プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初めて投稿させていただきます。
高校2年生です。


進路について考えているのですが、アニメに触れるお仕事がしたいと思い、サウンドプログラマーなど…
アニメに効果音をつけたりするなどの方面に進みたいと考えております。


おおまかな仕事内容は把握できているのですが、
アニメ監督の指示に従いながら作業をしたりするのか…などという細かい事が調べてもわかりませんでした。

また1日のスケジュール(大体)や作業環境の事について何も理解できていません。
何か知っていることがあればお聞かせ願います。


ご解答、お待ちしております

A 回答 (2件)

すみません、ファッションショーの音楽のところからの関連でこちらの質問も見つけました。


カテはここではなく、エンターテイメントの項目から”映画その他”などの方が回答してくれる方が多いと思いますよ。

で、サウンドプログラマーだとプログラミングによる音楽や効果音の創作になるので、正確に言うとアニメとは異なると思います。

アニメに音楽を付けたい、ということなんでしょうか?
となると作曲家、ということにもなりそうですが、これだと楽譜が書けないとまず難しいので・・・
映画やアニメなどの作品に使われる音楽には数種類ありまして、
1.作曲家が作ったもの
2.その映画やアニメとは無関係の既成の音楽
3.音楽制作プロダクションが作った著作権フリーの音楽(フリーと言ってもそのプロダクションと契約が必用ですが)

と大まかに3つあります。
で、2と3は”選曲”といって、それを専門にしている会社や個人のスタッフがいます。
作曲された音楽以外にほかの音楽が必用になったときなど、こうした”選曲”というスタッフが活躍します。

音楽を作曲する予算があるアニメや映画ではなかなか選曲の出番はありませんが、予算が限られており、テーマ曲くらいしか音楽を作れなかった場合などに選曲のスタッフが必用とされます。
自分の経験だとこの選曲を個人でやっている方もいれば、会社組織にしている方、それに効果音も選曲もどっちもやっている会社もあります。

TVの世界ではこれを音響効果、略して音効(おんこうさんと呼ぶことが多いです)といいます。
音楽制作プロダクションでは、たとえば結婚式に使えそうな音楽ばかり、アクション場面に使えそうな音楽ばかり、といった内容のCDを作っていて、契約すれば1枚数万円で売ってくれ、どんな映像にも契約期間内であれば使い放題になっています。

たとえば下記のライブラリー音源会社では
明るい曲とか静かな曲とか、そんな具合に曲を選ぶことができます。
http://www.nichion.co.jp/soundslibrary/index.php

こういった膨大な音源のなかから監督のイメージにあった曲をチョイス(選ぶ)するのが選曲の主な仕事になります。

仕事の流れは
1.選曲のスタッフとして仕事を任される。
2.監督とどの場面にどんな音楽を付けたいか打ち合わせ
3.1つの場面につき1曲から数曲を選ぶ
4.監督にその音楽を聴かせ、OKをもらう(信頼関係が出来てくるとお任せということもあります)
5.音楽を入れる作業(ダビング)に立ち会って、選んできた曲を録音してもらう。


とこんな感じです。
1から4までは時間とうはまちまちですが、ダビングは時間●●万円というスタジオを貸し切って行うので、出来るだけ短時間で仕事を終えることを要求されます。
ここで監督が、「やっぱほかの曲ないの?」なんてことを言い出すこともあるので、予備でほかの音楽を持ち合わせておくことも重要です。

効果音のスタッフもこれと似ているのですが、音楽がこのシーンのここからここまでと言う具合に0.1秒単位の細かい作業を要求されないのと違い、効果はドンピシャで音がはまっていないとダメなので(例えば、車のドアを閉める音が少しでもずれたらおかしいですよね)、事前にコンピュータやDVDなどに記録された映像を渡され、それにそって音を付けていくことになります。
大変なのは都会の街の様子なんかだと、いくつもの音がかぶって必用になります。
ざっとあげると、車のエンジン音、車の走行音、クラクション、行き交う人たちの話し声、足音、駅などのアナウンス、などなど、きりがないほどになります。
また効果では存在しない音を作らないといけないこともあります。幽霊や妖怪が出てくるときの音とか、そんなの誰も聞いたことないですよね。

で、仕事の流れは選曲とそんなに変わりません。大変なのは音を作ってそれを録音することでしょうか。
ジュースを飲むシーンがあったとして、グラスを机にドン!と置いた映像が合ったときに、出る音??
ragitas さんだったらどんなのにします?
ガラスのコップを木の机に置いてみたり、陶器のコップを使ってみたり・・・映像が明らかにガラスのコップでも実際に付ける音は違う素材のものの方がいいこともけっこうあるんです。
こういう創意工夫が効果音の面白さでもあります。

好きなアニメやあるいは映画などを見るときに、どんな音楽が使われているのか、どんな音が当てられているのか、そういうことにも注目すると面白いと思いますよ。

どっちの仕事もすぐにフリーは無理なので、専門のスタジオや会社に入って、まず腕を磨くことから始まると思います。
会社なので、基本的に何時出社、何時には仕事は終わりという決まりはあるにはあるのですが、DBの日が近づいてきたりすると、数日間の徹夜なんてのもある世界です。
ボクは主に映画ですが、月曜の朝10時にスタジオ入りして終わったのが水曜日の昼過ぎだった、なんて経験もあります。
音関係のスタッフの場合、ここまでシビアではないですが、決まった休みも取りにくい仕事であることは間違えないので、好きじゃないとなかなか出来ない仕事ではありますよ。
その分、作品が出来たときの嬉しさは大きいですけど(^_^)v
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アニメ監督は指示しません。
ここは壮大な音楽で、とか
ここは不気味な暗闇を表現してとか
こんな注文に対して音楽を作ります。
その音楽を聴いて監督は、もっと広がりをとかもっと冷たい感じにしてくれ、の様なダメだしが入ります。
作業環境、スケジュールは貴方が作ります。
自宅で仕事しても良いし、どこかにスタジオを借りても作っても良いです。
或いは音楽制作会社に就職してもよい、でもこの場合はアニメ監督との直接的な会話は無いでしょう、音楽制作会社の担当が監督の窓口になります。
 

この回答への補足

補足でございます!


自宅でやったり
場所を借りたり…とのことでしたが
作業は基本、団体ではなく個人でと考えて宜しいのでしょうか?



たいへんお手数ですが、ご解答していただけると幸いです!

補足日時:2012/04/08 21:27
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この回答へのお礼

的確なご解答ありがとうございます!(つд;*)ブワッ

知りたいことが凄く把握できました!

そちらの業界の方なのでしょうか…たいへん参考になりました!

これから体験入学など通いつめて、技術面の説明も聞いてきます!


本当に本当にご解答ありがとうございました!

お礼日時:2012/04/08 21:24

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