた自分がいるのです。

今までの経過を見てきて「あきれ果てている」部分があります。
それが「行政主導と、そのお粗末さ」です。
…勝手に命令系統を無視して、自己判断で動いた元首相。
安全安全と言いつづけ、結果的に国民を危険に曝したのも行政。
電気が無ければ何事も動かんよ?と、王様の椅子を降りようとしない電力会社。
…いろいろなものが「見えてしまった」のです。
見えてしまったのですから、もう「見える前」には戻れません。
そんな単純なことをすら、行政は知らないのでしょうか?。

それでもって「協力しろ」は無いでしょう?。
放射能の拡散も恐いかもしれない、瓦礫の処理場所も少し考える必要があるでしょう。
いろいろとクリアしないといけない問題はあります…が、一番クリアしなきゃいけないのは「その理由」です。
キチンとした理由もなしに「お願いしますよ」では、もうみんな「動きたくない」のですよ。
助けたい気持ちなんて、みんないっぱい持ってるのに、それを表に出させないのは、誰あらん行政をつかさどってる方々です。

大義名分が欲しいんです。
その上で安全性もあり、処理方法の統一や法定化も必要です。
将来どうして行くのがベストか?くらいのことは、キチンと国民に明示するべきでしょう!?。
うーん!(怒)…頭が熱くなって来た!!。


…ということで(溜息)。
きっと「受け入れてもいい、受け入れたい」って言う人は、案外いると思うんですよ。
ただ、あまりにもやり方がずさんで、あまりにも丁寧じゃないから、まず拒否反応がたってしまうだけだと思うんです。
官民一体で行かない事には、どうしてもシコリは出来るはず。
そのシコリが、例え小さなものであっても「連続してしまう」ということ…それが始まってしまっているということを、行政も電力会社も早く気付くべきだということです。

我々日本人は、今回の震災で「学んだ」ということです。
その「学び」を、どう未来に生かせるのか、それとも「抹殺したい」のかで、未来は明らかに明暗を分けるはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
何度も読み返しました。
いつも、自分が思っている事を言語化するのに苦労しておりますが
違った角度から言語化された文章を読むと
「それ、私もそう思ってた」現象がおこります。
すみません、意味不明な事言って。

頭を熱くさせてしまってすみません(笑)
私も大それた事を書いてしまいました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/03/15 23:27

いや、お気持ちはわかります。



しかし論点が分散している。
あまりに長すぎる。

そして、何が質問の趣旨か定かでない。

残念ですが、ここはブログではありません。

質問の趣旨を明瞭に願います。


まあ、敢えて書かせてもらえれば
あまりに理想論過ぎます、殆どの人は『この結果は、私が頼んだことではない。何で私たちが責任を負う必要があるのか?』と感じるでしょう。

これだけ原子力発電が広がって今回の事故が起きるまで、大多数の人々はその問題に無関心よね~。
ところが事故が起きたとたんに、俄か反原発論者に変貌する姿を見て『今更なんだよ!』と感じる今日この頃です。
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この回答へのお礼

目に留めていただき、ありがとうございます。
ブログ云々のご指摘は受けると思っていました。
こちらのサイトを利用している方なら
レスポンスの質が高いだろうと期待しました。

「何で…」「今更…」への答えにあたるものを
多くの方と考えたいです。

ご回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/03/15 23:26

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