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よく「こんなことしてるのは日本だけ」とか、「日本人だけ」って言葉を聞きますが、どうしてでしょうか。

確か複数神様(宗教?)があるのは日本だけっていうのを聞いたことがあるんですが、そこから来てるんでしょうか?

私は日本は世界で浮いていると思ってるんですが、そんなことはないんでしょうか?私が無知なだけでしょうか…。皆さんはどう思いますか?

A 回答 (10件)

あることがら(形のある事物でも形のない思想でも)が、本当に「日本だけ」または「日本人だけ」かどうかを判断するのは実は非常に難しいことです。



なぜなら、世界の国の数は国連に加盟しているだけでも193もあり、民族の数はさらにずっと多く、これらをすべて知っている人などはまずいないからです。さらに「○○は日本人だけ」と論じている人のいう「日本人」が一部の日本人に過ぎない例も多いです。一例をあげれば「世界の多くの国では市場でものを買うときには値切って買う。何でも言い値で買うのは日本人だけだ」と言っていた人がいましたが、例えば私が以前住んでいた関西では市場で値切って買うのはむしろ普通のことで、(百貨店で値切る人も皆無ではない)関西では、まずこんな「日本人」論は通用しないと思いました。

ご質問の「宗教」で言えば、これこそ日本も世界も千差万別でさまざまな考え方があり、一概に○○なのは「日本」(または「日本人」)だけとは言えない分野でしょう。大雑把に言えば、現代の日本人は他の宗教に寛容で宗教的な争いを好まない傾向があると言えなくもないですが、過去を振り返れば決してそうとばかりは言えません。

日本史を見れば平安時代末から鎌倉時代にかけて新たな仏教の宗派の開祖が弾圧され流罪になったり斬首されそうになったりした例や、キリスト教が迫害されただけでなく、仏教でも信者以外からの施しを受けずまた施すこともしない一派が江戸幕府から弾圧された例など、寛容でない例も数多く見られます。またこうした国家権力からの弾圧のほか、例えば山門・寺門と呼ばれた延暦寺と園城寺の10世期末以降500年にわたる争いなど同じ宗派内での闘争も激しく、宗教に関して「日本人」がいつも穏やかだったわけではないと思います。

ことさらに外国と比較して「日本」や「日本人」を論じる前に、まずは自分たちの足元をあらためてよく見直す必要があるのではないかと考えます。
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「たたみ化」という言葉がありますね。


日本に住む外人が日本人化してしまうこと。
そのなかで、「肩こりする」ってのがあってびっくり。
肩こりしてサロンパスを張るって日本人だけらしいですね。

どこの国にも特有のものはあるでしょう、たたみや納豆が他の国にないのは当たり前で、文化でも。
でも「世界でも常識だろう」と自分で思っていたことが「実はぜんぜん非常識だった」と知って愕然とすることがあります。
・電車で電話するのは常識
・バスタブで入浴するのは日本だけ
トイレがバスルームとは別の場所にあるのも日本だけですね。

日本だけが特別、、ということが他国に比べて異常に多いかというと、そんなことはないと思いますけど。
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この考え方は明治から始まったことです。


それ以前は常に迎合するか、固持するかを議論しあってきました。
明治でも初期の、特に軍は世界に方を並ぶべき国にするためにまい進しましたが、政府は「日本は劣等国」というイメージを国民に植え付け、その原因を徳川幕府の鎖国にあるとして国民意識を変えようとしてきたのです。
現在では江戸時代の知的レベルが世界でも優秀であったことが照明されています。

日本が他宗教を持っているというのも嘘です。
外国が排他的、あるいは吸収していったのに対し、日本は共存するという独自の路線を維持したに過ぎません。
例えばキリスト教は宣教に辺り、その土地の神を悪魔といって排除しました。私たちが知っている悪魔の正体は多くがその土地の神や神の使いの姿です。ヤギの角を持つエクソシストでも有名になった悪魔の姿もヨーロッパの地域に根付いていた民族宗教の神ですし、黒猫や魔女もどうようです。
逆にブードゥやリオのカーニバル、クリスマス、ハロウィンなどのように民族宗教の風習がキリスト教と結びついて継続されるケースも非常に多いです。
仏教もヒンズー教や道教などを取り入れて現在の形になりましたし、神道も道教や仏教などの影響を受けて現在の形式になっています。

