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わかりにくい話になるかもしれません。

よく、楽器の音などをドレミで表現しますよね。

でもこれは本当にドレミと音が出ている(楽器の音がドレミの発音に近い)のでしょうか。
それとも、この音はド、これはレと刷り込みがされて、音を聞いたときに、ドレミに置き換える形で認識(表現)するのでしょうか。

もし前者だとしたら、ドイツ人の感覚ではCDEの音に近いのでしょうか。

わたしはどう足掻いてもイロハにもCDEにも聞こえません。

ちなみに、幼少期からピアノの経験はあります。

A 回答 (3件)

 面白い発想ですね。



 確かに日本ではイロハで、ドイツ・イタリアではCDEですが、
 
 ドは世界的にドでしかありません。

 というのは「ド」に聞こえるからではなく、その周波数と音域を「ド」と限定しているだけであって、だれかが先に「あ」とか言えばそれになったと思います。

 というのも、合唱団の練習で音域を統一するために作られたのがドレミ音階です。それまではなかったのです。
 聖歌隊の練習時に作られたのがドレミ音階です。まあ、要領よく教えるための苦肉の策だったわけです。

 それ以降特定の音を「ド」と固定して、調律しています。まあ同じ曲を高く歌うか低く歌うかカラオケの「一つ下げて~」に似てますね。

 ラ音中心説というのをご存知でしょうか?赤ちゃんの産声はその子の中の周波数の「ラ音」でなくという話です。実証実験しましたが、確かに「ラ」で泣いてます。なので音階の始まりであるはずの「ド」はAでもなくハでもなく「イ」なのです。

 ちなみにドレミを日本語表記にすると「ハニホ」になります。

 ドイツでの練習もドレミで歌います。

 相当混乱します。専門家でもです。

 私は音大出身ですが、ドとレの間に無数の音が存在することを和楽器で知って安心したことを覚えています。ドでもレでもない音・・・・。無数にあるんです。絶対音感をもってしても表現できない音。それが和楽器だと出せる。ものすごく安心しました。
 また、アフリカに民族音楽の研究に同行したときにも、感動しました。

 結論。
 ドレミに聞こえなくても不思議ではない。あくまでも統一性を持たせているだけです。
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この回答へのお礼

いろいろな説や経緯を挙げての詳しい説明をありがとうございます。

ドレミも距離や重さの定義とそう遠くはない置き方なのですね^^;



私は西洋の楽器しかきちんと音を聞いたことがないので、
他の音も聞いてみたいと思います。

お礼日時:2012/04/19 14:33

 「聖ヨハネ賛歌」の各行の最初の音符が一音ずつ上がっていました。

そしてその音符に割り当てられた歌詞の発音が、現在の音階になっています。元の歌詞はラテン語で、ミサやレクイエムなどで使われている言葉です。現在ではイタリア語が主流ですので、「ut」が「do」に、「sa」が「ti」になっています。日本人には「ティ」の発音が難しいので「シ」になっています。

Ut queant laxis
Resonare fibris
Mira gestorum
Famuli tuorum
Solve polluti
Labii reatum
Sancte Johannes

(大意)
あなたの僕(しもべ)が
声をあげて
あなたの行いの奇跡を
響かせることができるように
私たちのけがれた唇から
罪を拭い去ってください
聖ヨハネ様
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この回答へのお礼

音階決定の資料つきでの回答ありがとうございます。

それに訳まで付けていただき、うれしいです。

お礼日時:2012/04/19 14:39

刷り込みでしょう。

ラ(A4)の音を聞いて440hz!という人には巡り会っていません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに「これは○○hz!」なんて言いませんしね。

やっぱり、ある程度の範囲の周波数をドとかミと決めて、それを刷り込まれた、というのが正しいかもしれませんね。

お礼日時:2012/04/19 14:36

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