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還暦の知人女性の話です。
昨年のはじめに乳がんが見つかり、抗癌剤治療を続け、ガンを小さくした後、9月頃に手術でガンを摘出しました。その後、放射線療法とホルモン療法を続け、今年1月末に治療が終了しました。

治療終了時の経過は良好でしたが、3月始めの定期検査でマーカーの数値が上昇。再検査したところ肝臓への転移が発見されました。

初期の発見でまだサイズは小さいようなので、手術で摘出すればと思ったのですが、転移性なので、肝臓ガンだけど乳がんの治療を行う?といった説明をされ、手術よりも抗癌剤治療の方が効果的であると告げられたようです。

医師の話では…

・肝臓以外への転移は見られない
・抗癌剤療法で消える可能性もある

とのこと。

そこで質問です。

1:他に何かした方がいいか?
2:手術して切除の方がいいのではないか?
3:普段の生活において、気をつけることは?
4:もっと有効な治療方法がある場合はそれを教えて下さい。

以上4点です。


よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

(Q)転移性なので、肝臓ガンだけど乳がんの治療を行う?


(A)肝臓にできたがんを、肝がんと転移した乳がんと
どうやって見分けるのでしょうか?
それは、がんを理解することです。

がんは、元々は自分の細胞が異常に増殖したものです。
なので、乳がんは、乳房の細胞の特徴を持っています。
肝がんは、肝臓の細胞の特徴をもっています。
乳がんが肝臓に転移して、そこで大きくなった場合、
その転移したがんは、肝細胞ががん化して、大きくなったのではなく、
転移した乳がんの細胞が増殖して、大きくなったものなのです。
だから、がん細胞を調べることで、
それが、肝がんなのか、転移した乳がんなのか、
分かるのです。
なので、乳がんが肝臓にくっついて大きくなったがんは、
やはり、乳がんの細胞なので、乳がん用の抗がん剤でなければ効きません。

このように転移したがんの場合、
1つだけが転移したとは、通常、考えません。
今は、目に見えないだけで、いくつもの細胞が転移していると
考えるのが基本になっています。
なので、今、目に見えるがんを手術で取り除いても、
すぐに、別のがん細胞が大きくなって、また、切除しなければ
ならないということになりかねません。
つまり、「もぐらたたき」になります。
こうなると、体力が持ちません。
そこで、目に見えない小さながん細胞もたたくために、
抗がん剤による治療を行います。

さて、知人とのことですから、下手なアドバイスはしないことです。
ときどき、「○○が良い」というサプリメントや民間療法、
さらには、未承認の治療方法など、色々とアドバイスをする人がいますが、
それが、患者様の為になるとは限りません。
むしろ、判断を迷わせ、負担になる場合も少なくありません。
なので、まずは、ご自身が正しい知識を勉強することです。
「肝臓ガンだけど乳がんの治療を行う?」
ということで「?」がつく方が、アドバイスをするべきではないのです。
ご参考に……
http://www.gsic.jp/cancer/cc_25/kokuchi/index.html
http://www.gsic.jp/cancer/cc_25/mc/index.html
http://www.gsic.jp/cancer/cc_25/chm/02.html

では、友人にできることはないのか?
上記のとおり、心の支えが重要なのです。
これは、友人ならではの役割ではありませんか?
抗がん剤にはできない役割です。

まずは、話を「無条件」で聞いてあげることです。
頑張って、だとか、大丈夫 だとか、
下手なコメントは、かえって患者様を傷つけます。
「頑張って、これ以上、どうやって、頑張れと言うのよ」
「大丈夫だって、気休めを言わないでよ」
ということになるのです。
普通は、そうではない人も、このような極限に追い込まれると、
そうなるのです。
だから、「そうなの、大変なのね」
という「理解」を示すことが重要であって、
コメントはいらないのです。
「私にできることがあれば、何でも言ってね。
今だったら、何を言っても許してあげるわ」
という、理解と寛容と奉仕が必要なのです。

どうしても、何かしたいのならば……
サイコオンコロジーとは、何か。
医療コーディネーターとは、何か。
セカンドオピニオンとは、何か。
正しい、知識を持って、それをアドバイスすることです。

サイコオンコロジーと医療コーディネーターは、
言葉すら知らないがん患者がほとんどです。

セカンドオピニオンを正しく理解している人の方が少ないです。
ドクターショッピング(別の医師の診察を受けに行く)と
混同している方が大勢います。

ご参考になれば、幸いです。
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肝がんはラジオ波で 焼く

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 私は医師ではないので確定的なことは申し上げられませんが、元の疾患が乳がんなわけですから、肝臓がんではなくて“肝臓に転移した乳がん”ということになり、乳がんの治療が必要なわけです。


  
 4点のご質問を上げておられますが、個別のお答えをするよりもまとめてお答えを書く方が良いと思いますので読みにくいかもしれませんがご了承ください。
 
 1と3のご質問jついてですが、まずは抗がん剤治療の効果の見極めが付くまでは過労に陥らないように気をつければよいと思います。それでなくても抗がん剤治療は薬の副作用などで体力の消耗が激しいのです。
 
 2については転移が見られるわけですから、転移するたびに手術するのでは“モグラたたき”状態になって何度も手術を繰り返すことになるかもしれません。医師は体の負担を考えれば抗がん剤治療の方がまだリスクが少ないと考えたのでしょう。
 
 4の質問については何とも申し上げようがありません。病気を治したいという焦りから怪しい民間療法に走る方もよくいらっしゃいます。まずは平常心を保つことを心がけることが肝要だと思います。
 
 以上の回答はあくまで“一般論”であることをご承知おきください。まずはあなたが平静を取り戻されますように。
 
 
 
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