神というと一神教・多神教と分けますが、これも間違いです。
「神」という語は「人智を超えたもの」という意味であり、ある意味「AKBは神」は正しい使い方です。
だからカトリックでは「創造主」が正しい用語で「神なる主」「全能の父なる神」などというように本来は特定する語句をつけます。神というのは略法でしかないのです。
そして「神」の本来の定義からすれば、天使も聖人も悪魔ですら「神」であり、一神教とか多神教という分け方自体が間違っていることがわかります。

そしてキリスト教をキリスト教として、仏教を仏教として、神道を神道として受け入れ共存させている事は日本人の寛容性を表しているところであり、卑下するどころか世界からも「唯一宗教戦争のない国」として注目されているのです。

明治時代までは日本としての自身と固持がありました。しかし第二次大戦に敗退し、誇りを持たない者共が主導権を持つようになって、世界に迎合することがグローバルなどと言い始めて、今でも自虐的思考が常識だと思われているのです。
それこそ「自国の文化に誇りを持たないのは日本だけ」なんです。
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 アメリカのインターネットラジオで、


「暗記不要、簡単に身に付く語学教材」
 とかいうCMを聞いて爆笑したことがあります。

「文法暗記偏重の外国語教育をやっているのは日本だけ」
 とかよく言われてますが、アメリカでも事情は同じで、アメリカ人に聞くと、学校での外国語教育は日本の中学校と同じようなもので、苦痛かつ身に付かないものだという回答がよく返ってきます。
(勿論、アメリカですからスペイン語、フランス語、中国語、日本語あたりが外国語ですが)

 個人的には、ベルギー(景観保護が中途半端な点と政治の空回り、これという名物は思い浮かばないものの知る人ぞ知る美食の国)、イタリア(歴史遺産、マフィア・汚職…)、アメリカ(外国語が下手、自国で十分暮らしていけるので庶民は内向き)、イギリス(産業停滞…)、カナダ(俗称アメリカ51番目の州…、国としての連帯感が微妙、中福祉中負担)、ドイツ(職人魂)・・・という感じで、各方面で部分部分で共通するところがあり、全体として「日本だけ」というところは非常に少なくなるのでは、と思ったりするのですが、いかがでしょうか。
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”よく「こんなことしてるのは日本だけ」とか、


「日本人だけ」って言葉を聞きますが、どうしてでしょうか”
   ↑
調べた訳でもないのに、日本だけ、というのはよく耳に
しますよね。
日本は特殊な国だ、という思い込みがあるからでは
ないでしょうか。


”複数神様(宗教?)があるのは日本だけ”
   ↑
多神教のことですか。
中国の道教なども多神教です。
アフリカやアジアには多神教は多いですよ。

キリスト教のような一神教では、自分たちの考えが
普遍的でどこでも通じる、つまり自分たちが正しい
のだ、という考える傾向になります。
これに対して、日本のような多神教だと、何が正しいか
なんて相対的なものだろう、と考える傾向になります。

そういう意味で、多神教は関係していると思われます。
中国も多神教ですが、あそこは別に中華思想という
一神教みたいな思想がありますので、我々の考えが
どこでも通じる、みたいな傾向があります。


”私は日本は世界で浮いていると思ってるんですが”
   ↑
日本は政治的価値観などは欧米に似ていますが、
生活様式とかその他の価値観は全く異なります。

じゃあアジア諸国と較べてどうか、というと
アジアの中では突出しています。

欧米でもアジアでもない。
そういう意味で、浮いている、孤独だ、という
ことはあると思います。
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いや、確かにその通りなんです。

「ガラパゴス化」という言葉があります。近年言われ出しているビジネス用語なのですが、大陸から900km離れていて、生物が独自の進化を遂げたガラパゴス諸島にちなんだ用語です。

同様に日本、日本人が世界標準とかけ離れた独自の進化を遂げているという現象を意味している訳です。

どうしてガラパゴス化という言葉が強調されるかというと当の日本人には、その自覚が全く無いからです。その無自覚さがグローバル化が進む世界とのビジネス競争に置いて一敗地に塗れる大きな原因となっているという指摘があるのです。日本人は保護しないと絶滅してしまう珍獣であると自虐的に揶揄しているのも、ガラパゴス化という言葉が受ける要因かも知れません。

複数神様があるというのは、その通りだけどそれだけでは説明がつきません。

日本人の無自覚さは昨年一時期盛り上がったTPP論議でも明らかです。日本には独自の法律、ビジネス慣行、規制、基準があって消費者は至れり尽くせりに保護されている現実があります。それが外国企業にとっては非関税障壁になっている。にもかかわらず余りにも馬鹿すぎる日本人は、関税がどうしたこうしたという本質とずれた議論に夢中になっていたものです。

どうして日本はガラパゴス化してしまったか。その説明は専門のビジネス書に譲りますが、私としては一つだけ指摘しておきたいことがあります。

それは日本人は歴史的に日本標準を世界に広めようとしなかったということです。日本は常に海外から文化を輸入する一方で、自ら日本文化を海外に普及させようとした歴史が全くありません。例えば、カタカナとひらがなとルビです。江戸時代に李氏朝鮮から来日した朝鮮通信使が、日本には漢字だけではなくカタカナ、ひらがなといった独自の文字が存在することを知って驚いたという事実があります。カタカナ、ひらがなは平安時代には確立されていたのですが、誰一人として朝鮮に広めようという発想を持たなかったということなのです。日本独自の文化は、いつも来日した外国人によって見出されます。ありとあらゆるものがそうなのです。例えば、海外に布教しようとした神官、僧侶は日本の歴史にひとりもいない。

大航海時代に未知の外国に布教しようとしたキリスト教の宣教師と明白に違っています。それは何故か。日本国内だけで十分大きな市場を獲得できるので、海外に眼を向ける発想も意欲も生まれないからです。

こうした日本人の性質は現代でも変わっていなくて、いつも国際標準のルール作り、多数派形成に遅れを取ってしまう。ビジネス・ルールだけでなく、スポーツでも何でもそうなのです。世界標準は神様が決めたものではなくて、欧米人が自らのルールを布教して世界標準に仕上げたものなのです。彼らには、そうした発想も意欲も能力もあるのに対して、日本人にはいまだにそうした発想も意欲も能力もない。それがガラパゴス化の根本的な原因だと考えています。
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日本人が、「こんなことをしているのは○○だけ」という表現を、良くも悪くも使いたがるのだと思います。


私は昔、「外国語をそのまま使いたがるのは日本人くらいだ」と聞いたことがありましたが、アメリカなども、日本語がそのまま使われていたりします。

多神教は、少数派ではありますけれど、日本だけではありませんよね。
複数の宗教が国内に存在しているのも、別に日本の専売特許というわけではありません。
どちらかというと、日本人は欧米の感覚で言えば、無宗教に近い人が多いような気はします。


珍しさで言えば、単一の言葉しか使っていないことと、ほとんど単一民族であるということではないかと思います。
アイヌの方もいらっしゃいますし、「日本人」自体が、日本列島にもとから住んでいた人間と、大陸からの渡来人の混血であるという捉え方もありますが、中国やヨーロッパに比べると、見た目の特徴があまり変わりませんから、違う民族、違う人種という感覚を持ちにくいです。

他には、アジアで唯一植民地として支配されたことがないところでしょうか。
地理的な要因と、偶然に助けられた部分が多いと思いますが。


「世界で浮いている」ということが、何を指すのか、あまりピンと来ませんが、いくつかの考え方で少数派になることはあっても、それほど孤立してはいないと思います。
日本人が嫌われるとか、敬遠されるということも、あまり感じません。バブル時期には、ヨーロッパの一流ブランド店では日本人は嫌われていると聞いたことがありますが、今は、そんなこともないでしょうし。
世界有数の平和な国だけに、電車の中で眠るとか、深夜に女性が一人歩きとか、危機感とか警戒心がないのかと言われた事はありますが、それでも「浮いている」「異常だと感じる」という雰囲気ではなかったですね。


日本に「世界でも珍しい」点がないわけではありませんが、多かれ少なかれ、どの国も「世界でも珍しい」点を持っていると感じます。


外国の方が集うような場に参加してみてはいかがでしょう?
日本に来るような人ですから、日本嫌いは少ないためもあるでしょうけれど、そんなに「特殊な国」「おかしな国」と受け止められているようには感じませんよ。
もし、外国の方と交流があって、そのうえで、「日本は世界で浮いている」とお考えなら、申し訳ありません。
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そういうことを言う人って、「だから日本はダメ」って方向に持っていきますよね。


そんなに嫌いなら、出て行けば良いのに。(笑)

多神教と多数宗教の並立を混同されてるようですね。
多神教は結構ありますよ。インド系が多いのかな。
唯一神とする宗教は過激になりやすい気がします。キリスト教にしろ、イスラム教にしろ、他教を認めないわけですから。
義務教育で当然のように「十字軍の遠征」なんて、良い事のように習いましたけど、とんでもない話ですよね。

そういう意味で多神教は懐が深く、他宗教と神様が重複してたりしますし、攻撃性も低いように思います。
日本は多宗教を同時信仰しているというより、信仰心が薄いだけだと思います。神社へ初詣に行って、お寺へもお参りして、クリスマスもやる。最近はハロウィンなんかも抵抗無く受け入れる。
挙句の果てに、結婚式は初めて足を踏み入れる教会で挙げる。
別に悪いことじゃなくて、多様性を受け入れられるということだと思います。

良い悪いで語ると、極端な話戦争になる(宗教絡みの戦争って多いですよね)ので、そうならない日本って国は好きですけどね。
本当に「日本だけ」なのなら、それは貴重なことなんじゃないですか。そうなるに至った文化的、歴史的背景を考察するのは楽しいことです。
そして、そういうことは他国にもあると思います。
日本以外の外国が均質というのも有り得ませんし、「日本だけ」と言っている人が想定している「外国」は得てして、欧米(西側)だけだったりします。
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この回答へのお礼

回答者さんは素敵な捕らえ方をしてるんですね。(^-^)べつに日本が駄目とも嫌とも思ってません。むしろ好きですよ。日本人に生まれて良かったとすら思ってます。ただ、どうしてかな~。と思って。

確かに多様性を受け入れられるのはいいことですよね。一つしか宗教がないとどんなことになるかよくわかりました。

確かに日本だけなら貴重なことですよね。

そんなふうに「日本だけ」って思ってるのは欧米だけなんですね。確かにそういうのは欧米の人達しか見たことがありませんね。

ありがとうございました♪(v^-゜)

お礼日時:2012/04/18 01:05

日本だけ、を自分だけに置き換えて考えて見てください。


自分だけ、と考えれば人との違いが結構出てくるでしょう?それと同じで世界的に見ての日本だけ、となるわけですから、中国には中国だけ、アメリカにはアメリカだけ、ってのが沢山あるのですが、身近なことしか分からないという事でもあるのです。即ち、別に日本だけ、が特別ではありません。むしろ、中国だけ、なんて日本だけの何百倍もあるんじゃないですかね?
宗教は関係ないです。日本だけ、が特別多いわけでもないです。つまり、気のせいです。
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自動販売機を100m毎に置いてるのは日本だけ。



コンビ二が200m毎にあるのは日本だけ。

スーパーで買い物袋をくれるのは日本だけ。

商業施設にクーラー掛かっているのは日本だけ。


まあ、色々と日本だけはあります。


行列作っても文句を言わないのは(多少例外あり、か?)文句を言わないのは日本人だけ。

その行列の横入りしないのは日本人だけ。



なんてのもあるので、まあ、バランス取れているのはないでしょうか。
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